こんにちは!ボイトレ、ボーカルレッスンのNAYUTAS宇都宮校です。朝晩が涼しくなってきました—声も揺らぎやすい季節ですね。今日は「声が小さい」悩みを改善する練習メニューをご紹介します🎤
1. 声が小さい=性格じゃない!まずは“仕組み”を知ろう
声の大きさは、「息(呼気) × 声帯の振動 × 声道の共鳴」という複合要素で決まります。
このソース・フィルタ理論は、東京大学・河野研究室の音声生成モデル解説で詳しく扱われています。
参照:東京大学 河野研究室 “声の生成モデル(ソース・フィルタ)
https://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/~mine/newpapers/paper_new.pdf
(最終アクセス:2025年10月10日)
また、声の“共鳴”を具体化するフォルマント理論については、NICT(情報通信研究機構)の技術報告に詳しい記載があります。
参照:NICT 技報 “高速ホルマント周波数抽出法と合成音による評価”
https://www.nict.go.jp/publication/kiho/15/080/Kiho_Vol15_No080_pp495-506.pdf
(最終アクセス:2025年10月10日)
2. 声が小さくなる主な原因
声が小さい理由は「性格」や「自信のなさ」だけではありません。実際には、身体の使い方や呼吸のクセに起因するケースが大半です。
NAYUTAS宇都宮校でも、初回レッスンで声が小さい生徒の多くが次の3パターンに当てはまります👇
① 呼吸が浅い(胸式呼吸になっている)
緊張すると、呼吸が肩や胸の上部に偏りやすくなります。これでは、肺の下部まで空気が入らず、声に必要な圧力(呼気圧)が確保できません。
腹式呼吸に切り替えることで、**息を“押し出す力”**が生まれ、声帯がしっかり振動するようになります。
② 喉に力が入りすぎている
声を大きくしようと頑張るあまり、喉を締め付けてしまう人も多いです。これは「のど発声」と呼ばれ、逆に声が細くなったり、喉を痛める原因にもなります。
正しい発声では、喉を“開く”感覚を持つことが重要。ハミングやリップロールのような**半閉鎖声道エクササイズ(SOVTE)**で、余分な力を抜くトレーニングが有効です。
③ 心理的な要因
「人前だと緊張して声が出ない」「恥ずかしくて小声になる」というケースも珍しくありません。これは呼吸が浅くなることによる二次的な声量低下です。
レッスンでは、鏡を見ながら発声したり、録音して自分の声を“客観的に聴く”練習を通じて、自信をつけていきます。
3. 声が小さい人に効くボイトレ練習メニュー5選(拡充版)
ここからは、今日からできる実践トレーニングを紹介します。
どれもNAYUTAS宇都宮校のレッスンで実際に行っているメニューです🎤
① 腹式呼吸トレーニング
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仰向けになり、お腹に手を置きます。
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吸うときに「お腹がふくらむ」、吐くときに「へこむ」感覚を確認しましょう。
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慣れたら立位で「スー」と一定に息を吐く練習へ。
💡ポイント:お腹の下(丹田)に意識を置くと、自然に呼気を長く保てます。
声量が安定し、喉への負担も減ります。
② ハミング(SOVTE)
唇を閉じて「んー」と鼻に響かせる発声です。
声帯が優しく閉じるため、息漏れが減り、自然に声が通るようになります。
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顔の中央(鼻の付け根あたり)に振動を感じるのが理想
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高音でも喉を開いたまま“響き”を維持する練習
💡コツ:唇や頬に小さな振動を感じられればOK。喉に力は不要です。
③ リップトリル(リップロール)
「ブルルル」と唇を震わせながら発声する練習です。
声帯と息の連動が整い、余分な力が抜けてリラックス効果も◎。
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音程をつけず、まずは一定の高さで練習
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慣れたらメロディーをつけて(例:「ドレミファソファミレド」)
💡NAYUTAS流ポイント:リップロールはウォーミングアップの万能ツール。
レッスンでは最初の5分間、毎回行う生徒も多いです。
④ 母音トレーニング
「あ・え・い・お・う」を大きく口を開けて発声します。
母音はすべて声道形状(フォルマント)が異なるため、響きのコントロール力を鍛えられます。
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「あ」は喉を開き、「い」は前方向に明るく、「う」は鼻腔を意識
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口の形・舌の位置を鏡で確認しながら行うと効果的
