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ボイストレーニングコース

声をレベルアップ! コンプレッサーの魔法🔥

あなたの声を一つ上のランクに
皆さんこんにちは、ナユタス船橋校の蔦です今日はあなたの声を持ち上げるコンプレッサーをオススメする話

今日のブログはこんな人におすすめ
・生ライブや配信などでの活動を行っている
・歌ってみた動画などのコンテンツを作っている
・Vlogなどの動画の編集、投稿している
・読み聞かせ、セリフなどの声を使った作品や活動をしている
・上記などの趣味から本格的な活動をしている、これからしたいと考えていてボイトレで鍛えたその歌声を、より高いクオリティで届けたいと考えている方

今日は音楽作業での必須アイテム
一度知ればずっと強力な仲間になってくれる
コンプレッサー(以下コンプ)についてのお話です

なんだか自分の音声/録音がイマイチ

「自分の声を録音してみたけどなんだか迫力がない…」
「楽器の伴奏に埋もれちゃっている…」
「なんだか思っていた感じと違う…」
「音量の大小が大きくて編集がやりづらい」
「聞いている人からバランスが…と言われた」
「そもそも音量が小さい気がする」(特に配信)

録音や編集、配信、ライブの動画を見返したりすると上記のようなことを感じることがあると思います。この辺りの悩みはEQの調節やPANを決めるなど解決方法はたくさんあります、しかしコンプはさらに基本であり、もしかしたらこれだけで解決できちゃうかもしれない鍵となるのはコンプがなります!

コンプレッサーってどんなもの

1. コンプレッサー:声の安定と迫力を生み出す魔法
少し難しい話になるかも知れませんが、基本的にコンプは音の大小の差を圧縮し、音量を均一に近づけるものです。(音量の大きい部分を抑えることで、小さい部分との差を少なくするイメージです)

配信やレコーディングでインターフェース(YAMAHAのAGシリーズやRolandのRubixシリーズなど)を使用している人であれば、機材自体に最初から搭載されているもの、また動画/音楽編集をする方はソフト上でみたことがあるかもしれません。

コンプには複数の種類と馴染みの無い用語での設定が存在しているので、敬遠してしまう人が多い印象です。しかしもたらす効果は絶大、であれば使わない手はありません。そして最近のモデルの多くにはプリセットやテンプレートが最初から存在しており、初めて使用する人にも敷居の低いものとなっていますので安心してください。

2. 実際に使用することで得られる効果
音量の安定化: 声のバラつきを抑え、聴きやすい安定したサウンドに
音圧アップ: 小さい音を持ち上げ、全体の音量をup
迫力のあるサウンド: 音の粒が揃い、力強く前に出るサウンドに
聴き取りやすさの向上: 音量差が少なくなることで、歌詞や細かなニュアンスが聴き取りやすくなるなど…

ライブや配信演奏ではコンプを使用することで、伴奏と共にオーディエンスに安定した歌声を届けることができます。音量変化の激しいアコースティックギターでの弾き語りなどでは特に大きく効果を発揮します。また、歌ってみた動画などのレコーディングでは、コンプレッサーで音圧を上げることで、楽曲を通して伴奏に埋もれない存在感のある歌声に仕上げることができます。

Vlog動画ではマイクやカメラからの距離が変わることで臨場感が出ますが、極端に小さい部分などの聞き取りづらい部分などを持ち上げ、動画内で不意に鳴る大きな音声を抑えることに役立ちます。読み聞かせやスピーチなどでは単語やフレーズのニュアンスがより伝わりやすくなります。

3. コンプレッサーとボイストレーニングの相乗効果
どうでしょう、これだけコンプ使いたくなってきませんか。簡単でわかりやすいエコーやリバーブを積極的に使いたくなるのもわかりますが、それ以上に効果が強く、音源としての質を高めるコンプを是非試していただきたいです!

ですがコンプの力に頼り切ってはいけません、日々トレーニングによって声の土台を築き、表現の幅を広げることは不可欠です。そしてそれを届ける音源を仕上げるサポートとして、機材と音響の設定が大切になります。相乗効果によって高い効果を発揮し、トレーニングで培ったあなたの声を最大限に引き出し届けることができるのです。

実際に僕が生徒さんに練習を組み込むなら
・普段の練習スケールにスタッカートフレーズを入れて声の俊敏性を上げる
・二重母音で母音の移動をスムーズにしつつ響きを作れるポジションを探す
・小さい声を息もれではなくハッキリ発音しつつ、音量をコントロールできる練習をする、などまずの声でできるトレーニングをしっかり行うのが大切です。ぜひ、コンプとボイストレーニングを取り入れ、あなたの理想の作品を実現してください!