こんにちは！
ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口です。
今回は、ロングトーンを安定して伸ばすための練習方法をご紹介します。
ロングトーンとは？
ロングトーンとは、息を長く一定に伸ばして音をキープする発声のことです。
途中で音が揺れたり、息が足りなくなってしまう場合は、正確なブレスコントロールができていない可能性があります。
まずは腹式呼吸からスタート
息を吐くとお腹が薄くへこみ、息を吸うとお腹がふくらむ動きが腹式呼吸の基本です。
この動きをしっかり身につけることで、ロングトーンが安定しやすくなります。
STEP1：4秒で息を吐く練習
口から息を吸ったら、4秒間かけて息を吐きます。
このとき、上下の前歯を軽く噛み合わせながら「スー」というSの子音で細く息を出しましょう。
ポイントは、常に一定のスピードで息を吐き続けることです。
STEP2：8秒で息を吐く練習
4秒で安定して吐けるようになったら、次は8秒にチャレンジします。
8秒間で息を使い切るイメージで、一定の速度で伸ばし続けてください。
お腹の使い方をつかむ練習
お腹を使う感覚をつかみたい場合は、
お腹と手の間に柔らかいボールを挟み、息を吐きながら軽く押してみましょう。
腹筋が働く感覚がつかみやすくなります。
ロングトーンは歌の基礎力アップにつながる
歌を上手く歌うために、ブレスコントロールは欠かせません。
地道な練習ですが、ロングトーンは確実に歌の安定感を高めてくれるスキルです。
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