こんにちは、NAYUTAS宇都宮校です🤗
今回は、ボイトレで声質を変えることは可能なのか、声質別におすすめのボイトレ方法を教えます。
声質とは、声の高さや響き、抑揚などの特徴のことです。
声質は生まれつきのものだと思われがちですが、実はボイトレで変えることができるんですよ。ボイトレとは、発声法や発音法、呼吸法などを練習することで、声をより美しく魅力的にするトレーニングのことです。
では、どうすればボイトレで声質を変えることができるのでしょうか?それには、まず自分の声質を知ることが大切です。自分の声質を知るには、録音した自分の声を聞いてみるか、専門家に診断してもらうかのどちらかです。自分の声質を知ったら、次に目指す声質を決めます。目指す声質によって、ボイトレの方法やポイントが異なります。
この記事では、代表的な4つの声質(高い声、低い声、甲高い声、鼻にかかった声)について、それぞれの特徴とおすすめのボイトレ方法を紹介します。
あなたもぜひ参考にしてみてくださいね😊
高い声
高い声とは、音域が高く、明るく元気な印象を与える声のことです。高い声は女性らしく可愛らしいというメリットがありますが、子供っぽく聞こえたり、甲高く鼻にかかったりするというデメリットもあります。高い声を変えるには、以下の3つのボイトレ方法がおすすめです。
高い声の特徴
高い声の人は、喉や口腔内が狭く、舌が上にあがりやすい傾向があります。そのため、息が詰まりやすく、発音が不明瞭になったり、鼻声になったりします。
また、高い声の人は喉に力が入りやすく、緊張しやすい性格でもあります。そのため、声が震えたり、かすれたりすることもあります。
高い声を変えるボイトレ方法
高い声を変えるには、喉や口腔内を広げてリラックスさせることが重要です。
以下の3つのボイトレ方法を試してみてください。
喉をリラックスさせる
喉をリラックスさせるには、「あー」と言うだけの簡単な練習です。
まず、「あー」と言ってみてください。
その時に喉に力が入っていないかチェックしてください。
力が入っていると感じたら、「あー」と言う前に深呼吸をしてみてください。
息を吐きながら「あー」と言ってください。
その時に喉に空気が通っている感覚を意識してください。
この練習を何度も繰り返してください。
声帯を伸ばす
声帯を伸ばすには、「ん」から「あ」へ移行する練習です。
「ん」から「あ」へ移行する時には、舌が下がって口腔内が広がります。
これによって音域が広がります。
まず、「ん」と言ってみてください。その時に舌の位置や口腔内の感覚を覚えておいてください。
次に、「ん」から「あ」へ移行してみてください。
「ん」から「あ」へ移行する時に舌が下がって口腔内が広がる感覚を意識してください。
この練習を何度も繰り返してください。
声量を増やす
声量を増やすには、「あー」と言う時に腹式呼吸をする練習です。
腹式呼吸とは、お腹をへこませて息を吐き、お腹をふくらませて息を吸う呼吸法です。
これによって、お腹の筋肉を使って声を出すことができます。
まず、お腹をふくらませて息を吸ってください。
次に、お腹をへこませながら「あー」と言ってください。
その時にお腹の筋肉が動いている感覚を意識してください。
この練習を何度も繰り返してください。
低い声
低い声とは、音階で言うとC3以下の音域を持つ人のことです。
低い声の特徴は、落ち着いた印象や重厚感があることです。
低い声は男性的な魅力や信頼感を与えることができますが、反面、暗い印象や無表情な印象を与えることもあります。また、低い声は発音が不明瞭になりやすく、聞き取りにくいこともあります。
そこで、低い声を変えるボイトレ方法を紹介します。
低い声の特徴
低い声は喉や胸から出る喉頭音源と呼ばれる音源を使っています。
喉頭音源は喉の奥にある喉頭蓋(こうとうふた)という部分が振動して発生する音源です。喉頭音源は低音域に強く、深みや重みがあります。
しかし、喉頭音源だけでは高音域に弱く、表現力に欠けます。
そこで、口腔(こうくう)や鼻腔(びくう)から出る口腔音源や鼻腔音源と呼ばれる音源を使って補う必要があります。口腔音源や鼻腔音源は口や鼻から出る空気の流れが振動して発生する音源です。口腔音源や鼻腔音源は高音域に強く、明るさや響きがあります。
低い声を変えるボイトレ方法
低い声を変えるボイトレ方法は大きく分けて3つあります。
喉を開く
喉を開くというのは、喉頭蓋を上げて喉の奥に空間を作ることです。
喉を開くことで、喉頭音源だけでなく口腔音源や鼻腔音源も使えるようになります。
また、喉を開くことで、声の通りが良くなり、発音が明瞭になります。
喉を開く方法は、あくびをするように口を大きく開けて息を吸うことです。
あくびをすると、喉頭蓋が上がって喉が開きます。
この状態を保ったまま、声を出してみましょう。
声が高くなったり、響いたりするのが分かると思います。
口腔や舌を動かす
口腔や舌を動かすというのは、口の形や舌の位置を変えて声の響きを変えることです。
