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ボイストレーニング

【宇都宮ボイトレ実例】3曲で喉が疲れていた30代女性が、1時間カラオケを楽しめるようになるまで

「カラオケは好きだけど、3曲くらい歌うと喉が疲れてしまう」

「高音になると首まで力が入る」

「翌日まで声がかすれることがある」

このような悩みがある場合、単純に「喉が弱い」「肺活量が足りない」とは限りません。

NAYUTAS宇都宮校に通う30代女性の生徒さんも、以前は3曲ほど歌うと喉が疲れ、長時間カラオケを楽しむことが難しい状態でした。

本人は「高音が苦手だから仕方がない」と感じていましたが、マンツーマンレッスンで確認すると、高音になるほど喉や首に力が入り、地声の感覚のまま声を押し上げていることが分かりました。

そこで、裏声だけの発声、地声と裏声を分ける練習、リップトリル、ハミングを取り入れました。

月3回のレッスンを6か月続けた現在は、以前より高音で首に力が入りにくくなり、カラオケでも1時間程度歌えるようになっています。翌日に声が枯れにくくなり、最後までカラオケを楽しめるようになったことも大きな変化です。

この記事では、この実在する生徒さんについて、講師が何を確認し、なぜその練習を選び、どのように変化したのかを紹介します。

※本記事は、ボイストレーニング&ダンスNAYUTAS宇都宮校の運営により作成しています。

実例|3曲ほどで喉が疲れていた30代女性

※こちらは、NAYUTAS宇都宮校に通う実在の生徒さんの経過をもとに、個人が特定されないよう一部の表現を調整しています。改善の程度や期間には個人差があります。

受講前の悩み

この生徒さんは30代女性で、カラオケが好きでした。

ただ、3曲ほど歌うと喉が疲れてしまい、その後は声が出しにくくなることに悩んでいました。

特に苦手だったのが高音です。

高い音へ入ると急に歌いづらくなるため、本人は「自分は高音が苦手だから、長く歌えない」と考えていました。

歌いたい気持ちはあっても、後半になるほど喉が疲れるため、カラオケを最後まで楽しみにくい状態でした。

講師が確認した原因

NAYUTAS宇都宮校のマンツーマンレッスンでは、単に最高音だけを確認したわけではありません。

実際に高音を出してもらい、地声と裏声の使い方、喉や首周辺の状態を確認しました。

そこで見られたのが、

・高音になるほど首に力が入る
・地声の感覚のまま高い音へ上がろうとする
・高音を「強く出す」ことで乗り切ろうとする

という状態でした。

本人は「高音が苦手」という認識でしたが、講師は、音の高さそのものだけでなく、高音へ移るときの声の使い方と力みを優先して整理する必要があると判断しました。

NAYUTAS宇都宮校で行った練習

最初から高い曲を何度も歌う方法は取りませんでした。

まず行ったのは、地声と裏声を分けることです。

本人が、

「今は地声を使っている」

「これは裏声の感覚」

と区別できる状態を作るため、裏声だけを使った発声を行いました。

そのうえで、リップトリルとハミングを取り入れました。

リップトリルやハミングは、唇や口腔の一部を閉じた状態で声を出すSOVT系の練習として、音声分野でも用いられている方法です。ただし、どの練習が適するかは声の状態によって異なります。今回も「高音が苦しい人には全員これを行う」という意味ではなく、この生徒さんの発声を確認したうえで選んでいます。

レッスンでは、

裏声を単独で確認する → 地声との違いを確認する → リップトリルやハミングで発声する → 実際の歌へ戻る

という流れで進めました。

目的は、無理に音域を広げることではありません。

高音になるたびに首や喉へ力を集めるのではなく、別の声の使い方があることを本人が理解し、実際の楽曲でも選択できる状態を目指しました。

6か月後の変化

この生徒さんは、月3回のマンツーマンレッスンを6か月続けました。

受講前は3曲ほど歌うと喉が疲れていましたが、現在はカラオケで1時間程度歌えるようになっています。

高音へ入るときも、以前より首に力が入りにくくなりました。

さらに、翌日に声が枯れにくくなり、カラオケの途中で声の疲れを気にすることが減ったことで、最後まで楽しめるようになっています。

これは「6か月通えば誰でも1時間歌える」という意味ではありません。

この生徒さんの場合、講師が高音時の力みと地声の押し上げを確認し、地声と裏声を分ける練習から進めた結果として起きた変化です。

※本文中に使用する人物画像は、実際のレッスン内容を基にしたイメージです。本文に登場する生徒本人および担当講師ではありません。

なぜ高音で喉や首に力が入るのか

高音になると、

「もっと強く出さないと届かない」

と考える方がいます。

すると、声量を上げようとして顎や首まで固めたり、地声のまま高い音へ押し上げたりしやすくなります。

この状態で何曲も歌い続けると、本人としては「高音を頑張っている」つもりでも、歌うたびに疲労が大きくなることがあります。

重要なのは、高音だから必ず力を増やすのではなく、現在どのような声を使っているかを確認することです。

今回の生徒さんの場合は、裏声を単独で出すことで、地声以外の発声感覚を確認するところから始めました。

リップトリルやハミングは何のために行う?

