こんにちは！
ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口です。
ディズニー映画『アラジン』の名曲「ホール・ニュー・ワールド（A Whole New World）」は、世界中で愛され続けているデュエット曲です。
美しいメロディーで、音域的にも無理がなく、ボイトレのレッスンでも非常におすすめの楽曲です。
今回は、アラジン・ジャスミンそれぞれのパートで意識したいポイントや、デュエットならではの歌い方のコツを、分かりやすくお話していきます。
この曲をもっと気持ちよく、もっと美しく歌いたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください！
ホール・ニュー・ワールドはボイトレにもおすすめの名曲
ホール・ニュー・ワールドは、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか、というくらい世界中で知られている名曲です。
親しみやすく耳に入ってくる美しいメロディーで、音域的にも歌いやすく、ボイトレ初心者から中級者まで幅広くおすすめできる曲です。
アラジンパート：語りかけるように歌おう
まずは最初のアラジンパートから見ていきましょう。
歌い出しの歌詞はセリフのようになっているので、ジャスミンに優しく語りかけるイメージで歌うことが大切です。
ここで意識したいのは、声が単調にならないようにすること。
言葉の強弱や抑揚をつけて、感情がしっかり伝わるように歌ってみましょう。
声の響きは「口の空間」から生まれる
言葉が浅くなってしまうと、声の響きまで浅くなってしまい、歌詞が伝わりにくくなります。
まずはブレスのときにしっかり口を開けて吸うことを意識してみてください。
口が開いていると共鳴する空間ができるので、
・声の響きが良くなる
・滑舌もはっきり聞こえる
といったメリットがあります。
「大空〜」はスケール感大きく、伸びやかに
サビに向かう「大空〜」の部分は、曲全体の世界観が一気に広がるフレーズです。
ここではスケール感を大きく、伸びやかに歌いましょう。
語尾のロングトーンは、視線を斜め上に向けて、声が届く先をイメージしながら歌うと、声がぶれにくく安定します。
息の支えをしっかりキープしながら、最後まで丁寧に伸ばしてあげてください。
ジャスミンパート：ときめきをたっぷり乗せる
アラジンパート最後の「縛りはしない」を受け取って、ジャスミンの「大空〜」が始まります。
ここからは、ジャスミンの心が開き、世界が広がっていく瞬間です。
「ときめく胸 はじめて あなた見せてくれたの」のフレーズでは、
ときめきや高揚感をたくさん込めて、キラキラした気持ちで歌うことを意識しましょう。
語尾を伸ばす間も、音程をキープ
「あなた見せてくれたの」の語尾「の」を伸ばしている間に、アラジンが重なって入ってきます。
このとき、音程が不安定になると全体のハーモニーが崩れてしまいます。
・自分の音程をしっかりキープする
・でもアラジンのメロディーを邪魔しないボリューム感で歌う
この2点を意識しながら、安定したロングトーンを目指しましょう。
後半のハモリは、友だちと挑戦しやすいパート
曲の後半は、アラジンとジャスミンの掛け合いとハモリが続きます。
構成自体は比較的シンプルなので、初心者でもハモリに挑戦しやすいデュエット曲です。
ひとりでメロディーだけを歌う練習に慣れてきたら、
・片方だけをピアノで弾いてもらう
・相手のパートを流しながら自分のパートだけを歌う
といった練習方法もおすすめです。
ぜひ、お友だちやパートナーと一緒に練習して、美しいハーモニーを作ってみてください！
ナユタス所沢校のボイトレで、ホール・ニュー・ワールドをもっと素敵に
ナユタス所沢校のボイトレコースでは、
・基礎的な発声や呼吸法
・曲を歌うときに使うテクニック
・デュエットやハモリのコツ
などを、生徒さん一人ひとりに合わせて丁寧にレッスンしています。
ホール・ニュー・ワールドをもっと上手に歌いたい方、
デュエットで綺麗にハモれるようになりたい方は、ぜひ一度レッスンを体験してみてください。
ナユタス所沢校では、無料体験レッスンを受付中です。
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