口腔や舌を動かすことで、口腔音源や鼻腔音源の振動を増幅させることができます。
また、口腔や舌を動かすことで、声に抑揚や表情をつけることができます。
口腔や舌を動かす方法は、母音や子音の発音に注意することです。
母音は口の形によって変わります。
例えば、「あ」は口を大きく開けて舌を下げる、「い」は口を細くして舌を上げる、「う」は口を丸めて舌を後ろに引く、「え」は口を横に広げて舌を前に出す、「お」は口を丸めて舌を前に出す、というようにです。
子音は舌の位置や空気の流れによって変わります。
例えば、「か」は舌の先端で上あごに触れて空気を止めてから離す、「さ」は舌の先端で上あごに近づけて空気を漏らす、「た」は舌の先端で歯茎に触れて空気を止めてから離す、「な」は舌の先端で上あごに触れたまま声帯を振動させる、「ら」は舌の先端で歯茎に触れたまま空気の流れで舌を震わせる、というようにです。
母音や子音の発音に気をつけて声を出してみましょう。
声が明るくなったり、豊かになったりするのが分かると思います。
声色を変える
声色を変えるというのは、声の高さや強さ、速さなどの要素を変えて声の印象を変えることです。
声色を変えることで、自分の気持ちや相手への気遣いなどを伝えることができます。
また、声色を変えることで、声に飽きられないようにすることができます。
声色を変える方法は、メロディーやリズムに注意することです。
メロディーとは、声の高低差のことです。
メロディーがあると、声に抑揚や感情がつきます。
メロディーがないと、声が単調で退屈に聞こえます。
リズムとは、声の速さや間合いのことです。
リズムがあると、声に強弱や緊張感がつきます。
リズムがないと、声が平坦で無気力に聞こえます。
メロディーやリズムに気をつけて話してみましょう。
声が楽しくなったり、引き込まれたりするのが分かると思います。
甲高い声
甲高い声とは、声帯の振動数が高く、高い音域で話す声のことです。甲高い声は、明るく元気な印象を与えることができますが、一方で子どもっぽく聞こえたり、相手に不快感を与えたりする場合もあります。
特にビジネスシーンでは、甲高い声は自信や信頼感に欠けると感じられることが多いです。
そこで、甲高い声を変えるためのボイトレ方法を紹介します。
甲高い声の特徴
甲高い声の特徴は、以下のようなものがあります。
声帯の振動数が高く、音域が狭い
喉や口腔内の筋肉が緊張している
呼吸が浅く、胸式呼吸になっている
発音位置が上あごや鼻に近い
抑揚や間が少なく、早口で話す
これらの特徴は、声質だけでなく、発声法や話し方にも関係しています。
つまり、甲高い声は生まれつきではなく、習慣や環境によって形成されたものだと言えます。
ですから、ボイトレで発声法や話し方を改善することで、声質を変えることは可能なのです。
甲高い声を変えるボイトレ方法
甲高い声を変えるためには、以下のようなボイトレ方法がおすすめです。
呼吸法を改善する
呼吸法を改善することは、声質を変えるための基本です。
呼吸が浅く胸式呼吸になっていると、声帯に負担がかかり、甲高い声になりやすくなります。
そこで、腹式呼吸に切り替えることで、声帯の振動数を下げて低音域を広げることができます。
腹式呼吸のやり方は以下の通りです。
背筋を伸ばして立つか座る
鼻から深く息を吸うときに、お腹を膨らませる
口からゆっくり息を吐くときに、お腹をへこませる
この呼吸法を繰り返すことで、腹式呼吸に慣れていきましょう。
また、話す前に一呼吸おくことも大切です。
話す前に息を吐き切ってしまうと、息切れして早口になったり、喉を詰まらせたりする原因になります。
話す前に息を深く吸っておくことで、リラックスして落ち着いた話し方ができます。
発音位置を下げる
発音位置とは、音が響く場所のことです。
甲高い声の人は、発音位置が上あごや鼻に近く、鼻声になりがちです。
これは、喉や口腔内の筋肉が緊張しているためです。
そこで、発音位置を下げることで、声の響きを広げて豊かな音色にすることができます。
発音位置を下げる方法は以下の通りです。
– 口を大きく開けて、舌を下げる
– 下あごを少し前に出す
– 喉の奥を広げるイメージで話す
このとき、注意したいのは、無理に低い声を出そうとしないことです。
無理に低い声を出すと、喉に余計な力が入ってかえって声が出にくくなります。
自然に声が出る範囲で、発音位置を下げることを意識して話しましょう。
抑揚や間をつける
抑揚や間をつけることは、話し方の表現力を高めるだけでなく、声質にも影響します。
甲高い声の人は、抑揚や間が少なく、早口で話す傾向があります。
これは、自分の話に自信がなかったり、相手の反応を気にしたりすることが原因かもしれません。
しかし、抑揚や間が少ないと、話が monotone に聞こえて退屈になったり、相手に伝わりにくくなったりします。
そこで、抑揚や間をつけることで、話にリズムやアクセントをつけて聞き手の興味を引くことができます。
抑揚や間をつける方法は以下の通りです。
文末や句読点で声の高さや強さを変える
