歌っていると「高音になると喉がぎゅっと締まって苦しい」「サビになると声が詰まって思うように歌えない」と悩んでいませんか?
高音で喉が締まる理由は、力の入れ方や息の使い方、響かせる位置が上手くできていないケースが多いですが、練習すれば改善できます!
今回は、高音になると喉が締まって苦しい理由と、ラクに高音が出るようになる改善ステップを紹介します。
高音になると喉が締まって苦しい理由
高音で喉が締まるのは、いくつかの要因が同時に起こっているケースがほとんどです。
まずは、自分がどのタイプに当てはまるのかを確認してみましょう。
声帯を締めすぎている
高音を出そうとすると、「しっかり声を出さなきゃ」と無意識に声帯を強く閉じてしまいます。
声帯は閉じることは必要ですが、閉じすぎると振動しにくくなってしまいます。
すると、声が詰まって苦しい、音程が上がらないといった状態になりやすいです。
咽頭が持ち上がりすぎる
高音を力ずくで出そうとすると、咽頭がぐっと持ち上がります。
そうなると喉まわりの筋肉が緊張し、圧迫感や苦しさにつながります。
高音で喉が上がるのは自然な発声ですが、上がりすぎると歌いづらいです。
息の圧が強すぎてコントロール不足
「高音でたくさん息を出さないと」と思い、息を一気に押し出していませんか?
これは張り上げて発声している状態で、苦しくなってしまいます。
息の圧が強すぎると声帯は硬くなり、結果として喉が締まってしまいます。
響きが喉にとどまる喉声の状態
響きが胸や喉あたりに残ったまま高音へ行くと、負担が喉に集中してしまいます。
高音は喉で無理やり押し出す音ではありません。
響きの位置は、胸→喉→口→鼻→頭のほうへと自然に引きあがっていくもの。
響きが上に逃げていく感覚がわからないまま高音を発生すると、喉だけで音を支えるので喉が苦しくなってしまうのです。
高音がラクになる!4つの改善ステップ
喉が締まる原因がわかったら、次は正しい順番で改善していきます。
いきなり高音を出そうとせず、段階的に感覚を整えていきましょう。
1.喉とまわりを脱力する
声を出す前に、喉とまわり緩めることが大切です。
・首と肩のストレッチ
首を左右にゆっくり倒しながら深呼吸、肩をゆっくり回してストレッチしましょう。
・「ふ~」と吐く
「ふ~」と息を吐きましょう。喉が自然に開いている状態です。
この開き感を覚えたまま、無理のない高さで「う~」「お~」と軽く声を乗せていきます。
2.息のスピードと量を整える
高音ではたくさんの息よりも、コントロールした息の量が重要です。
プルルル~と唇を震わせ、音階を少しずつ上げていきます。
喉に力を入れず、苦しくないところまでチャレンジします。
3.響きを喉から上へ移動させる
高音は、喉で押し出すのではなく口・鼻・頭に響かせることでラクになります。
下唇を少し前に出して「う〜」と発声すると、息の流れが上に向かいやすくなります。
ミックスボイス(地声と裏声の中間)の感覚もつかみやすくなる練習です。
4.「慣らす→少し挑戦→戻す」の順番で
高音練習は、喉に負担をかけすぎないよう音域を広げていく必要があります。
・慣らす:出しやすい中音域で脱力と響きを確認
・挑戦:半音~1音だけ高く短くラクに
・戻す:すぐに出しやすい音に戻してリセット
この順番を繰り返すことで、少しずつ高音を出すコツがわかるようになっていきます。
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喉締めの改善は、力の入れ方や息の使い方、響かせる位置を修正するものです。
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