「この人カラオケ上手いなあ!」と思っても、その人がプロの歌手並みの実力を持っているとは限りません
逆に、音楽的にすばらしい歌声の持ち主でも、カラオケで盛り上げられないこともあるのです
実は「カラオケが上手」と「歌が上手い」は似ているようで全く別物
では、その違いは何なのでしょう?
まず「歌が上手い」とは、音程やリズムが正確で、声の表現力や感情のこもった歌い方ができることを指します
これは声楽や音楽理論に基づいた技術的な能力であり、訓練と経験が大きくものを言う世界です
一方「カラオケが上手い」と言われる人には、必ずしもそうした音楽的なスキルがあるとは限りません
カラオケでは、場の空気を読んで曲を選び、適度なテンションやノリで歌い、聞いている人を楽しませる力が重視されます
つまり、エンタメ性やパフォーマンス力、人との距離感の取り方などが鍵になるのです
例えば、多少音程を外していても、歌詞に合わせて身振り手振りを交えて歌ったり、間奏中に盛り上げトークを入れたりする人は、場を盛り上げる「カラオケ上手」として好印象を持たれます
一方で、クラシックの発声法で完璧に歌っても、選曲が場に合わなかったり、堅苦しく聞こえてしまうと「空気が読めてない」と思われることも
つまり、カラオケの上手さとは、「聴かせる」より「盛り上げる」ことに重きを置いた能力
一方、歌の上手さは「技術的に正確で美しい表現」を追求するものです
この2つは重なる部分もありますが、目的も評価軸も異なるのです
だからこそ、自分がどちらを目指したいのか、あるいは場面によってどう振る舞うべきかを理解することが大切です
カラオケで目立ちたいなら「楽しませ上手」を、音楽的に上達したいなら「歌唱技術の追求」を
それぞれの「上手さ」があるからこそ、どちらも楽しめるのです♬
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