セリフに命を吹き込む!感情表現を高めるブレス活用法
こんにちは、ナユタス所沢校ボイトレ講師の原です。
台本を読む際、「もっと感情を乗せてほしい」「感情の乗せ方がわからない」というお悩みをよくいただきます。
実は、私たちが日常会話で自然に気持ちを声に乗せているように、演技のセリフでも意識すべきポイントは“ブレス(息を吸う瞬間)”にあります。
今回は、そのブレスを使って感情表現を豊かにする方法をご紹介します。
日常会話から学ぶ感情表現のヒント
「ロジック」で感情を乗せようとしない
普段の会話で、私たちは「ここでこの言葉に感情を足そう」と理屈で考えて話すことは少ないですよね。
自然と、嬉しいときは声が弾んだり、悲しいときは声が沈んだりと、感情は自動的に声へ表れます。
この“自然な感情の流れ”を台本のセリフでも同じように再現できれば、言葉だけが浮いてしまうことなく、スムーズに感情を届けることができます。
感情のカギは「セリフ直前のブレス」にある
日常生活でも、感情が高ぶると息の吸い方が変わったり、呼吸が乱れたりしますよね。
実はその変化こそが、感情表現の大きな手がかりです。セリフを言う際も、言葉を発する直前にどんなブレスをするかを意識してみましょう。
ブレスによって「今はこういう気持ちだ」と脳や体に信号を送ることで、自然に感情が声に乗るようになります。
ブレスを活用した感情表現の練習法
セリフの前に言葉を“ひとつ”足す
「これ食べたい!」というセリフで、例えば美味しそうだなという感情を込めたいなら、セリフ直前に「(おいしそうだな)」と心の声を足してみてください。
その言葉を頭の中でつぶやきながらブレスを取ることで、「これ食べたい!」と発するころにはすでに感情が立ち上がっています。
ブレスをするたびに“補助セリフ”を使う練習を繰り返すと、自然に感情が乗った声を出せるようになるはずです。
感情の立ち上がりを早くするポイント
演技中、どうしてもセリフの出だしが平坦になってしまう場合は、感情のスイッチを入れるタイミングを早めに取ることが大切です。
セリフを読む数語手前、あるいは呼吸をする瞬間に感情をしっかり意識づけましょう。
慣れてくると、台本を見ただけでどの程度のブレスをし、どんな感情トーンで話すかがイメージできるようになります。
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いかがでしたか?セリフに感情を乗せるポイントは、実は“ブレス”という小さな動作にあります。
自分に合った呼吸のコントロールを身につけると、声の表現力が飛躍的に向上します。
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