こんにちは!
ナユタス所沢校ボイストレーナーの坂口です。
「自分の歌、ちょっと癖が強いかも…」
そんな風に感じたことはありませんか?
クセのある歌い方って、悪いことのように思われがちですが、実はそれが“あなたらしさ”や“表現力”に変わることもあるんです。
今回は、「癖のある歌い方は直すべきか?」という疑問に向き合いながら、表現力を高めるために大切なブレスコントロールの練習方法まで、わかりやすく解説していきます!
歌の癖は直すべき?それとも活かすべき?
癖がある歌い方いうと、様々な歌い方が思い浮かぶと思いますが、ネガティブに捉えられることが多いですよね。
癖を取りたい、という悩みを持つ方もたくさんいらっしゃると思います。
よくある癖の一つとして、
音を切るときに、音程や息を下に下げながら切る歌い方があります。
エレキギターの演奏でも聴くことがあるこの切り方ですが、ロックな感じがしてかっこいいんですよね!
この切り方は、曲によっては表現の一つとして効果的に使うことができると思います。
ただ、毎回それを入れてしまうと印象が強すぎてしまったり、やりすぎ感がでてしまったり…それが癖のある歌い方と感じられてしまう原因だと思います。
音楽の流れを止めないことが大切
まず、歌うときに一番に意識したいことは、詩を伝えるために歌うんだ、ということです。
ピアノやギターなどの楽器では、歌詞を入れることができません。
歌詞を伝えられるのは、歌だけなのです。
人間は昔から、伝えたい思いを詩にして、歌にのせてきました。
何のために歌うのか?
いい声を出すためではなくて、伝えたい詩があるから歌うのだと思います。
そこで、詩をのせたメロディーの流れを妨げることをしてしまうと、音楽が止まってしまいます。
音楽が止まると、聴いている人の気持ちもそこで止まってしまうのです。
音楽の流れを止めないための練習
歌うときの原動力は息です。
お腹を使ったブレスコントロールで歌います。
やりたい表現を一旦置いておいて、ブレスコントロールでなめらかに歌う練習をしましょう!もっともニュートラルな状態で歌うことも、大切なテクニックのひとつです!
そのためにおすすめなのは、
母音(あいうえお)で歌う練習です。
まずは歌いたい歌詞をあいうえおに直します。
例えば、「私はメロンが好き」という歌詞なら、
「ああいあえお(ん)あうい」になります。
「ん」は難しいので、「ー」(前の母音を伸ばす)に直して歌っても良いです。
このときに注意したいのは、
「あ・あ・い・あ…」と区切るのではなく、
「あーいあえおーあうい」というように、なるべく滑らかに息を繋げて歌うようにしましょう。
癖はポイントで使えば“表現力”に変わる!
ニュートラルな歌い方ができたら、その流れを妨げない程度に、やりたい表現を入れてみましょう。
バランス次第で、癖を表現や個性として昇華できるようになると思います。
自分の癖と向き合うには第三者の耳も大切
私は、癖は消さなくて良いと思っています。
それはあなたの大事な個性ですし、自己表現でもあります。
けれど、それをどのように歌に取り入れれば、より歌いやすくなるのか、そこを追求していくのはなかなか大変なことです。
ボイストレーナーという第3者の耳を借りて、訓練してみるのが近道でもあると思います。
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