こんにちは、ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口真由です。
いきなり歌うと声がかれたり、喉に負担がかかることをご存知ですか？
それを防ぐために、適切な準備と発声練習が欠かせません。
今回はその具体的な方法をご紹介します！
・いきなり歌うと喉に良くない？！
これから歌の練習をしよう！というとき、いきなり声を出していませんか？
歌は、体が楽器です。
スポーツ前の準備運動と同じで、歌う前にもウォーミングアップをすることをおすすめします！
特に体の柔軟性は大事です。
肩や首を回して、凝りをよく解しておきましょう。
ラジオ体操もおすすめです。
・効果的な発声練習：リップロールと巻き舌のやり方
①リップロール
唇を軽く合わせて、
プルルルルル…
と息を出して振わせます。
唇や、顔周りの筋肉を緩ませることができます。
②巻き舌
舌を振るわせて、
ｒｒｒｒｒ…や
トゥルルルル…
などと発音します。
舌を緩ませてリラックスさせることができます。
舌を緩ませることは、歌う際にとても重要です！
巻き舌が出来ない人は、根気強く練習してみることをおすすめします。
お家でTVを見ながらでも取り組める、効率的な練習方法です。
・ハミングで高音を出すための秘訣
ハミングは「んー」という音で歌う、鼻歌のような発声です。
唇は閉じ、口の中はリラックスした状態で、舌を上顎にくっつけます。
「んー」と鼻に息が抜けていく感覚で発声しましょう。
このとき、鼻への響きを感じてください。これが、ミックスボイスや高音を出すヒントになります。
ここまで準備運動ができれば、
歌える喉になっていると思います。
実際に声を出して歌う発声練習のひとつとして、スタッカート(短く音を切る)を用いた練習をご紹介します。
スタッカートとは、
音を短く切って歌うことです。
はっ、はっ、はっ…
と1音ずつ短く切りましょう。
このときに、お腹を使って息を吐くことを意識します。
お腹は、
息を吐くと凹む
息を吸うと膨らみます。
スタッカートで1音ずつ歌うときに、お腹も同時に動かしてみましょう。
これは腹式呼吸の練習にもなります。
喉を痛めないためにも、
じっくりと時間をかけてウォーミングアップをして、
伸びやかで無理のない発声を目指しましょう。
もっと詳しく「歌の練習」の話を聞いてみたい。そんな方は、是非、ナユタス所沢校にお越しください。
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