💡応用法:「マ・メ・ミ・モ・ム」など、子音と組み合わせるとリズムも安定します。
⑤ “前に飛ばす声”の共鳴トレーニング
「ま・ね・の・ん」などの音で、声を“顔の前”に響かせる練習です。
声を頭の中ではなく、空間に放つイメージを持ちましょう。
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声を前方1メートル先の壁に“ぶつける”ように
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鏡を見ながら「響きの方向」を意識
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顔の中心〜鼻腔の奥にかすかな振動を感じられたらOK
💡NAYUTAS流アドバイス:この練習は、声を遠くまで飛ばす感覚を育てます。
ステージ発表やプレゼンにも直結する実践メニューです。
4. 練習のコツと注意点
練習を重ねるうえで大事なのは、「大声を出す」より「響きを育てる」意識です。
🔹大声を出そうとしない
最初は息と声のバランスを整えることが最優先。
喉を締めて無理に大声を出すと、声帯を痛めて逆効果になります。
🔹“顔の前”に声を出すイメージ
共鳴の方向を意識するだけで、声の通りが変わります。
「鼻筋の前方に声を通す」つもりで発声してみてください。
🔹日常会話で練習を取り入れる
ボイトレの成果を定着させるには、日常の中で練習を混ぜるのがコツ。
例えば、
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朝の「おはよう」を腹式呼吸で
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本の音読をハミング発声の延長で
など、生活に“発声筋トレ”を自然に組み込むと上達が早まります。
5. NAYUTAS宇都宮校でできる“声量アップ”トレーニング
声が小さい悩みは、独学では限界を感じやすいものです。
なぜなら、「自分では声を出しているつもりでも、実際の響きや方向が違う」ことが多いからです。
NAYUTAS宇都宮校では、そんな“感覚のズレ”をプロの講師が丁寧に分析し、マンツーマンで正しい発声習慣を身につけられる環境を整えています。
🔸1. 呼吸・姿勢・共鳴のトータル分析
まずは、生徒一人ひとりの声の出し方のクセをチェックします。
姿勢や呼吸の深さ、喉の開き方などを目視と音声で分析。
希望者には、声の波形を録音して「どこで息が途切れているか」「共鳴のピークがどの帯域にあるか」まで確認します。
講師は現役のボーカリスト・声優・舞台俳優など多ジャンルのプロ。
「ただ声を大きくする」ではなく、聞き取りやすく、印象に残る声を育てることを重視しています。
🔸2. 科学的アプローチ×音楽的トレーニング
ボイトレは筋トレと同じで、「正しいフォーム」で継続しなければ効果が出ません。
NAYUTASでは、音声学の理論に基づいた練習メニュー(SOVTE、共鳴訓練、呼吸法など)をベースに、
歌や話し方に直結する応用トレーニングを組み合わせます。
たとえば、
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腹式呼吸で息を一定に保ちながら歌う「スローフレーズ練習」
-
母音を意識した「フォルマント発声」
-
声の飛距離を測る「共鳴ラインチェック」
といった、音声の響きを可視化・体感できる練習を行います。
🔸3. 多ジャンル対応のカリキュラム
NAYUTAS宇都宮校の魅力は、目的別にコースを選べる柔軟性です。
-
ボーカルコース(J-POP・洋楽・アニソンなど)
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K-POP特化コース(韓国語発音とリズム感を強化)
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声優・話し方コース(滑舌・抑揚・声の安定感を重視)
歌唱だけでなく「声の通りを良くしたい」「プレゼンでハキハキ話したい」といった要望にも対応しています。
生徒の年代も小学生から社会人、シニア世代まで幅広く、目的に合わせた指導が可能です。
🔸4. 発表会・イベントで“実践力”を育てる
声のトレーニングで本当に自信がつくのは、「人前で出せた」とき。
宇都宮校では、定期的に発表会やカラオケ大会、オーディション形式のイベントを開催しています。
「練習の成果を人前で試したい」
「目標があるとやる気が出る」
そんな声に応えて、発表会はNAYUTASの人気イベントのひとつ。
ステージで声が通る感覚をつかむことで、普段の会話でも自然と声量がアップします。
🔸5. 通いやすく、続けやすい環境
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宇都宮駅からアクセス良好
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自分のペースで通える完全マンツーマン制
- 定期的な発表会やカラオケイベントで楽しく通える
明るい校舎とフレンドリーな講師陣が、緊張しやすい初心者さんにも安心。
「声を出すのが楽しくなった!」という生徒の声が多数寄せられています。
🎤無料体験レッスン受付中!
