こんにちは!
ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口です。
今回は、歌うときの体幹を感じやすくする方法として、ちょっと意外なアイテム──
「ヒール」を使ったボイトレについてお話しします。
腹式呼吸だけ意識していませんか?
歌うときには腹式呼吸を使うことが大切ですが、
- 「お腹を使おう」と意識しすぎてしまう
- お腹の外側の筋肉(腹直筋など)がガチガチに固まる
- 結果的に、かえって声が出にくくなる
ということがよくあります。
本来使いたいのは、外側の筋肉ではなく、内側の筋肉=インナーマッスル(体幹)です。
ただ、この体幹は、普段の生活の中で意識して使うことがあまりないため、
「どこをどう使えばいいのか分からない…」と感じる方も多いと思います。
ヒールを履くと体幹が分かりやすくなる理由
そこでおすすめなのが、ヒールを履くことです。
とくに7センチ以上のピンヒールがおすすめで、履くだけで自然と体の芯がスッと通る感覚がつかみやすくなります。
ヒールを履いて立ってみると、
- 足首が不安定になる分、無意識に体幹でバランスを取ろうとする
- 体の中心に「一本軸が通った」ような感覚が生まれやすい
- 上半身が立ち上がり、姿勢が自然と整いやすい
といった変化を感じられる方が多いです。
この「軸が通った感覚」を、そのまま歌うときにも活かしていきます。
ヒールが履けない場合の体幹トレーニング
ヒールが履けない方は、次のような方法でも体幹を感じることができます。
- まずはいつも通りまっすぐ立ちます。
- かかとを少し持ち上げた状態で、しばらくキープしてみます。
- ふらつかないようにバランスを取ろうとすると、体の中心が働くのを感じられるはずです。
- そのままゆっくりとかかとを下ろし、体幹の働きだけを残していきます。
このとき、重心は足の中心に持っていきましょう。
イメージとしては、
- 母指球(親指のつけ根)
- 小指球(小指のつけ根)
この2つの中間あたりに体重が乗っている感覚です。
歌うときの注意ポイント
ひとつ注意していただきたいのは、歌っている最中にかかとを上げないことです。
高音を歌うときなどに、気持ちが上がってつられてかかとも上がってしまうことがありますが、これは逆効果。
重心が上に逃げてしまい、
- 声が浮いてしまう
- 音程が不安定になる
- 喉に力が入りやすくなる
といった状態になりやすくなります。
大切なのは、
- ヒールを履いたときに感じられた体幹の感覚をキープすること
- 重心は足の中心に置き、地面にしっかりと立っていること
この2つです。
もしヒールを履いて歌うことができる環境であれば、ぜひ一度試してみてください。
体幹が安定すると、声の響きや歌いやすさが変わるのを感じられると思います。
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