重要なポイントや感情的な部分で声のトーンやボリュームを変える
質問や疑問文では声を上げる
相手の反応を見たり考えたりするときに一呼吸おく
このように、抑揚や間をつけることで、甲高い声も柔らかく聞こえます。また、話すスピードも適度に調整することが大切です。早口だと息切れして甲高い声になりやすくなりますし、遅すぎると話が途切れて相手の興味が失せます。自分の話すスピードが適切かどうかは、録音して聞いてみるとわかりやすいです。
鼻にかかった声
鼻にかかった声とは、鼻腔(びくう)から出る空気の量が多く、鼻の奥で音が響くような声のことです。鼻にかかった声は、一般的にはあまり好まれない声質とされています。なぜなら、鼻にかかった声は以下のような印象を与えるからです。
子どもっぽい
甘えた感じがする
感情が乏しい
説得力がない
不健康そう
もちろん、鼻にかかった声が悪いというわけではありません。声優や歌手などでは、鼻にかかった声を個性や特徴として活かしている人もいます。しかし、日常生活やビジネスシーンでは、鼻にかかった声は不利に働くことも多いでしょう。そこで、鼻にかかった声を変える方法を紹介します。
鼻にかかった声の特徴
鼻にかかった声の原因は、主に以下の2つです。
鼻腔と口腔のバランスが悪い
口角や唇が動きにくい
鼻腔と口腔のバランスが悪いというのは、話すときに出る空気の流れが鼻腔に偏っているということです。
口腔から出る空気の量が少ないと、音が小さくなります。また、鼻腔から出る空気の量が多いと、音が高くなります。このように、空気の流れが不均衡だと、声が鼻にかかって聞こえます。
口角や唇が動きにくいというのは、話すときに口を十分に開けて発音しないということです。口を開けないと、音がこもります。また、唇が動きにくいと、母音や子音の発音が不明瞭になります。このように、口や唇の動きが悪いと、声が鼻にかかって聞こえます。
鼻にかかった声を変えるボイトレ方法
では、どうすれば鼻にかかった声を変えることができるでしょうか?ここでは、2つのボイトレ方法を紹介します。
鼻腔と口腔のバランスを調整する
まずは、鼻腔と口腔のバランスを調整する方法です。これは、話すときに出る空気の流れを均等にすることで、声質を改善する方法です。具体的なやり方は以下の通りです。
鏡を見ながら、「あー」と言ってみます。このとき、口を大きく開けて発音します。
「あー」と言っている間に、指で片方の鼻孔を塞ぎます。すると、「あー」の音が変わります。
指で塞いだ鼻孔を変えて、もう片方の鼻孔を塞ぎます。すると、「あー」の音がまた変わります。
このように、鼻孔を交互に塞ぎながら、「あー」と言い続けます。このとき、音が変わらないように調整します。
音が変わらないようになったら、指を外して、「あー」と言ってみます。このとき、音が変わらないように注意します。
音が変わらないことを確認したら、「あー」以外の母音や単語にも挑戦してみます。
このボイトレ方法は、鼻腔と口腔のバランスを感じることができます。鼻腔から出る空気の量を減らし、口腔から出る空気の量を増やすことで、声が鼻にかからなくなります。
口角や唇を意識する
次に、口角や唇を意識する方法です。これは、話すときに口を大きく開けて発音することで、声質を改善する方法です。具体的なやり方は以下の通りです。
鏡を見ながら、「えー」と言ってみます。このとき、口角を上げて笑顔にします。
「えー」と言っている間に、唇の動きに注目します。唇が前後に動くことを感じます。
「えー」以外の母音や単語にも挑戦してみます。このとき、口角を上げて笑顔にし、唇が前後に動くことを意識します。
口角や唇の動きが自然になったら、「えー」と言っている間に、舌の動きに注目します。舌が上下に動くことを感じます。
「えー」以外の母音や単語にも挑戦してみます。このとき、口角や唇の動きに加えて、舌の動きも意識します。
このボイトレ方法は、口や唇の動きを改善することができます。口を大きく開けて発音することで、音がこもらなくなります。また、唇や舌の動きを意識することで、発音が明瞭になります。
鼻水やアレルギーを治す
最後に、鼻水やアレルギーを治す方法です。これは、鼻腔の状態を改善することで、声質を改善する方法です。具体的なやり方は以下の通りです。
鼻水やアレルギーの原因を特定します。花粉症や風邪などが原因であれば、医師に相談して治療します。
鼻水やアレルギーの症状がある場合は、鼻うがいや鼻スプレーなどで鼻腔を清潔に保ちます。
鼻水やアレルギーの予防策として、加湿器や空気清浄機などで室内の湿度や空気の質を管理します。
鼻水やアレルギーの影響を受けやすい季節や時間帯は、マスクやサングラスなどで鼻腔を保護します。
いかがでしたか?
代表的な4つの声質(高い声、低い声、甲高い声、鼻にかかった声)について、それぞれの特徴とおすすめのボイトレ方法は以上になります。
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