こんにちはナユタス府中校です!
寒くなりました。本当に。朝起きるのが辛い!という人は多いのでは
今回は歌詞を勝手に深読みして、その世界をどっぷりと味わってみたいと
思います。
取り上げるのは「メロディー(玉置浩二)」です!
メロディー
1996年10枚目のシングルとして発売。
活動を休止した安全地帯メンバーに対する思いを表現した
アコースティックギターの演奏がメインのシンプルな曲です。
NEWS23のエンディングテーマ、自身が出演したドラマ「メロディー」の挿入歌として
オリコンシングルチャート最高位49位を記録しました。
その後鈴木雅之、坂本冬美、香西かおりなどの歌手によるカバーの結果、
広く認知され、代表曲に一つとなってます。
ノスタルジー
あんなにも 好きだった きみがいた町に
いまもまだ 大好きな あの歌は 聞こえてるよ
いつも やさしくて 少し さみしくて
冒頭の歌詞から想像してしまうのは地方の田舎町の高校生が
帰宅途中にたむろする小さな雑貨店(日用品から食料品までなんでも売ってる)。
店の主人は女の人(40代から50代くらい)で、
高校生が話す学校の出来事や愚痴をいつも聞きながら、
笑いながら返している。店に置いてあるラジオから
聞こえる当時の雑音まじりのヒット曲。一人が歌いだすと周囲の仲間たちも
一緒に歌い出し、たちまち大合唱。
こういう体験ってなぜか体験していなくてもお互いにイメージを共有できるというか、
なんとなく理解してしまう原風景みたいなところあるなあと感じます。
変化と思い
あの頃は なにもなくて
それでも 楽しくやったよ
メロディー 泣きながら
ぼくたちは 幸せを みつめてたよ
サビの「あの頃 なにもなくて それでも 楽しくやったよ」と
いう部分は繰り返されるサビの冒頭で繰り返されます。
無力だけど何か根拠の無い自信みたいなものに支えられて、
毎日を楽しく過ごしていたあの時。無駄な時間を過ごす特権。
そこには欲に変わる前の夢や希望に溢れていて些細なことで
笑って泣いて時間と感情を仲間と共有する。
その後に続く歌詞には離ればなれになった喪失感といつまでも
繋がっている絆が表現されています。
そして今の自分に、あの頃一緒に聞いていた歌のメロディーが
立ち止まると不意に思い出とともに流れてくる。
「あなた」ではなく「きみ」という二人称を使うことで、
友達、恋人、家族誰にでも置き換えられ、なにより若さが表現されています。
人生における出来事は何かとその時、聞こえていたメロディーとともに
思い出されるものなので、ニュース番組のエンディングテーマとしても最高。
バンドメンバーへの思いを込めたこの曲が、玉置浩二さんの表現豊かな歌により、
その余白を広げ、シンプルだからこそ聞いた誰もが自分の思い出と感情でその余白を
埋められてしまう名曲です!
歌唱のポイントはこちらから
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