YOASOBIの大ヒットデビュー曲「夜に駆ける」。
リリースされて5年たった今でも多くの人から愛される曲で、カラオケで歌うという人もいるのではないでしょうか。
アップテンポなリズムながら、どこか寂しさを感じる楽曲で、歌詞に込められた意味が気になりますよね。
そこで今回は、YOASOBIの「夜に駆ける」の歌詞を解説します!
YOASOBIの「夜に駆ける」は小説をもとにした楽曲
YOASOBIの「夜に駆ける」は、星野舞夜さんの長編小説「タナトスの誘惑」をもとに製作されています。
楽曲と小説を照らし合わせて解説していくのですが、かなりショッキングに感じるかもしれません…!
結論からいうと、決してハッピーな気持ちになれるラブソングではなく、生と死にまつわる繊細なテーマの楽曲です。
覚悟のある人は読み進めてください!
冒頭“沈むように溶けてゆくように~”
“沈むように溶けてゆくように
二人だけの空が広がる夜に”
楽曲の歌い出し。夜の静かな二人だけの世界、ロマンチック…と思いきや。
現実から逃げて解放される、命を終えるシーンを表現しています。
MVは、女性が飛び降りるシーンから始まり、『タナトスの誘惑』の冒頭と同じ。
楽曲では、生と死の葛藤、希望と絶望が入り混じった、2人が歩んできた道が表現されています。
メロディ“「さよなら」だけだった~”
“「さよなら」だけだった
その一言で全てが分かった
日が沈み出した空と君の姿
フェンス越しに重なっていた”
メロディの歌詞は、『タナトスの誘惑』にある、彼女の飛び降り自殺を止めた主人公と彼女の出会いを表現。
MVでも、フェンス越しの男性と女性が描かれています。
彼女を救いたい“騒がしい日々に~”
“騒がしい日々に笑えない君に
思いつく限り眩しい明日を
空けない夜に落ちていく前に
僕の手を掴んでほら”
辛い現実から逃げたい彼女。
主人公が彼女の生きる明日を願い、彼女を救おうと手を差し伸べています。
それでも彼女が焦がれる“君にしか見えない何か”
“君にしか見えない
何かを見つめる君が嫌いだ
見惚れているかのような恋するような
そんな顔が嫌いだ”
「君にしか見えない何か」は死神を指しています。
彼女は死神に恋をしているような、つまり死に対して焦がれている気持ちを持っている様子。
主人公は、彼女の心の奥にある苦しみや死への衝動を理解しつつも、それをどうすることもできない。無力感を表現しています。
“終わり”に主人公が引き込まれる
“「終わりにしたい」だなんてさ
釣られて言葉にした時
君は初めて笑った”
“変わらない日々に泣いていた僕を
君は優しく終わりへと誘う”
薄々気づかれているかもしれませんが…。
「終わり」とは付き合っているカップルの別れではありません。
生きることの迷いや死への誘惑を表現しています。主人公は彼女と一緒に…。
最後は“二人いま夜に駆けだしていく”
“繋いだ手を離さないでよ
二人いま 夜に駆けだしていく”
二人で一緒に飛び降りるシーンです。
「夜に駆ける」って言葉だけ聞くとファンタジー感があるのですが、意味を知るとなんとも言えない気持ちになってしまいました。
YOASOBIの『夜に駆ける』歌詞解説まとめ
驚きの意味が込められている歌詞ですが、やはり誰もが知っている名曲。
カラオケで歌うと盛り上がるのは間違いなしです。
とはいっても、歌うのが苦手だとカラオケに行きづらいことや、行っても楽しく過ごせないことも。
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