「もっと通る声で歌いたい」「人前で話すときに自信を持ちたい」
そんな方は、ぜひNAYUTAS宇都宮校の声量アップレッスンを体験してみてください。
6. よくあるQ&A
❓Q1. 声が小さいのは生まれつき?それとも直せる?
多くの方が「自分は声が小さい性格だから…」と諦めがちですが、実際には後天的に改善できます!
声量は「肺活量」よりも「呼気圧と声帯のバランス」に左右されるため、練習によって確実に変わります。
NAYUTAS宇都宮校のレッスンでは、まず「息と声の流れ」を見直します。
腹式呼吸やハミング(SOVTE)などの基礎練習を通じて、声を“通す”身体の使い方を身につけていきます。
🌟実際に3ヶ月ほど継続すると、「通る声」「芯のある声」が出るようになる生徒が多いです。
❓Q2. 家でもできる練習はありますか?
もちろんあります!自宅トレーニングのポイントは「静かでもできる」「継続しやすい」こと。
おすすめはこの3つ👇
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腹式呼吸10回チャレンジ
寝る前や朝起きたときに、仰向けで10回ゆっくり呼吸。お腹の動きを意識して。 -
ハミングでテレビCMを真似る
短いフレーズを「んー」でなぞるだけでも、共鳴練習になります。 -
声日記を録音してみる
スマホで話すだけでもOK。日によって声の響き方が変わるのを確認できます。
💡NAYUTAS流アドバイス:
「発声→録音→確認」を習慣にすると、自然と“聴かれる声”を意識できるようになります。
❓Q3. ボイトレはどのくらいの頻度で通うのがいいですか?
理想は週1回ペース。
間を空けすぎるとフォームが崩れやすく、逆に詰めすぎても喉に疲労が残るため、週1〜2回が最も効率的です。
1回60分のレッスンでも、呼吸・共鳴・発声・実践歌唱までトータルで行うため、
「声を出す習慣」が自然に身につきます。
💬生徒の声:
「週1で3ヶ月続けたら、会社で“声が通るようになったね”って言われました!」
「発表会で初めてマイクを使わず歌えた!」
継続するうちに、喉や呼吸の使い方が無意識に整っていきます。
❓Q4. 声が小さい=歌も下手なの?
そんなことはありません!
声量と歌唱力は比例する部分もありますが、“声が通らない”だけで音程感や表現力は別問題です。
NAYUTAS宇都宮校では、声量アップだけでなく、
-
音程の安定(ピッチ練習)
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リズム感のトレーニング
-
声色のコントロール(柔らかい声・強い声の切り替え)
といった、総合的な“ボーカル力”を育てる指導を行っています。
「声が小さいけど歌が上手くなりたい」方にもピッタリのカリキュラムです🎶
❓Q5. 体験レッスンでは何をするの?
初回の体験レッスンでは、いきなり歌う必要はありません!
まずはカウンセリングで「声の悩み」や「目標(歌・話し方・仕事など)」を伺い、
現状の発声を確認した上で、軽い呼吸法・共鳴練習を行います。
講師があなたの声を分析し、改善の方向性を具体的に提案します。
体験だけでも「自分の声が変わる感覚」を味わえるのがNAYUTASの魅力です✨
🎤最後に
声が小さい悩みは、ほんの少しのコツと正しい練習で必ず克服できます。
NAYUTAS宇都宮校では、声を“無理に大きくする”のではなく、
自然に響く声・伝わる声を育てるレッスンを行っています。
あなたの声には、まだまだ伸びしろがあります。
まずは一度、気軽に体験レッスンへお越しください👇
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