ブログ
ボイストレーニング

30秒で声が通る!速攻で効果が出るボイストレーニング|声が小さい人必見の簡単発声法

30秒で声が通る!速攻で効果が出るボイストレーニング|声が小さい人必見の簡単発声法

「声が小さくて相手に聞き返される」
「会議やプレゼンで声が通らない」
「歌う前に、すぐ声を出しやすくしたい」

そんな悩みを抱えている人におすすめなのが、30秒でできる簡単なボイストレーニングです。

声を通すために、いきなり大声を出す必要はありません。むしろ、喉に力を入れて声量だけを上げようとすると、声が苦しくなったり、すぐに疲れたりすることがあります。

この記事では、発声前にすぐ実践できる「30秒ボイトレ」を中心に、声が通る仕組み・声がこもる原因・効果を高めるコツを解説します。


30秒で声が通る!まずはこのボイトレを実践

最初に、結論から紹介します。

30秒ボイトレのやり方

  1. 5秒:姿勢を整える
  2. 10秒:「んー」とハミングする
  3. 10秒:「んーまー」と声を出す
  4. 5秒:普段の声で話す

これだけです。

ポイントは、声を無理に大きくすることではありません。

「声を前に押し出す」のではなく、顔や口の中に響きを集める感覚を意識してください。


STEP1:5秒で姿勢を整える

まず、背筋を軽く伸ばします。

このとき、胸を張りすぎたり、体を反らしたりする必要はありません。

正しい姿勢のポイント

  • 肩の力を抜く
  • 首をまっすぐにする
  • 顎を軽く引く
  • 胸を無理に張らない
  • お腹を固めすぎない

声が通らない人は、発声時に首や肩へ力が入りすぎていることがあります。

まずは体の余計な力を抜き、声を出しやすい状態を作りましょう。


STEP2:「んー」と10秒ハミングする

次に、口を閉じて「んー」と声を出します。

このとき、声を大きくする必要はありません。

意識するポイント

鼻の周辺や唇が軽く振動する感覚を探してください。

「んー」と声を出したときに、顔の前側に振動を感じられればOKです。

ハミングは、声の響きを感じる練習として取り入れやすく、喉に過度な力を入れずに発声感覚を確認しやすい方法です。

やってはいけないこと

  • 喉を押しつける
  • 大声でハミングする
  • 鼻に無理やり声を押し込む
  • 顎に力を入れる

あくまで、小さく楽な声で行うのがポイントです。


STEP3:「んーまー」で声を前に出す

次に、

「んー……まー」

と声を出します。

「んー」で響きを感じた後、「まー」と口を開きます。

この練習の目的は、ハミングで感じた響きを、実際の発声につなげることです。

具体的なやり方

  1. 「んー」と軽く声を出す
  2. 唇の振動を感じる
  3. その感覚を保ったまま「まー」と発声する

声がこもりやすい人は、口の中で声が止まっているように感じることがあります。

「んーまー」の練習では、響きを感じる → 口を開けて声にするという流れを意識しましょう。


STEP4:最後に普段の声で話してみる

最後の5秒は、普段の声で、

「おはようございます」

「今日はいい天気ですね」

など、短い言葉を話してみましょう。

ここで重要なのは、大きな声を出そうとしないことです。

30秒ボイトレの前後で、

  • 声が出しやすい
  • 声がこもりにくい
  • 声が軽く感じる
  • 相手に届きやすい

と感じられれば、発声前の準備として成功です。


なぜ30秒で声が通りやすくなるの?

「たった30秒で本当に声が変わるの?」と思う人もいるでしょう。

ここで注意したいのは、30秒で声の能力そのものが永久に変化するわけではないということです。

短時間で感じやすい変化は、主に次のようなものです。

  • 発声前の緊張がゆるむ
  • 声の響きを意識しやすくなる
  • 声を出す感覚を確認できる
  • 喉に力を入れすぎるのを防ぎやすくなる

発声は、一般に呼吸、声帯の振動、共鳴という複数の要素によって成り立ちます。声を通したい場合は、単純に息を強く吐いたり、声量だけを上げたりするのではなく、これらのバランスを整えることが重要です。


声が通らない人がやりがちな3つのNG

NG1:とにかく大声を出す

声が小さいからといって、いきなり大声を出すのはおすすめできません。

大声を出そうとすると、

  • 喉に力が入る
  • 声が苦しくなる
  • 声が枯れやすくなる
  • 発声が不自然になる

といった問題につながることがあります。

「声が通る」と「声が大きい」は、同じではありません。


NG2:息を強く吐きすぎる

声を遠くへ届けようとして、息を強く吐きすぎる人もいます。

しかし、息が強すぎると、声帯に負担がかかり、かえって声が安定しないことがあります。

まずは、

少ない力で、響きのある声を出す

ことを意識しましょう。


NG3:喉だけで声を出す

喉に力を入れて声を出す「喉声」は、声が硬く聞こえたり、疲れやすくなったりする原因になることがあります。

声が通らないと感じたときは、

「もっと力を入れる」

のではなく、

「余計な力を抜いて響きを作る」

という方向で考えることが大切です。


さらに効果を高める「1分間ボイトレ」

30秒ボイトレに慣れてきたら、次の1分間メニューもおすすめです。

0〜10秒:姿勢を整える

肩、首、顎の力を抜きます。

10〜25秒:ハミング

「んー」と軽く声を出し、顔の前側の振動を感じます。

25〜40秒:「んーまー」

ハミングの響きを、口を開けた声につなげます。

40〜50秒:「ま・み・む・め・も」

口の動きを意識しながら発声します。

50〜60秒:短い文章を読む

「今日は落ち着いて話します」

など、普段の声で話してみましょう。


声を通すために最も大切なのは「響き」

声を通すために、必ずしも声量を大きくする必要はありません。

重要なのは、相手が聞き取りやすい声の響きを作ることです。

ボイストレーニングでは、声の響きを感じるための共鳴練習が重要な要素の一つとされています。共鳴は、芯のある声や声の響きに関係し、発声時の負担を抑えることにもつながります。

そのため、声が通らない人は、

「もっと大きな声を出す」

よりも、

「声の響きを感じながら、楽に話す」

ことを意識してみてください。


30秒ボイトレを行うおすすめのタイミング

この練習は、次のような場面で実践できます。

  • 会議の前
  • プレゼンの前
  • 電話をかける前
  • 人前で話す前
  • カラオケで歌う前
  • ライブや発表会の前
  • 朝起きて声が出しにくいとき

特におすすめなのは、声を使う直前に軽く行うことです。

ただし、声がかすれているときや、喉に痛みがあるときは無理に発声練習を続けないようにしましょう。


まとめ|声を通したいなら、まず30秒の発声準備から

今回は、30秒でできる「声が通るボイストレーニング」を紹介しました。

もう一度、方法をおさらいしましょう。

30秒ボイトレ

  • 5秒:姿勢を整える
  • 10秒:「んー」とハミング
  • 10秒:「んーまー」と発声
  • 5秒:普段の声で話す

大切なのは、大声を出すことではありません

声が通る感覚を作るために、

姿勢を整える → 響きを感じる → 声に変える

という流れを意識しましょう。

「声が小さい」「声がこもる」「すぐに声が疲れる」という人は、今日からまず30秒、このボイトレを試してみてください。

短い練習でも、毎日継続することで、自分の声の出し方を見直すきっかけになります。