こんにちは!ナユタス所沢校ボイストレーニング&ギター講師の山沢です。
藤井風さん。
実はあんまり興味がなかったのです。
カッコいいし、ピアノ上手いし、芸術家っぽいし、哲学者っぽいし、奇抜なこと狙ってるし、
なんだか鼻につくな〜と。
ところが、先日、車でラジオを聴いていると、
ごくごく平凡な地味な曲。
なのに、脱力した歌とメロディに耳が誘われる。
そして、サビ!
静かに歌っているのに心が引き込まれるメロディ!
ムム、誰だ!
このアーティストは!
そして、ラジオから『藤井風 満ちてゆく』とのアナウンス。
本物でした!
カッコいいし、ピアノ上手いし、哲学的だし、芸術的だし、さらに叙情的だ!
藤井風さま。
この方、本当に、天才でした。
今頃、気づきました(笑)
さて、名曲『満ちてゆく』。
じっくり考察していきましょう。
公式動画、始まりからカッコいいですよね。
完全に洋画の始まりを意識した『息声のような英語の語り』。
そして、アコースティックなピアノ。
脱力した歌い方。
この曲、最後まで押し付けがましくないですよね。
そして途中から、いかにもデジタルで刻まれるDTMによるドラムのリズム。
さらに、『♪今なら本当の意味が分かるのかな』という歌詞。
実は、日本人は『〜かな』という歌詞に弱いです。
この漠然さが、控えめで、心に染み入るのです。
例えば、古くは、SMAPの『夜空ノムコウ』
『♪あれから僕たちは何かを信じてこれたかな』
『♪あのころの未来に僕らは立っているのかな』
『〜かな』に弱いんですよ〜。
作詞家を目指してる皆さん、しっかり覚えておいてくださいね♪
さて、この歌、ボーカルの小技も満載なんです。
脱力系ボーカルに、しゃくり、弱い裏声、そしてコブシなどなど、藤井風さんのセンスが光ります。
最近、強く思うのですが、ボイトレ用語が飛び交う時代の中、なんだかんだ言って、流行に流されずに使われ続け、味があり、そしてキチンと歌うのが難しいのは、『コブシ』だと。
新旧を問わず、ボカロ系を除けば、かなり昔から頻繁にコブシは使われてきました。
これまでブログでも取り上げた優里さんやスキマスイッチさんはもちろん、古くはサザンの桑田佳祐さん、鈴木雅之さん、さらにはローリンヒルやマライヤキャリー、Boyz II MenなどR&Bやソウル系のボーカリスト。
ただ、この『コブシ』。
キチンと歌うのって、けっこう難しいですよね。
藤井風さんの『満ちてゆく』ではコブシをかなり多用しており、しかも多種多様。
よーく聴いて歌う必要があります。
『コブシを制するものはボーカルを制する』です。
さて、そこで、もっとコブシを回したい方。
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