ボイトレで言う「声の支え(support)」は
喉で押さずに、呼気圧を体幹(主に横隔膜周辺)でコントロールし続ける能力
のことです。
感覚論になりがちだけど、仕組みベースで分解すると習得が速いです。
■ まず定義:声の支え=何が起きているか?
良い支えがある状態では次の事が同時に成立している。
1. 吸気時に下部肋骨が広がっている
2. 発声中、その広がりが急に潰れない(胸郭の拡張を保つ)
3. 腹圧は「押す」のではなく “戻ろうとする力を遅らせている”
4. 喉(特に仮声帯・舌根)が静か
つまり
❌ お腹をへこませること=支え
ではなく
✅ 呼気の “暴発” を体幹でブレーキしている状態
が正解です。
:支えを作るための基礎トレ(毎日やる土台)
① 肋骨キープ呼吸(最重要)
支えの物理的土台
1. 立位で両手を下の肋骨に当てる
2. 鼻から吸って「横に」肋骨を広げる
3. その広がりを保ったまま
「スーーーーーー」(15 秒)
4. 息を吐いても肋骨が急に閉じないように耐える
🔹ポイント
• お腹は自然に戻るが “締めない”
• 喉が鳴るなら圧が強すぎ
※ これが崩れる限り、どんな発声練習も喉トレになります。
② 無声音での圧コントロール練習
声を出す前に圧の制御を覚えます。
●「ス」ロングトーン
• 20 秒一定音量で
• 息のスピードを変えない
• 後半で弱くならない
できない原因=支えが抜けている
●「ス・ス・ス・ス」(スタッカート)
腹で “押す” のではなく
肋骨キープのまま、細かく息を弾く感覚
声を乗せる段階(ここからが本番)
③ リップロール(最強の支えチェック)
「ブルルルル …」
✔ 成功の条件
• 音程が上がっても止まらない
• 息が強すぎると止まる→ 圧過多
• 弱すぎても止まる →支え不足
👉 リップロールが安定=支えが機能している証拠
④ NG ハミング
「ンーーー」
• 鼻腔振動を感じる
• 喉が閉まるなら支え不足
• 声が揺れるのも支え不足
ポイント:音量を上げずに響きを保つ
支えを “本物” にする筋感覚トレ
⑤ 壁押し発声(超効果的)
1. 壁に両手を当てて軽く押す
2. 体幹に力が入るのを感じる
3. そのまま「スーーー」→「ヴーーー」
喉が楽になれば正解
喉が締まれば押しすぎ
⑥ ロングトーン耐久
母音「あー」で
• 10 秒 → 15 秒 → 20 秒
• 音量一定
• ビブラート禁止
後半で揺れる=支え崩壊
❌ よくある誤解(ここ超重要)
誤解 実際
お腹をへこませる それは押しているだけ
力むほど支え 真逆。支え=制御
大声=支えがある ただの呼気圧過多
腹筋トレすれば OK 声の支えは “呼吸制御能力”
〇 感覚的な正解イメージ
✔ くしゃみを我慢している時の体幹
✔ 重い物を静かに持ち上げる時
✔ 水中で息をゆっくり吐く時
「踏ん張る」ではなく
内圧を静かに保つ
:練習メニュー(1 日 10 分で OK)
種目 時間
肋骨キープ呼吸 2 分
スーロングトーン 2 分
スタッカート 1 分
リップロール 2 分
NG ハミング 2 分
母音ロングトーン 1 分
これを 2 週間続けると
「喉が楽なのに声が前に飛ぶ」状態になります。
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