上手く歌えるようになったけれど何か物足りない、
感情を表現したいけれどどうしたらそんなふうに“聴こえる”ようになるんだろう?──
そう思ったことはありませんか?
楽器を演奏するときに「歌うように演奏しましょう」と言われることがよくあります。
そうすることで、ただ演奏して平坦に聴こえていた音楽にメロディの強弱や抑揚が生まれ、音楽が豊かになるからです。
では、歌を感情豊かに聴かせるためにはどうすれば良いでしょうか?
楽器の場合は「歌うように」。では歌の場合は?
歌の練習というと技術面の向上ばかりになりがちですが、
感情を表現するにはそれ専用のアプローチが必要です。
ここでは、自分の歌をさらにステップアップさせるための方法をご紹介します。
1. 歌詞を読み込む
歌と、楽器のみの曲との一番の違いは、歌には歌詞があることです。
歌は演劇と同じく、音楽に乗せて演技をしているわけですから、台詞――音楽で言うところの歌詞――が非常に大切になります。
歌う練習だけでなく、歌詞を朗読することも重要です。
朗読することで、普段の歌唱だけでは気づきにくいフレーズ感や言葉のイントネーション、発音などを注意深く確認できます。
2. 歌詞の意味を理解する
感情を表現するうえで、次に大切なのが歌詞の意味を読み解くこと。
ポップスなら作詞者・作曲者が何を伝えたいのか、
ミュージカルなら担当キャラクターがどんな人物で、どのような状況で歌うのか。
歌詞を深く分析することで理解が深まり、歌う際の感情表現の材料になります。
3. 楽譜を見てみる
楽譜には速度記号や強弱記号など、演奏上重要な指示が記されています。
自分の歌唱パートはもちろん、伴奏や他の楽器のパートを含めて楽譜を確認すると、感情表現のヒントが隠れていることが多々あります。
楽譜分析も、感情理解や表現を深める大切なプロセスです。
4. 歌唱のテクニックを身につける
分析・理解が深まったら、それを適切に表現するための歌唱テクニックを身につけましょう。
曲の雰囲気に合わせて“がなり”を入れる、力強く歌う、逆にしっとり静かに歌う……。
さまざまなテクニックを習得し、曲ごとの雰囲気に応じて取り入れることで、音楽にさらなる深みが生まれます。
まとめ
技術面の向上だけでなく、歌詞の理解・楽譜の分析・適切なテクニックの習得という多角的なアプローチを取り入れることで、
歌に込めた感情はより鮮明に聴き手へ伝わります。
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