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【NAYUTAS 浜田山校】REJAY & A.G.O『HAZY』歌詞考察|霞んだ記憶と“揺れる心”にそっと寄り添う一曲

🎧 “かすれた視界”の中の輝き

北海道・ニセコ出身のREJAYが、プロデューサーA.G.Oを迎えて世に放った「HAZY」。

そのタイトルが示す通り、“かすんだ視界”“ぼやけた感覚”というテーマが冒頭から漂っています🎶

 この曲は、明確な輪郭を失った心模様を、“インディー×ガレージ”というサウンドを通して描き出しており、だからこそ、聴く者はふと自身の揺らぎを重ねてしまうのです。

☁️ 「光と影のあいだで」

HAZYの歌詞には「見えるけど届かない」「思い出すけど遠ざかる」というニュアンスが随所にあります。

例えば、サウンドから受ける「浮遊感」や「揺らぎ」は、“確かに存在していたはずの何か”が、時間とともにぼやけていく様を象徴しているようです🤔

この「ぼやける」という行為は、過去の想い出が美化されたり、痛みが和らいだりするプロセスと重なります。そしてその向こうには、「それでもまだそこにある」という意志が潜んでいます。

タイトル「HAZY」=「霞んだ/霧のような」という言葉が、まさにその“あいまいな感情”を的確に捉えていると感じます。

💭 誰か/自分/時間との交歓

何気ない 言葉さえも今じゃ 息もできないくらい 掴んで離さない でも君は同じ distance

歌詞の中で、直接的に名前を呼び合うような場面は少ないかもしれませんが、「あなた」だったり「君」だったり、あるいは「自分自身」のことを見つめ直すような視線が感じられます👀

ぼんやりと揺れる思いが、自分の中で静かに問いを立てていく。「本当はどうしたい?」「今、どこにいる?」と。

この曲において時間の流れも重要です。手放した記憶、追いかけた未来、そして今感じている現実。

どれもが混ざり合って「霞んだ景色」として描かれています。

「もう戻れないけれど/そこには確かにあった」という感覚が、歌を通じて余白として用意されているのです。

🔥  光を求める瞬間 ― “まだ揺れていたい”という願い

このまま 隠しきれるかな 叫ぶ鼓動も ただの独り言 また君のペースに 飲み込まれていく

歌詞の中のエモーションが最も強く出るのは、「このままでいたい」「終わりたくない」という願いが滲む箇所です。

例えば、明るさを取り戻そうとする“光”を探す動き、あるいは「もう少しこのまま揺れていたい」という“余韻”を抱える気持ち。

そうした感覚が、「HAZY」という言葉の裏にある“揺るぎ”を肯定しています。

人生において、明確な答えを持たずに漂う時間は、けっして悪いことではありません。

「ぼんやりしている」「揺れている」その状態こそ、未完成であるがゆえの美しさ✨

REJAYの歌声とA.G.Oのサウンドが、その“揺らぎの美”を優しく包んでいるように聴こえます。

🌙 “終わり”と“はじまり”のあいだ

この曲には、明確な締めくくりではなく、「…まだ」という余白が残されています。

また触れてしまえば 壊れそうで

「終わらせない」「完全には形にしない」ことで、聴き手自身がその続きを想像する余地を与えているのです。

そしてそれは、日常の中の“まだ終わっていない何か”と重なります🌓

例えば、失恋でもなく、完全な勝利でもなく、ただ「今」が揺れている──そんな瞬間。

そういう“あいだ”の時間こそが、内面の成長や転換を孕んでいるのかもしれません。

HAZYは、その“あいだ”を音に変えた歌なのだと私は思います。

✨ 私たちの中のHAZY

この曲を聴きながら、思い出してほしいのは「ぼんやりしていた夜」「何となく涙が出た朝」「確かにそこにいたのに…と感じたあの瞬間」。

そんな「かすんでいたけど確かだった時間」こそが、あなたの人生を形作るピースです🧩

– 誰かを追いかけていたけれど、追いつけなかった。
– 夢を描いていたけれど、途中で手が離れた。
– ただ「今」を生きていただけなのに、いつの間にか変わっていた。

それでも「まだここにいる」「まだ揺れている」という声を、HAZYは肯定してくれます。

その声を聴いて、少しだけ背中を伸ばしてみてください。

「ぼやけていても、いい」「揺れていても、いい」という安心をくれる歌なのです🎤🎶

🌿 締めくくりに

「HAZY」は、鮮明ではない景色や、未だ色づかない感情のままに歌うことで、かえって深い共鳴を生み出しています

輪郭を失ったからこそ、そこに無限の“想像”が生まれるのです。

もしあなたが「何かを終わらせなきゃ」と思う夜があるなら、今日だけは「終わらせなくていい」と歌に身を任せてみてください。

ぼんやりした夜の中でも、静かな光は確かにあり、歌はそれを照らしてくれます✨

REJAYの歌声を聴くと、まるで心の奥の本音を代弁してくれているような感覚になります。

どこか憂いを帯びた声なのに、ひとこと一言に確かな熱がある。

彼の代表曲「HAZY」では、曖昧な感情や過ぎていく時間の切なさを、声の温度で伝えていて、聴くたびに胸が締めつけられます🥺

REJAYのように“リアルな感情”を歌で表現するには、声の表情を豊かにすることが大切。

ナユタス浜田山校のボイストレーニングでは、呼吸法や声の響きを学びながら、自分の感情を声に乗せる力を育てていきます!

息の使い方ひとつで、声の印象は驚くほど変わるんです。

REJAYのように、静けさの中にも強さを秘めた歌を届けたい――。

そんな想いがあるなら、ボイトレがきっとあなたの第一歩になります。

感情を“声”という形に変えて、自分だけの歌を見つけてみませんか?

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