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主な声の種類と発声方法の違いとは|ナユタス 豊中校


【究極の発声法】初心者向け!誰でも簡単に歌が上手になる発声練習をソプラノ歌手がこっそり教えます‼【ボイトレ】

 

発声方法の違いによって生まれる声の種類は、歌や演技、スピーチなどの表現力を豊かにするうえで非常に重要なポイントです

ここでは、主な声の種類、種類を増やすためのトレーニングのコツ、そして実際に使われる組み合わせについて、わかりやすく解説します

 

■ 主な声の種類と発声方法の違い

1.チェストボイス(地声)
胸に響かせて出す声で、日常会話の声に近い自然な発声です
太くて安定感があり、低音に強い特徴があります
力強さや説得力を出したい場面で使われます

 

2.ヘッドボイス(裏声)
頭のほうに響かせる高音の声
ファルセット(裏声)とは似て非なるもので、芯があり響きやすく、クラシックやミュージカルでも多用されます
高音域でも安定して響く声です

 

3.ファルセット(仮声)
息漏れの多い軽やかな裏声
やわらかく、浮遊感のあるサウンドで、感情表現や幻想的な雰囲気に適しています
男性が女性的な声を出すときなどにも使われます

 

4.ミックスボイス
チェストとヘッドの中間に位置する発声で、地声のような太さと裏声のような高さを併せ持つ理想的な声です
高音でも張りがあり、現代のポップスやロックでは欠かせません

 

5.ウィスパーボイス(ささやき声)
声帯をほとんど閉じずに、空気だけを通すようにして出す声
静かで親密な雰囲気を演出するのに適しています
バラードやナレーションでの表現に使われます

 

6.ベルティングボイス(強い高音)
胸声の要素を保ったまま、高音域を力強く出す発声法
ミュージカルやゴスペル、ロックなどで迫力を出すためによく使われます

 

■ 声の種類を増やすためのポイント

1.共鳴の場所を変える
声の響かせ方(共鳴)は、声の印象を大きく左右します
胸・喉・口腔・鼻腔・頭部など、さまざまな場所で共鳴を意識して練習することで、音色のバリエーションが広がります

 

2.声帯のコントロールを鍛える
地声と裏声を行き来する「ブレイクポイント」を滑らかにすることで、ミックスボイスやベルティングなどの高度な声を出しやすくなります
リップロールやハミングを活用したトレーニングがおすすめです

 

3.呼吸と支え(ブレスコントロール)
安定した声を出すには、腹式呼吸と体幹の支えが不可欠です
息の量やスピードを自在にコントロールできるようになることで、声に強弱や感情を込めやすくなります

 

4.発声練習の多様化
ひとつの練習だけでなく、さまざまな音域・音色・スピードで発声することが重要です
声の「引き出し」を増やすことが表現力の幅を広げます

 

■ よく使われる声の組み合わせ

1.ミックスボイス+ファルセット
高音域でパワーを出したい部分にミックスボイスを使い、そこからファルセットへスムーズに切り替えることで、感情の波を作ることができます
ポップスやバラードに最適です

 

2.チェストボイス+ヘッドボイス
語りから歌への移行、またはサビの盛り上がりで切り替えることで、ドラマチックな表現になります
ミュージカルやJ-POPに多く見られるスタイルです

 

3.ウィスパーボイス+ベルティング
最初はささやくように静かに始まり、サビで一気に力強くベルティングを使うことで、曲のダイナミクスが引き立ちます
聴き手の心を掴むテクニックとして有効です

 

声の種類を増やすことは、自分の表現の幅を広げることに直結します
発声法の違いを理解し、意識的に練習することで、あなた自身の「声の色彩」はどんどん豊かになっていくでしょう
日々のトレーニングと観察が、理想の声への近道です♬


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