こんにちはナユタス府中校です!
引き続きフースラーの「うたうこと」から
アンザンツ6の紹介をします。
アンザンツ6
このアンザッツでは声を頸に当てるように声を出します。
オペラ歌手であるエンリコ・カルーソーはこのアンザッツのことを
「うなじで唄う」と表現しています。
アンザンツ6では輪状喉頭筋を鍛えていきます。
喉引き下げ筋に当たる輪状喉頭筋が強烈に働くため喉頭は
下後方に引き下げられ食道の上で保持されます。
輪状喉頭筋という筋肉の働きで声帯は最も強い伸展をします。
声楽の高音域発声についてはこのアンザッツが必須とされ、
声帯は十分な強音であっても少し開いてます。
まとめ
全てのアンザンツを紹介しました。
各アンザンツをバランス良くおこなうことで喉頭懸垂機構が
鍛えられ、結果的に「あらゆる歌声の実現を可能とする」とフースラーは言っています。
アンザッツはそれぞれの箇所に声を当てに行くとそれぞれ特徴的な声の響きを生み出しますが、
歌う時に一つのアンザンツだけを使うということはありません。
音域によって主に使うアンザンツはありますが、その際もそれぞれのアンザンツと
交じり合っています。
一つのアンザンツばかり練習するのではなく、バランスよく練習することが大切になります。
喉の仕組みは万人共通です。身体中の共鳴腔が響くのはあくまで喉の筋肉が作用した結果的であり、
共鳴する箇所よりも声帯が定まった伸展状態にあることの方が大事になってきます。
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