ボイストレーニングと姿勢の関係「美しい声は姿勢から生まれる！」

こんにちは！

横浜のマンツーマンボイストレーニング、ダンススクールのNAYUTAS鶴見校です！

今回のブログのテーマは「ボイストレーニングと姿勢」です。一見関係のないように思えるかもしれませんが、実は切っても切り離せない関係にあります。ボイストレーニングをするうえで、姿勢を意識することが重要な理由や、具体的な姿勢の改善方法について、詳しく解説していきます！

正しい発声をおこなうには呼吸筋や体幹を活用が不可欠です。また姿勢が良くないとスムーズに行うことができません。猫背や体の傾きがあると、呼吸が浅くなり、声が小さくなったり、不安定になったりしてしまいます。

また、姿勢が整っていることで、声の響きが格段に良くなります。背筋がまっすぐに伸びた状態で声を出すと、声帯が適切に開閉し、無理なく声を出せるようになります。これにより、声が疲れにくく、安定した声量と音質が保てます。

姿勢が悪いままで発声を続けると、以下のような問題が起きやすくなります。

呼吸が浅くなる：姿勢が悪いと、肺の容量を十分に活かせないため、浅い呼吸になりやすいです。その結果、声に力が入らなくなり、長時間話すと疲れやすくなります。

声がこもる：猫背などで胸や肩が縮こまった状態になると、声の通り道が狭くなり、声がこもりやすくなります。クリアな発声がしにくくなり、相手に届きにくい声になってしまいます。

緊張がたまりやすい：悪い姿勢のままだと、肩や首に余計な力が入りやすく、緊張が蓄積されます。これは声帯にも影響を与え、声がかすれたり、安定しなかったりする原因にもなります。

では、どのように姿勢を整えたらよいのでしょうか？ここでは、日常生活でも簡単に取り入れられる姿勢改善のポイントを紹介します。

背中を丸めず、背筋を自然に伸ばすことが大切です。耳と肩、腰、足が一直線に並ぶように立つと、体が安定しやすく、腹式呼吸もしやすくなります。立った状態でも座った状態でも、この一直線の意識を持ちましょう。

肩が上がったり、首が前に突き出たりすると、肩こりや首の緊張が発生し、声にも影響します。肩を軽く回したり、首をゆっくりと伸ばしたりすることで、肩と首の力を抜き、リラックスした状態を保ちましょう。

骨盤の位置も、姿勢に大きく影響を与えます。骨盤が後ろに倒れすぎたり、前に突き出たりしていると、体が不安定になり、呼吸も浅くなりがちです。立っているときも座っているときも、骨盤を立てるよう意識しましょう。椅子に座るときは、少し前に浅く腰掛けて、背筋をまっすぐにすると良い姿勢を保ちやすくなります。

姿勢を改善するためには、日常生活で取り入れられる簡単なエクササイズが効果的です。

背筋を伸ばし、手を上に伸ばして背伸びをします。これにより、背中や肩の筋肉が伸びてリラックスし、姿勢が整いやすくなります。毎日数回取り入れることで、体が正しい姿勢を覚えやすくなります。

腕を後ろで組み、胸を張ってゆっくりと深呼吸します。胸を開くことで、胸郭が広がり、深い呼吸がしやすくなります。デスクワークやスマホ操作で猫背になりがちな現代人にとって、特におすすめのエクササイズです。

美しい姿勢は美しい声を生む、といっても過言ではありません。正しい姿勢を保つことで、声が通りやすくなり、自然で心地よい響きのある声が出せるようになります。逆に、悪い姿勢では声の響きが損なわれてしまうため、ボイストレーニングを行う際は姿勢を意識することが大切です。

ボイストレーニングを通して、姿勢を整えることの大切さを感じていただけたでしょうか？正しい姿勢と呼吸を意識することで、声だけでなく、全身のバランスも改善されます。今日から少しずつ姿勢を意識し、声の質向上を目指していきましょう！

しかし自分一人ではわかってはいてもなかなか改善できないかと思います。

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