こんにちは。ナユタス所沢校講師のMARIKOです。
歌手の方たちの魅力的な歌声。
あれは何故、どういう風に作られているのか。
気になりませんか?
今日は【歌声を作る要素】についてお話しします。
皆さんが聴いている魅力的な歌声は、
様々な要素が組み合わさっています。
大きく分けて以下の5つがあります。
①声門閉鎖の強弱
②喉頭位置
③共鳴の場所
④舌の位置
⑤呼吸
などです。
他にも要素はありますが、この5つは声質に大きく影響します。
一つずつ説明していきますね。
①声門閉鎖の強弱
喉にある『声帯』の閉鎖が弱いと、裏声やため息のような息混じりの声が出ます。
また、しっかりと閉鎖をしていると息漏れのない、強く響く声が出ます。
②喉頭位置
喉頭位置とは、分かりやすく言うと『喉仏の高さ』です。
低いとあくびをする時のような声になり、高いとカエル声やアニメ声のような感じになります。
上記は極端な例ではありますが、これを曲中でコントロールします。
③共鳴の場所
上がってきた息をどこで響かせるかによって声質も大きく変わります。
大きく分けて鼻、口、喉の3箇所です。それぞれ響きが大きく違います。
④舌の位置
舌の位置によっても響きが変化します。
舌が奥まっていたり巻いていると、少しこもった印象になりますし、前に出ている、上がっているとキンキンとした成分を含みます。
⑤呼吸
呼吸もとても重要で、息にうまく声を乗せて流れるように歌うか、息を止めがちに歌うか、また声帯にかかる呼気圧によっても変わってきます。
これらの要素を理解したうえで、歌手や歌の表現によって使い分ける事が重要になってきます。
歌手の方達は、1曲の間ずっと一辺倒に同じ歌い方をする方はほとんどいません。
また、歌手によっても持っている強い要素が違います。
特にAdoさんやMrs.GREEN APPLEの大森さんは、1曲の中でこれらの要素をコロコロと自在に変化させているので、真似して歌おうとするとなかなか難しく感じるのです。
歌でより深い表現をしたい場合には、これらの要素をひとつひとつ分離させて練習させていくのが良いです◎
ただ、練習をしていると
『分離させるってどういうことだろう?』
『これで出来ているんだろうか?』
などの疑問が生まれると思います。
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