こんにちは！NAYUTAS福岡博多駅前校のモリタです！
今回は、いつでもどこでもできる！ボイストレーニングの基本であるロングブレスについてご紹介します。
１．ロングブレスとは？
ロングブレスとは、一言で言えば、息を長く吐き続けることです。声を出すときに必要な息の量や張りを鍛えるために、とても有効な練習法です。
２．ロングブレスの効果
ロングブレスを行うことで、以下のようなメリットがあります。
・声帯への負担を減らす：息が張っていると、声帯が自然に開いて、声を出しやすくなります。息が弱いと、声帯にダメージを与える原因になります。
・音量や音程をコントロールしやすくなる：息が張っていると、声の出力が安定して音量や音程の変化に対応できます。逆に、息が弱いと、声の出力が不安定で、音量や音程がブレやすくなります。
・声の表現の幅が広がる：息が張っていると、声に豊かな響きや抑揚がつけやすく、感情や意図を伝えやすくなります。
３．正しいロングブレスのやり方
ロングブレスの出し方のポイントは、以下の3つです。
・口の形：上の歯と下の歯をくっつけて、舌も歯に押し当てて、息が通る細い隙間を作ります。これによって、息の流れを制御できます。
・腹式呼吸：息を吐くときには、お腹をへこませて、腹圧を高めます。息を吸うときには、お腹を膨らませて、肺に空気をたくさん入れます。これによって、息の量と張りを確保できます。
詳しくはカラオケで気持ちよく歌いたい！！【腹式呼吸編】を参考にしてください。
・ガス管のイメージ：ガス漏れのときのシューという音の感じを意識しましょう。息が張っていて、勢いよく出ているような状態が正しいです。この感覚で息を吐き続けることがロングブレスの目標です。
上記ポイントを意識して、45秒を目標に息を吐き続けてみましょう。これは、ロングブレスの基準となる時間です。45秒吐き続けられるようになれば、ロングブレスができていると言えます。最初は、30秒や15秒から始めても構いません。徐々に時間を伸ばしていきましょう。
〇まとめ
ロングブレスは、ボイストレーニングの基本中の基本です。毎日少しずつでも練習して、声の力をつけていきましょう。
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