こんにちは!
ナユタス府中校です!
今回はアンザンツ3a.3bについて紹介ます。
アンザンツは「声をおく(プレイスメント)」という意味です。
声がその場所で響いているように感じるためそのように言われますが、
実際にはその部分が共鳴しているわけではなく、
喉の筋肉(喉頭懸垂機構)の働きの結果として「そのように感じる」
声帯のポジションです。
アンザンツ3a
鼻の付け根や仮面舞踏会などのマスクの中へ歌うとよく いわれる。「充実した声」。
声を鼻根部(眉間)に当てるように意識します。
正しくできたときは声帯本体の中にある声帯
を伸展させる筋肉に作用して高音が出せるようになります。
このアンザッツでは鼻腔は開かれていて甲状軟骨は前下方に引っ張られてるので
喉頭の位置も低い状態です。(胸骨甲状筋、輪状咽頭筋に作用)
実際に聞こえてくる声はいわゆる声楽家の開いた充実した声です。
喉が下がりやす母音「オ」で練習すると良いです。
アンザンツ3b
声を上顎、軟口蓋の前部に当てるイメージ。
声門閉鎖が完全なものになる 3aとともに重要なアンザッツです。
アンザッツ3aと似た箇所ですが鼻先を鳴らします。
喉頭は引き上げ筋と引き下げ筋の両方が働き中間的ポジションです。
このアンザッツでは声帯の中にある筋肉の甲状声帯筋、被裂声帯筋が
積極的に働くようになり、声帯閉鎖も完全な状態となります。
アンザンツ3bは他のアンザンツへの橋渡しが容易となり、
つまり地声と裏声を繋ぐスムーズな声を作っていきます。
練習は母音「ア」または「ə(曖昧母音)」で練習すると良いです。
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