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ギター奏法解説 – 第ゼロ感 / 10-FEET – PART.1

こんにちは。ギター講師のseiyAです。
本日も楽曲ギター奏法解説したいと思います。

本日は10-FEETの”第ゼロ感”
わかりやすくてカッコいいロックナンバーですね。
こちらの楽曲は、映画【THE FIRST SLAM DUNK】主題歌になっていて今とっても話題となっています。
音楽イベントでも披露され大盛り上がりを見せていますね。
テクニックも複雑なものはないので、気軽にトライしていただけたらと思います。

まず、この曲のチューニングについて。
6弦を全音、つまりEからDに下げます。4弦開放のオクターブ下と覚えればチューニングも簡単に合わせられます。
通常のチューニングのまま全弦ジャランと弾くことって響き的に中々無いですが、6弦だけ落とすだけで、654弦の解放がDのパワーコードとして使えます。
ドロップⅮといわれるこのチューニングは、通常より低い音程で、よりヘヴィな演奏が可能なので、ロックを演奏する上で覚えておくと便利です!
楽曲によって普段のチューニングを変える奏法、最初のうちは混乱してしまうかもしれませんが、数をこなすことにより身に付いてきます。

さて、メインリフの弾き方ですが、一音目で早速このDパワーコードが出てきます。
654弦を、右手首を使って振り下ろしましょう。
この際、他の弦が鳴らないように、左手で123弦をブロックしておきましょう。
ノイズや違う音を出させないために、こういった細かい配慮、テクニックが大事になります。

次回は【ブリッジミュート】というテクニックをお伝えします。
この後に聞こえてくるズンッズンッという音をどのように演奏するのか、どうぞお楽しみに!