こんにちはナユタス府中校のボイストレーナーの岩田耀介です!
海外のCTIY POPファンにとって大切な要素は踊れるかどうか。
今回はその中でも上位人気の菊池桃子さんの「Mystical Composer」を
深堀していきます!
菊池桃子
1983年映画「パンツの穴」のオーディションに合格、芸能活動を開始。
1984年「青春のいじわる」で歌手デビュー。
2022年に当時の楽曲に新曲2曲を加えたコンセプトアルバム「Shadow」をリリース。
Rainychがカバーした「Blind Curve」や、Night Tempoがリミックスした「Good Friend」など、
国内外で広がるシティポップ再評価の中で注目を集めている楽曲や、
シングルヒット曲以外の「隠れた名曲」に焦点を当てながら
当時の全楽曲を手掛けた林哲司がセレクトし、最新のマスタリングを施したユニークな内容となっています。
Mystical Composer
作詞:佐藤純子 作曲:林哲司
1986年リリースのアルバム「ADVENTURE」に収録。
菊池桃子さんの楽曲が海外のCITY POPの定番となっているのは、
林哲司さんの作曲しているからです。
またゆったりしたグルーヴ感の曲を、おっとりしたウィスパーボイスで柔らかく歌うのが、
海外のファンには新鮮に聞こえるのだと思います。
林哲司さんは自分の音楽にアイドル音楽の要素を一切取り入れたくなかった。
たとえそれが、歌唱力の欠如を隠すためのものであっても、
ステージ上での華麗な振り付けを演出するためのものであっても、すべてを嫌っていました。
プロのソウル・アーティストが歌える楽曲を、若干16歳の可憐な少女だった菊池桃子さんに
躊躇なく提供しました。
だから菊池桃子さんの楽曲は、最初からアイドル・ミュージックではなかったのです。
「テレビ番組で歌うときは、派手な衣装や派手な振り付けを避け、歌そのもので勝負しました。
従来のアイドル音楽よりも複雑なメロディを何度もなぞり、16拍子のグルーヴを体で受け止め、
シンコペーションのリズムを取りながらレコーディングをこなし、
何度も繰り返されるフレーズのリテイクに耐えられず、何度も涙を流したが、
ついに彼のメロディを自分の色に変えた。」( 林哲司著「流行歌」(2004年)より)
歌詞
ターンテーブル廻るメロディー
(Dancing on the moom)
うちよせるリズム胸をゆらす
(With me facing you)
冒頭の一節が海外のDJ達がこぞってこの曲をかけている未来が
見えているかのような。
誰かへのメッセージ
(You just dreamer)つぶいたその時に
旅立ったたくさんの彼のメロディーは
それぞれの大切なドラマになるのね
海外へと広がっていった(旅立った)この曲は、
その時の思い出とともに世界中の人たちの大切なドラマの一部になっていると思います。
歌詞がまるでこの曲の今の世界的な広がりを暗示しているかのようです。
歌唱ポイント
声に色をつけすぎず、淡々と歌いましょう!
菊池桃子さんは割とまっすぐメロディを歌っていますが
もう少し全体的に滑らかに
ベンドダウンやベンドアップを入れながら歌ってみても個性が出て
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