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ボイストレーニングコース

ボイトレで押さえておきたい4つの要素とは|ナユタス 豊中校


【 音域チェック】 歌いやすくなる キー設定 と 日本人の平均キー

 

ボイストレーニングにおいて重要な4つの音楽的要素、「音程」「音域」「ピッチ」「キー」は、それぞれ異なる役割を持ちながらも互いに密接に関係しています

 

まず「音程」とは、2つの音の高さの差を表します

たとえば「ド」から「ミ」までの間には「長3度」という音程があります

この音程を正確に取れるかどうかは、歌のメロディを正しく再現できるかに直結します

音程を正しく理解し、それを正確に発声する能力は、歌唱力の基礎となります

 

次に「音域」は、あなたの出せる最低音から最高音までの範囲を意味します

これは声帯の構造や筋力、呼吸のコントロールによって決まり、トレーニングによって徐々に拡張することが可能です

自分の音域を知ることは、無理なく歌えるキーを見つけるためにも欠かせません

 

「ピッチ」は、一音一音の高さそのものを指し、たとえばチューナーで表示される「A4=440Hz」といった数値的な高さです

ピッチが正確であることは、音程が安定して聞こえるために不可欠です

たとえ音程の知識があっても、ピッチが外れていては不協和に聞こえてしまいます

 

そして「キー」とは、楽曲全体の音の高さの基準です

「この曲はCメジャー(ハ長調)だ」といった言い方をします

キーが変わるとメロディ全体の音程構造はそのままに、ピッチの絶対値が上下します

これは、歌手が自分の音域に合った高さで歌うために非常に重要です

高すぎるキーで歌うと苦しそうに聞こえたり、低すぎると声がこもってしまったりします

 

これら4つの要素は互いに影響しあっています

ピッチが正確でなければ音程も不安定になりますし、音域が狭ければ選べるキーも限られてきます

逆に、自分の音域を理解し、正確なピッチ感覚を養い、音程を安定させることで、自信を持って最適なキーを選び、自由に歌えるようになります

つまり、「ピッチ」を鍛えることで「音程」が安定し、「音域」を広げることでより多くの「キー」に対応できるようになる

これが、ボイトレにおける4要素の関係性であり、効果的なトレーニングにはこの全体像の理解が欠かせないのです♬


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