中島みゆきさんの『時代』は、1975年にリリースされた名曲です。
「まわる~まわるよ、時代はまわる~」は、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
サビだけでなく、メロディや歌詞全体が心に深く響く作品です。
この記事では、中島みゆきさんの『時代』の歌詞を取り上げて、意味をじっくり考察していきます。
中島みゆき『時代』の歌詞の意味を考察
『時代』は多くのアーティストにカバーされ、2020年には映画の主題歌にも起用されるなど、世代を超えて愛されて続けている楽曲です。
長く人々の心をつかむ理由は、耳に残るメロディ、そして深いメッセージを含んだ歌詞があるから。
冒頭の歌詞からサビまで、その言葉に込められた意味を考察していきます!
曲の入り“今はこんなに~”
“今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて”
深い悲しみの中にいる「今」の心情を表しているフレーズから楽曲が始まります。
“涙も枯れ果てて”から、泣き過ぎてもう涙も出ないほどのつらさ、心の疲弊を感じますよね。
悲しみのピークにいる自分を認めているようです。
悲しみのピークから前を向く“もう二度と~”
“もう二度と笑顔には なれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ”
悲しくて「もう笑えない」と感じていますが、前を向こうとしている、心の変化が分かる部分です。
今の悲しみも、時が経てば「そんなこともあったね」と懐かしく、やわらかく語れる日がくるという希望が語られています。
そして、「きっと笑って」という言葉は、未来にある自分の笑顔を信じているようです。
未来にある前向きな自分を信じているからこそ、今を耐えられる、時間の癒しと人間の強さが感じられます。
人生を委ねる“だから今日は~”
“だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう”
サビの前の一文。
無理に元気になる必要もない。ただ、「くよくよしないで」と少し肩の力を抜いて、「今日という日」を生きていこうという提案をしています。
自然の風に身を任せるように、人生の流れにも委ねてみようという、優しさが込められています。
誰もが知るサビ“まわる”とは
“まわるまわるよ時代は回る
喜び悲しみくり返し”
「時代」は、年月の流れだけでなく、「人生のサイクル」や「運命の巡り」のような広い意味を持っていると思います。
「まわる」という繰り返しの表現は、どんなに今が辛くても、それが永遠には続かないことを教えてくれているようですね。
人生は、いいことばかりでも、悪いことばかりでもなく、喜びと悲しみが交互にやってくるもの。
嬉しいことも辛いことも含めて「人生」なんだ、という中島みゆきさんらしい、深くて暖かいまなざしを感じます!
“生まれ変わって”が意味すること
“今日は別れた恋人たちも
生まれ変わってめぐり逢うよ”
愛の終わり、別れの痛み、それを経験している人への共感が込められています。
“生まれ変わって”から輪廻転生かと思いますが、もっと広く、「形を変えて再び出会う」「新たな関係や心の変化を経てまたつながる」という意味合いに感じます。
つまり、別れは終わりではなく、新しい出会いへの始まりであるという、あたたかく前向きな意味が込められています。
中島みゆきさんの『糸』と同じように、まるで糸を紡ぎ合えるような人間関係を感じるフレーズです。
中島みゆき『時代』の歌詞の意味を考察まとめ
中島みゆきさんの『時代』には、人生の悲しみや喜びを受け止めて、進んでいく強さが込められています。
聴くだけで癒されたり、励まされたりするこの名曲を、自分の声で歌えたら素敵ですよね。
とはいえ、「自分には自信がない」「歌は苦手」と思う方も多いはず。
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