リップトリルは、唇を軽く震わせながら声を出す練習です。

ハミングは、口を閉じた状態で「んー」と声を出す方法です。

これらは音声領域ではSOVT系の手技として扱われています。研究では、ハミングやリップトリルなどのSOVT手技によって、発声開始時の声門の状態に異なるパターンが見られることが報告されています。

ただし、

「リップトリルをすれば高音が出る」

「ハミングをすれば声枯れが治る」

という意味ではありません。

NAYUTAS宇都宮校では、これらを万能な練習として扱うのではなく、現在の声を確認しながら必要に応じて取り入れます。

高音練習で避けたい3つのこと

1.苦しい高音を何度も繰り返す

出しにくい高音を、同じ発声のまま何十回も繰り返しても、必ずしも改善につながりません。

むしろ、力んだ発声を何度も再現することになります。

まず短いフレーズや単音で、どの音から状態が変わるのかを確認してください。

2.高音ほど大声にする

高い音へ届かせることと、大きな声を出すことは同じではありません。

高音になった瞬間に声量を大きくしている場合は、首や顎の状態も確認してください。

3.声が枯れていても練習する

これは避けるべきです。

米国国立聴覚・その他のコミュニケーション障害研究所(NIDCD)は、声がかすれている、または疲れているときには歌ったり話したりしすぎないよう案内しています。

声枯れを「練習した証拠」と考える必要はありません。

「3曲で喉が疲れる」という方へ

今回の生徒さんのように、長時間歌えない原因が、単なる体力不足ではなく、高音での声の使い方にある場合があります。

NAYUTAS宇都宮校の無料体験レッスンでは、実際に声を確認しながら、

・何曲ほどで疲れるのか
・どの高さから苦しくなるのか
・高音で首や顎に力が入るか
・地声と裏声をそれぞれ出せるか
・現在選んでいる曲のキーが合っているか
・自宅でどの練習を行うべきか

を整理します。

「喉が弱いから仕方がない」と決めつける前に、現在どのように声を使っているのかを確認してみてください。

無料体験レッスンは、NAYUTAS宇都宮校の公式ページからお申し込みいただけます。

https://nayutas.net/school/utsunomiya/

よくある質問

Q. カラオケで3曲くらい歌うと喉が疲れるのは普通ですか?

歌い方、楽曲の難易度、キー、その日の声の状態などによって異なるため、一概には言えません。

毎回同じように短時間で強く疲れる場合は、高音時の力みや曲のキーなどを一度確認する価値があります。

Q. 裏声を練習すれば高音は楽になりますか?

裏声の練習が役立つケースはありますが、すべての人に同じ効果が出るわけではありません。

今回の30代女性の場合は、地声のまま高音を押し上げていたため、まず裏声を単独で認識する練習を行いました。

Q. 声が枯れている日もボイトレした方がよいですか?

無理に歌うことはおすすめしません。

NIDCDも、声がかすれている、または疲れているときは声を休ませるよう案内しています。声枯れが長引く、話し声にも異常がある、痛みや呼吸・嚥下の問題がある場合は、ボイトレで判断せず耳鼻咽喉科などの医療機関へ相談してください。

まとめ

今回の実例では、

・30代女性
・以前は3曲ほどで喉が疲れていた
・本人は高音が苦手だと感じていた
・講師が喉や首の力みを確認した
・高音を地声のまま押し上げていた
・裏声だけの発声を行った
・地声と裏声を分けて確認した
・リップトリルとハミングを取り入れた
・月3回のレッスンを6か月継続した
・現在は1時間程度カラオケを楽しめるようになった
・高音で首に力が入りにくくなった
・翌日に声が枯れにくくなった

という経過がありました。

高音が苦しいからといって、必ずしも「もっと強く歌う」ことが解決策になるわけではありません。

今回の生徒さんの場合は、地声と裏声を分け、高音での力みを確認することが改善の出発点になりました。

参考資料

本文の声の健康および発声練習に関する記述は、以下の資料を参考にしています。

・日本音声言語医学会「音声治療手技の起声に関する研究」
・米国国立聴覚・その他のコミュニケーション障害研究所(NIDCD)「Taking Care of Your Voice」

noteへ掲載する際は、資料名へリンクを設定し、本文中にURLを大量掲載する必要はありません。

最終アクセス:2026年8月19日

NAYUTAS宇都宮校について

ボイストレーニング&ダンスNAYUTAS宇都宮校は、宇都宮市東宿郷にあるマンツーマンスクールです。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン、K-POP、洋楽・発音矯正、話し方、声質改善、ダンス、楽器レッスンに対応しています。

本記事は、NAYUTAS宇都宮校の運営により作成しています。

ボイストレーニング&ダンスNAYUTAS宇都宮校
電話番号:028-689-8166
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アクセス:JR宇都宮駅東口から徒歩4分
営業時間:10:00〜22:00
定休日:なし(年末年始など除く)

公式サイト:
https://nayutas.net/school/utsunomiya/

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