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なぜ今、ヒット曲がどんどん短くなっているのか?


Sabrina Carpenter | Short n’ Sweet 💋

 

2024年の夏、音楽界で注目されたアルバム『ショート・アンド・スイート』(サブリナ・カーペンター)と『ブラット』(チャーリーXCX)は、共に1〜3分ほどの短い曲を中心に構成されていました

実はこれは偶然ではなく、世界的なトレンドです

英エコノミスト誌の調査では、1990年に約4分22秒だったヒット曲の平均時間が、2024年には約3分34秒へと短縮されています

ワシントン・ポスト紙のデータでも、2020年代のヒット曲の平均は3分15秒と、過去最短になっていました

背景には、音楽を聴く環境の変化があります

かつてはレコードやCDといった物理メディアの制限により曲の長さが左右されていましたが、現在ではストリーミングサービスが主流

特にSpotifyでは30秒以上再生されなければ収益が発生しない仕組みがあり、短い曲のほうが何度も再生されるため、経済的にも有利なのです

さらに、TikTokなどの短尺動画プラットフォームの影響も大きいです

バズるためには「耳に残るフレーズ」が求められ、構成もよりシンプルに。実際に英国のヒット曲の多くがTikTokを通じて流行しており、曲の一部が切り取られても魅力が伝わる短さが好まれています

このように、楽曲の長さは単なる好みではなく、時代の技術や経済構造によって大きく左右されているのですね♬


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