こんにちは!
ナユタス府中校です。
今回もフースラーの「うたうこと」からアンザンツに
ついて紹介します。
アンザンツ4
頭頂部、アデノイドに声を当てるイメージです。
胸骨甲状筋により喉頭、輪状甲状筋により喉仏の前部が引き下げられ、
口蓋咽頭筋によって後部の喉頭(喉仏の後ろ)が引き上げられます。
フースラーの「純粋な頭声」と訳される声、いわゆるヘッドボイスの
ことです。練習では「ウ」の母音でおこない、実際に出てくる声というのは
純粋な裏声で低音域では声に芯のない、息漏れ声のようになります。
アンザンツ5
声を前頭部に当てるイメージで。 アンザッツ4とは反対に、喉頭が引きあげられ、
喉仏が少し 高くあげられます。いわゆるファルセット。
声門は閉じても、その中央部に小さな楕円形の開きを残している状態で、
完全に閉鎖はし切っていません。
つまり声帯が引き伸ばされて表面が接地するだけの薄い状態(裏声)を保ちながら、
そこから喉頭を純粋に上げていくとだんだん声帯が閉じ始め隙間が埋まっていき、
共鳴腔も狭まりよりハッキリした甲高い音色(ゲゲゲの鬼太郎の目玉のオヤジ)が出ます。
「声帯を引き伸ばす」(輪状甲状筋)、「声帯を閉じる」(披裂筋群)、
「喉頭を上げる」(甲状舌骨筋)を使うため、発声に関わる働きをバランスよく
含んでいることから7つのアンザンツの中でも重要と言われています。
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