経営者は今「声」に投資すべき!
ビジネスシーンにもたらすボイトレの効果
ここ数年、経営者やスキルアップを目指すビジネスパーソンの間で「ボイトレ」が話題になっているのをご存じでしょうか。
社内外での会議、商談、プレゼンなど、キャリアを積めば積むほど人前で話す機会が増えるもの。声の印象を良くしてコミュニケーションを円滑にし、商談などを有利に進められたら良いですよね。
特に在宅やオンライン会議と働き方にも変化が生じた昨今、「声」に対する注目度が加速しているように感じます。
そこでこの記事では、ビジネスシーンにもたらすボイトレの効果に注目しその必要性を詳しく解説していきます。
在宅、リモート商談、オンライン会議……
働き方の変化がもたらすビジネスパーソンへの影響。
コロナ禍を受けて、急激に世の中に浸透したリモートワーク。
画面越しのコミュニケーションが当たり前になった今、相手に良い印象を与える方法にも変化が生じています。
人の印象を決める「メラビアンの法則」をご存じでしょうか?
別名3Vの法則といわれ、人と人とのコミュニケーションにおいて、視覚情報(Visual) 、聴覚情報(Vocal)、言語情報(Verbal)の3つの要素が大きな影響を及ぼすといわれ、それぞれ下記のような比率を占めています。
(1) 視覚情報(Visual):55%
(2) 聴覚情報(Vocal):38%
(3) 言語情報(Verbal):7%
これを見ると半分以上が視覚情報を占めているので、「やはり見た目の印象を良くする方が先決なのでは?」と考えさせられますが、コロナ禍の今の働き方においてはちょっと状況が変わってきているのではないでしょうか?
なぜならば、オンライン上で受け取れる目からの情報は、対面に比べて少なく不明瞭だからです。
対面でのコミュニケーションでは相手のちょっとした仕草や表情、全身の雰囲気を見てその人の空気感を読み取ることができましたが、オンライン上では画面に映し出される顔と声のみ。
さらにマスク着用で顔の表情がわからなくなれば、耳からの情報に頼らざるを得ません。
オンライン上でのコミュニケーションが常になっている今、今まで以上に耳から与える印象=「声」を気にかけなければいけなくなってきているのです。
仕事の悩みが「声」で解決?
働く人が注目したい、ボイストレーニングとは
また、オンラインという環境下に関わらず「声」や「話し方」の悩みを持つビジネスパーソンは少なくありません。
「滑舌が悪く、プレゼン中に大事なところで噛んでしまう」
「緊張すると早口になってしまい、よく聞き返される」
「声が小さいと上司に指摘される」
「そもそも、人前で話すのが苦手……」
こういった声に対するコンプレックスは珍しいものではなく、改善方法を知らないまま多くの方が放置してしまっているのが現状です。
しかし、これらの悩みはボイトレで解決することができます。
「声は生まれつきのものだから、直すのは大変なのでは?」という質問をよく受けますが、滑舌の悪さや声の通りの悪さなどは、後天的に発生したものです。
トレーナーのアドバイスのもと悩みに応じたボイトレメニューをしっかり行えば、それらの悩みは改善することがほとんど。
滑舌が悪かった方もスラスラと話せるようになったり、地声が小さいと思っていた方も通る声が出るようになったりと、嬉しい変化を実感することができます。
もし声が原因で仕事のしづらさを感じている方は、一度ボイトレを試してみることをおすすめします。
「声」を変えれば印象も変わる
実は、ボイトレをすることで鍛えられるのは、声だけではありません。姿勢や表情にもアプローチすることが可能で、同時に見た目の印象も良くすることができます。
良い声を出すためには「正しい姿勢」と「柔軟な表情筋」が必要不可欠なのです。
例えば、健康で元気なイメージを与える高い声は、口角が上がっている人の方が出やすいといわれています。逆にいえば、高い声の練習をしているうちに自然と口角も上がり、にこやかな表情も作り出されます。
ボイトレをはじめると雰囲気が明るくなる方がいるのは、声だけでなく姿勢や表情にも変化が起こるからかもしれません。
ビジネスシーンで発揮する「ボイトレの4つの効果」
それでは、ボイトレすることで得られる効果を具体的にご紹介していきます。
1.第一印象が良くなる
第一印象を良くしたいと考えている方こそ、ボイトレは非常におすすめです。
人の印象は最初に受けた印象が残りやすく、その後の評価にも大きな影響を及ぼすといわれています。初対面時にボソボソと何を言っているか分からない話し方をしていると、相手も警戒心がうまれやすくなり、一緒に仕事したくないというマイナスの感情を引き出しかねません。
ボイトレをすると滑舌良くハキハキと話せるようになりますので、第一印象が良くなることに繋がります。
2.コミュニケーションがスムーズに取りやすくなる
ボイトレをすると、相手にとって聞き取りやすい声を出せるようになります。聞き取りやすい声とは、単に大きい声ではありません。滑舌が良いのはもちろん、声の通りが良く心地良い声のトーンであることが大切です。
特に、良い響きを持つ声は相手に安心感を与えます。安心感のある声はもっと会話したいという気持ちを誘発しますので、その後のコミュニケーションにおいても信頼感を得られやすくなるでしょう。
3.声に自信が加わる
普段からボソボソと自信なさげに話している方は、その話し方がクセになってしまっている可能性があります。
ボイトレをすると声帯や共鳴腔を効率的に働かせて力強く声を出せるようになるので、続けていくといつの間にかハキハキ話すのが当たり前になってきます。
不思議なことにハキハキとした話し方を身につけると、性格までも自信に満ち溢れてきます。結果として仕事にも活力が湧き、成績UPの後押しにもなっていきます。
4.プレゼンの質が高まる
ボイトレをすると、声量も自在にコントロールできるようになります。
声量をコントロールすれば、プレゼンをする際に「最初は優しいトーンで入り、一番伝えたいところで声を張る」など話す内容に合わせて抑揚をつけられます。
抑揚のあるプレゼンは内容が頭にスッと入ってきますので、同僚や上司、顧客に楽しんで聞いてもらうためにも声量のコントロールは非常に役立つでしょう。
効果をすぐに実感したい方は、まずはボイトレを無料体験してみよう!
ボイトレの効果を実感できるまで、どのくらい時間がかかるかも気になるところです。
結果からお伝えすると、アプローチ次第ではすぐにボイトレの効果を実感することが可能です!
自宅で簡単にできるシンプルなボイトレメニューに加え、最近ではYouTubeやSNSなどには無料の動画も多くありますよね。手近なものを活用しマイペースにボイトレを行うことも、もちろん可能です。
しかし、効果をより早く実感したいのであれば、やはりプロのボイストレーナーにみてもらうのがより良いと言えるでしょう。
トレーナーがつくと発声の状態を踏まえて、個人の悩みに直結したメニューを考案してもらえます。ボイトレを経験したことのない方はぜひ無料体験を活用して、一度ボイストレーナーに相談してみましょう。
【まとめ】
経営者は今「声」に投資すべき!ビジネスシーンにもたらすボイトレの効果
上でもご紹介した通りアプローチ次第では、すぐに効果を実感できる「ボイトレ」
即効性のある「声」のトレーニングは、ビジネススキルにおける自己投資のなかでもコスパの良い投資になるはずです。そして、一度習得した「声」はそう変わるものではありません。
声に悩みを持っている方は、ぜひボイトレに挑戦してみてください。