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YOASOBI『群青』の歌詞の意味を考察!「ブルーピリオド」にインスパイアされた楽曲ボイトレ&ダンス教室のナユタス所沢校

YOASOBIの『群青』は、アルフォートミニチョコレートのCMソングで、山口つばさ作の漫画「ブルーピリオド」にインスパイアされた楽曲です。
迷いや不安、葛藤を抱えながらも、自分に正直になり表現を通して前に進んでいく。そんな主人公の変化が、歌詞で表現されています。
この記事では、『群青』の歌詞に込められた意味やメッセージを解説していきます!

YOASOBI『群青』の歌詞の意味を考察!

『群青』は、日常のモヤモヤとした違和感から始まり、夢や本音に出会い、自分自身の色を見つけていくストーリーが描かれています。
ここでは、歌詞のパートごとに意味を解説していきます。

導入“嗚呼いつもの様に~”

“嗚呼いつもの様に
過ぎる日々にあくびが出る
さんざめく夜越え今日も
渋谷の街に朝が降る”

変化のない毎日を描く冒頭。
惰性で過ぎていく日々への虚しさや、退屈さを感じている様子が伝わってきます。
“さんざめく”は、ざわざわと騒がしい様子を指す言葉。騒がしく、きらびやかで、どこか空虚な夜を過ごしているようです。
渋谷は多くの人が行き交いますが、どこか孤独も感じる街。“朝が降る”という受け身な表現は、心がまだ暗闇にいること意味しているようにも伝わります。

本当に声に気づかせる“知らず知らず~”

“知らず知らず隠してた
本当の声を響かせてよ
ほら 見ないフリしていても
確かにそこにある”

自分でも気づかないうちに本音や夢といった「本当の気持ち」を押し込めていた心情が表れています。
まるで自分に向かって言い聞かせているようなフレーズが印象的です。
夢や想いを諦めたフリをしても、それは自分の中から消えたりはしないんだと、気づかせています。

自分に気付いた最初のサビ

“嗚呼 感じたままに描く
自分で選んだその色で
眠い空気繕う朝に 訪れた青い世界
好きなものを好きだと言う
怖くて仕方ないけど
本当の自分 出会えた気がしたんだ”

自己表現の自由や、夢中になれるもの、大切にしたい気持ちを、自分の意思で選び取った瞬間の輝きが伝わってくるサビ。
「ブルーピリオド」の主人公が、自分の色を見つけていく過程にも重なります。
自分を偽って、なんとか日常を繕っていた“演じる朝”に、ふと現れる“青い世界”。まさに本当の自分に気づいた瞬間です。
“青”という色には、青春や自由といったポジティブな意味合いだけでなく、迷いや葛藤といったネガティブな感情も含まれていて、まるで本音と向き合うことそのものを感じます。

自信がないから描いてきた“何枚でも”

“嗚呼何枚でも ほら何枚でも
自信がないから描いてきたんだよ
嗚呼何回でも ほら何回でも
積み上げてきたことが武器になる
周りを見たって 誰と比べたって
僕にしかできないことはなんだ
今でも自信なんかないそれでも”

一般的には「自信があるから行動する」と思われがちですが、実際はその逆で、「自信がないからこそ、行動してきた」というリアルな葛藤が描かれています。
繰り返し挑戦してきたこと。それは地道に積み重ねてきた時間や努力で、自分の中にちゃんと残っている強さを表現しています。
不安は消えないし、完璧にはなれないけれど、自分を信じて前に進もうとする意志が感じられます。

希望や道しるべの“光”

“感じたことない気持ち
知らずにいた想い
あの日踏み出して
初めて感じたこの痛みも全部
好きなものと向き合うことで
触れたまだ小さな光
大丈夫 行こう あとは楽しむだけだ”

夢に向き合うことで初めて芽生える、ワクワク、不安、喜び、戸惑いなどを実感しているようです。
夢や表現に向き合うと、うまくいかないことや、人からの評価、迷いや怖さもあるもの。
でもここでは、その痛みすらも「意味がある」と受け入れられるようになった、という成長が描かれています。
“光”は、希望や可能性、自分の道しるべ。
たくさんの不安と迷いを越えてきたからこそ、“大丈夫 行こう あとは楽しむだけだ”と力強い決意が見えます。

自分に価値を見出せた“全てを賭けて描く”

“嗚呼 全てを賭けて描く
自分にしか出せない色で
朝も夜も走り続け 見つけ出した青い光
好きなものと向き合うこと
今だって怖いことだけど
もう今はあの日の透明な僕じゃない
嗚呼 ありのままの かけがえの無い僕だ”

止まらずに進み続けたからこそ、ようやく自分だけの“青い光”にたどり着いたという描写です。
“あの日の透明な僕”は、まだ何者でもなかった、周囲に溶け込んでいた過去の自分。
けれど今は、傷ついて、悩んで、乗り越えてきたからこそ、“色”を持てた自分に変わりました。
自己否定や他者との比較ではなく、「自分であること」に価値を見出せるようになっています。

『群青』を歌うなら、ナユタス所沢校

YOASOBIの『群青』は、自分の本当の気持ちや夢と向き合いながら、一歩踏み出す勇気を描いた楽曲です。
カラオケでも盛り上がる楽曲で「歌えるようになりたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
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