夏の暑さが本格化すると、熱中症に対する注意が必要になります
ところが、「外に出ていないから大丈夫」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、熱中症は屋内でも起こるのです。そして、それが時には命にかかわることもあります
なぜ屋内でも熱中症になるの?
熱中症は、体温が異常に上昇し、体の冷却機能が追いつかなくなったときに発生します
屋外ほど日差しは強くなくても、室内が高温・多湿になれば、体に大きな負担がかかるのです
特に問題なのは、風通しの悪い部屋でエアコンや扇風機を使っていない状況です
また、高齢者や乳幼児は体温調節機能が未発達・低下しているため、暑さを感じにくく、症状が進行するまで気づきにくいという特徴もあります
寝ている間に脱水が進んだり、トイレを我慢して水分摂取を控えるなどの行動も重なり、症状が悪化することがあるのです
どんな症状が出たら危険?
初期症状としては、めまい、立ちくらみ、倦怠感、頭痛などが挙げられます
進行すると、吐き気、意識混濁、けいれんといった重い症状になることも
これらが見られたら、すぐに涼しい場所で休み、水分と塩分を補給しましょう
症状が改善しない場合は迷わず救急車を呼んでください
屋内熱中症を防ぐために
1. エアコンや扇風機を適切に使う:温度は28℃以下、湿度は50〜60%以下が目安です
2. こまめな水分補給:喉が渇く前に、1日数回水やスポーツドリンクなどをとりましょう
3. カーテンやすだれで直射日光を防ぐ:部屋の温度上昇を抑える効果があります
4. 室温・湿度を測る:温湿度計で部屋の状況を把握しましょう。
5. 周囲への声かけ:特に高齢者の一人暮らしの場合、家族や近所の人が声をかけることが重要です
おわりに
屋内であっても、熱中症は突然あなたや大切な人を襲うかもしれません
自分は大丈夫と油断せず、正しい知識と対策で、この夏を安全に乗り切りましょう♬
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