こんにちは!
ナユタス府中校です!
前回紹介しましたベルカント唱法の続きです。
声区融合(ミックスボイス)
ベルカント唱法の教師は声と裏声の出し分けが完璧にできるまで
声区融合はさせませんでした。地声と裏声が未発達の状態で
中途半端に融合している状態は好ましくないと考えました。
何故なのか?
純粋な地声と純粋な裏声は調整した裏声を使ってその二つを結び付けるという考え方
が重要で力強く逞しい地声に裏声の要素を添付することによって歌声は充実して
いくからです。
弱音を正しく作り出すと言うのは発声技術の中でも相当に高度なテクニックです。
地声と裏声がそれぞれ十分に発達しバランスが整い両方の声区が十分に融合された後
にようやくできるようになると書かれています。
ヴォーチェ・ディ・フィンテ
具体的にベルカント唱法における声区を融合させるとはどういうことなのでしょうか?
純粋な地声と純粋な裏声には声質的に大きなギャップがあります。
ヴォーチェ・ディ・フィンテとはまさにそのギャップの橋渡しになる中庸点となります。
「母音に地声のような鋭い音色を帯びた裏声」
この声は低音から高音まで一貫してほぼ同じ音色の歌声を作り出すことができます。
低音から高音域まで地声のようでもあり裏声のようでもある声、
ベルカント唱法の理想であり、到達点となります。
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