こんにちは!ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口です。
カラオケで歌っていて、「声が平べったくて物足りない」と感じたことはありませんか?
プロの歌手の声には、厚みや奥行きを感じさせる“立体的な響き”があります。
実はこの響きは生まれつきの才能ではなく、発声の工夫で誰でも近づけることができるんです。
今回は、声を“楽器”のように響かせるための具体的な3つの方法をお伝えします。
「声が通らない」「響きが足りない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
その方法は、
・後頭部を後ろに引っ張るように広げる
・声は後頭部を通って、前に出す
・顔の前に「声の焦点」を置いて、そこに向かって声を出す
の3つの手順です。
多くの場合、地声で歌っていて、声が喉から下顎に沿って声が出てきています。
そうすると、声を響かせる空間がないので、ペタッとした声になってしまうのです。
例えば、アコースティックギターは、硬いボディの中に空間が空いています。
弦を弾くと、その中の空気が振動して豊かな響きの音が鳴ります。
歌の場合も、空間を使って音を響かせる必要があります。
まずは、後頭部を上方向に斜め後ろに引っ張って、空間を広げるようなイメージを持ちましょう。
声は、後頭部から出すのではなく、前に出したいので、声の焦点は顔の前に置いておきます。
声の焦点とは、「ここに声を通す」という目印のようなものです。そこにマイクが設置されている、とイメージするのも良いと思います。
高さは鼻・目のあたりが良いです。距離は、顔から30センチほど離してください。出したい音の高さによって、距離と高さは変わってくると思います。
後頭部を広げて、声の焦点を置いたら、
声を後頭部の方から声の焦点に向かって大きくぐるっと回して出します。
喉から下顎に沿って出る声よりも、
もっと大きな軌道を描いています。
声が遠回りしているような感覚があるかもしれません。
このとき、
後頭部は後ろに
声は前に
出ていますので、頭の前後が大きく伸びるような、前後に長い空間を感じるような感覚があるかもしれません。
それでOKです!前後両方感じられると、声が出しやすくなって来ます。
大事なポイントは、
声は前に出すことです。
後頭部は通るだけ、声を後ろに出さないように意識してみましょう。
いかがでしたか?
ぜひ参考にしてみてくださいね!
ナユタス所沢校のボイトレコースでは、基礎的な発声や練習方法から、曲を歌うときに使うテクニックまで、生徒さんひとりひとりに合わせた丁寧なレッスンを行っています。
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