豊橋校

歌が上手くなりたいと思った時、必ず避けて通れないのが
「地声」と「裏声」の違いです。

豊橋校に来る生徒さんも、

地声が苦しくて高音が出ない
裏声になると弱々しくなる
ミックスボイスってそもそも何？

こんな悩みを抱えて体験レッスンに来られます。

地声と裏声を正しく理解し、バランスよく使えるようになると
声のコントロール力が一気に上がり、歌える曲の幅も大きく広がります。

今回は、初心者でも必ず理解できるよう、
声の仕組みから練習方法まで丁寧に解説します。

地声と裏声はどう違う？声帯の仕組みから見てみよう

まずは、発声の基本である「声帯の働き」から。

地声（チェストボイス）とは？

地声は、声帯がしっかり閉じて振動し、
太く・強く・はっきりとした音が出る発声です。

イメージ

日常会話の声
力強い低音
サビの入りなど音圧が必要な部分

声帯が厚く振動しているため、パワーが出やすい反面、
そのまま高音へ行くと苦しくなりやすい特徴があります。

裏声（ファルセット）とは？

裏声は、声帯が薄く伸びて、
軽く・柔らかく・息が多い音が出る発声です。

イメージ

ファルセット
息の多い優しい声
ハイトーンの入り口になる声

裏声は喉の負担が少ない反面、
最初は音量が出にくく、弱く聞こえやすいという特徴があります。

地声と裏声の大きな違いまとめ

発声	声帯の状態	音の特徴	利点	苦手になる場面
地声	厚く閉じて振動	太い・強い	パワーが出る	高音になると苦しい
裏声	薄く伸びる	軽い・柔らかい	喉への負担が少ない	音量が出にくい

どちらが良い・悪いではなく、
両方を使い分けることが歌の上達の鍵になります。

ミックスボイスとは？地声と裏声の“間の声”

歌が上手い人のほぼ全員が使っている発声が
ミックスボイスです。

名前から難しそうに感じますが、実はシンプル。

地声の強さを少し減らし
裏声の軽さを少し混ぜた声

この「中間のバランス」を指します。

ミックスボイスができると

苦しくない高音
スムーズな音のつながり
声量と軽さの両立

が可能になります。

NAYUTAS豊橋校でも
「ミックスができた瞬間、今まで出なかった高音が急に楽になった！」
という生徒がとても多いです。

初心者がやりがちな間違い

ミックスを作ろうとする初期にありがちなのが次の3つ。

① 地声を張り上げる

→ 喉が締まり、上へ行くほど苦しい声に。

② 裏声で逃げすぎて弱々しくなる

→ 力が乗らず不安定になる。

③ 喉で無理にコントロールしようとする

→ 喉を痛め、発声が崩れてしまう。

ミックスは“喉で作る”のではなく、
息と声帯のバランスで作ることが大切です。

初心者でもできる！地声・裏声のバランスを整える練習

ここでは、NAYUTAS豊橋校のレッスンでも行っている効果的な練習法を紹介します。

STEP1：裏声の安定化（優しい息を流す）

裏声は軽く出せるため、高音の基礎を作るのに最適。

練習

「ホー」「ヒー」で優しい裏声
息を止めない
喉に力を入れない

裏声が安定すると、ミックスの入り口に近づきます。

STEP2：地声の負担を減らす（軽い地声）

次に、地声を軽くする練習です。

練習

普段の声より少し弱く
「アー」を5秒伸ばす
胸を張りすぎない姿勢で息を安定

“地声を軽くする”ことで、裏声へのつながりが良くなります。

STEP3：地声と裏声をつなぐ（ブリッジ）

ミックスの大きなポイントは“境目”を知ること。

練習

地声で上がる → ひっくり返る
裏声へ移行して続ける
ひっくり返りポイント（換声点）を理解する

ひっくり返ることを恐れないのが上達の近道です。

STEP4：ミックスの入り口を作る（息量を調整）

最後は息の量でミックスに近づけます。

練習

地声で「アー」
高くなるほど息を少し多く
裏声に完全に抜けないギリギリの軽さをキープ

この“軽くする意識”がミックスに繋がります。

地声・裏声の使い分けで歌が劇的に変わる理由

NAYUTAS豊橋校の生徒も、地声と裏声のバランスが整うと

高音が楽になる
低音が安定する
表現力が上がる
長時間歌っても喉が疲れにくい

といった変化を実感しています。

特に、ミックスの入り口を掴むと
使える音域が一気に広がるため、
歌える曲が急激に増えていきます。

独学が難しいのは“感覚の修正”が必要だから

地声・裏声・ミックスのバランスは
自分では見えない「クセ」が大きく影響します。

豊橋校のマンツーマンレッスンでは

声帯の動き方
喉の締まり具合
姿勢・息の方向
その人に合うミックスの作り方

まで講師が細かくチェックするため、
短期間で大きく変わる生徒が多いです。

まずは体験レッスンで“自分の声”を知るところから

豊橋校の体験レッスン（全体1時間30分）では

カウンセリング（5分）
マンツーマンレッスン（45〜50分）
コース案内

の流れで、自分の発声の癖をしっかり分析できます。

地声・裏声の違いが分からない初心者こそ
一度プロの目で声を見てもらうことで
上達のスピードが格段に上がります。

まとめ

地声と裏声は、声帯の使い方が違うだけで
どちらも歌には必要な大切な声。

そして、両方をバランスよく使う“ミックス”が整うと
苦しくない高音・安定した声・表現力が手に入ります。

初心者はまず

裏声を軽く安定
地声を軽くコントロール
境目をつなげる
この3ステップを意識するだけで、発声が劇的に変わります。

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