こんにちはナユタス府中校ボイストレーナーの岩田耀介です!
1990年代渋谷を中心として、洗練された「おしゃれ」なサウンドと、
それに付随するファッション、ライフスタイルが発信されました。
この渋谷系アーティストとしてはFLIPPER’S GUITAR、PIZZICATO FIVE、ORIGINAL LOVEが
代表的です。洋楽からの影響が強く、ネオアコ、ボサノバ、ソウル、ジャズファンクなどを
融合させた都会的で洒脱な音楽が特徴で、国内外の多くのカルチャーに影響を与えました。
ということで今回の唄の履歴書は「「恋とマシンガン」(FLIPPER’S GUITAR)です!
FLIPPER’S GUITAR
1987年11月にロリポップ・ソニック(Lollipop Sonic)として結成され、
89年にフリッパーズ・ギターへ改名。1991年10月に解散。
小沢健二(指揮者:小澤征爾の甥)、小山田圭吾の二人によるユニット。
サンプリングによる曲作りが特徴で、当時二人のインタビューは
とても面白かった。
恋とマシンガン
1990年5月リリース。
TBSドラマ「予備校ブギ」の主題歌。
イタリア映画「黄金の七人」のサントラから印象的なイントロ部分を
サンプリングしておしゃれな曲に仕上がっています。
歌詞
FLIPPER’S GUITAR初の日本語歌詞。
冷蔵庫のドアになら 非常にベルが鳴りだす前に
時間かけて バター塗るさ
いきなりシュールな表現で始まります。
フランス映画、特にゴダール作品のような。
真夜中のマシンガンで 君のハートも撃ち抜けるさ
走る僕ら 回るカメラ もっと素直に僕が喋れるのなら
映画「明日に向って撃て」のボニー&クライドをお洒落にした銃撃戦と逃走。
歌詞全体に映画のワンシーが散りばめられ、
軽快な音楽に乗って次々と脳裏に浮かんできます。
歌詞の意味を考えるより、メロディーと歌詞を一つのイメージとして
楽しみたい楽曲です。
歌唱ポイント
恋とマシンガンは歌唱面で見ても
沢山のテクニックが詰まった楽曲になっています!
息の使い方や、言葉の強弱がとても繊細で
全体的に鋭く歌うのではなく、
青く塗った部分は特に優しく
緑の部分は息を多く混ぜて歌ってみてください!
また、小さいカタカナで書いてある「ァ」や「ッ」の部分が
意外と曲の雰囲気を出すために大切なポイントになりますので
意識して歌ってみてください!
そしてこの楽曲のリズムは
4ビートと言って、ジャズのリズムになっております
優しく歌う意識を持ちすぎると、
慣れてきたらドラムの音をしっかり聴いて、軽快に歌えると
より楽曲にハマってくると思います!

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