2000年にリリースされ、NHKドキュメンタリー番組『プロジェクトX~挑戦者たち~』の主題歌として知られる、中島みゆき『地上の星』。
メッセージ性のある力強い歌で、歌詞の意味が気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、中島みゆきさんの『地上の星』の歌詞を解説していきます。
中島みゆき『地上の星』の歌詞解説
この楽曲は、表舞台には立たない努力家たち、つまり“挑戦者たち”を『地上の星』と呼んで、黙々と社会を支える人を讃える楽曲です。
華やかな名声を追い求める現代社会の風潮に対して、中島みゆきさんは「本当に尊いものは、見えないところにある」と表現しています。
そんな楽曲の歌詞の意味を解説していきます。
冒頭“風の中のすばる~”
“風の中のすばる 砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく”
冒頭の“すばる”や“銀河”は、日常の中に埋もれた輝きや才能。
風や砂という自然の中で、輝くものたちは“見送られることもなく”消えていきます。
これは、目立つことも賞賛されることもない、無名の努力者たちの姿です。
中島みゆきさんは、社会の見えない場所で懸命に働く人々へ視線を向けています。
現代のヒーロー“草原のペガサス~”
“草原のペガサス 街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく”
空想の存在であるペガサスやヴィーナスを、現実の地上に置いて、名もなき努力者たちを比喩しています。
“見守られることもなく”というフレーズには、誰にも注目されずに働く人々の孤独と誇りを感じます。
空と地上を比べる“地上にある星を~”
“地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる”
ここは、『地上の星』というタイトルをまさに表現したパート。
人々は“空”=名声や成功、メディアで輝く人々ばかりを見つめ、“地上”=身近にある努力や支えに気づきません。
しかし、楽曲では輝く星は地上にあると訴えています。
ここでの対比が、曲全体の強い社会的メッセージを感じられます。
空からの地上を見る“つばめよ~”
“つばめよ 高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ 地上の星は 今何処にあるのだろう”
つばめは、空から地上を見る視点を持つ存在として描かれています。
空を飛ぶつばめに向けて、地上の星を見つけてほしいと呼びかけ、社会が忘れかけている存在を見つめ直すような願いも込めているようです。
氷は消える輝き“名だたるもの~”
“名だたるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む”
現代人の虚しさを感じるパート。
“氷”は、一瞬の輝きと儚さを表現し、名声や富を追い求めても、それは手の中で溶けてしまうと表現しています。
そんな「消える光」よりも、「地上で懸命に生きる星たち」の輝きに価値があると訴えています。
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社会へのメッセージと輝く人間を描いた『地上の星』は、力強く芯のある声が求められる楽曲です。
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