「もっと高音が出せるようになりたい」「原曲に近づけて完璧に歌いたい」。K-POPを目指す中で、こんな目標を持って練習している人は多いと思います。たしかに、韓国の音楽業界は世界的にもレベルが高く、基礎的な歌唱力がなければ通用しません。
でも実は、“うまい”だけではK-POPの世界では選ばれにくいという現実があることをご存知でしょうか?
K-POPのオーディションでは、技術の高さは前提条件に過ぎません。その上で、「この人にしか出せない表現があるか」「その人の個性が歌ににじみ出ているか」といった“唯一無二の魅力”が重視されるのです。
では、どうすれば自分らしい歌を歌えるようになるのでしょうか?
答えの一つは、「自分の声と向き合うこと」です。どんな声質なのか、どんな雰囲気が合うのか、感情をどう表現するのがしっくりくるのか――そういった自己理解を深めることで、少しずつ“あなたらしい歌”が見えてきます。
模倣から抜け出すことも、大きなヒントになります。
K-POPアーティストの歌を完コピする練習は、確かに大切です。でも、その先に進むためには、「自分だったらこの曲をどう歌うか」を考えるステージが必要です。
たとえば、IUのような柔らかく繊細な表現が得意な人もいれば、BLACKPINKのようにパワフルでエッジの効いた歌が得意な人もいます。大切なのは、誰かのスタイルを再現することではなく、自分の声でどんな世界を表現できるかを知ること。
また、こうした“個性”は、練習の中で磨いていくことが可能です。当スクールでは、「声の質感を活かすトレーニング」や、「自分の得意な表現を見つけるレッスン」を行っています。単なるテクニックではなく、“その人の中にある魅力”を引き出すことを大切にしています。
「自分には個性なんてないかも…」と不安に思っている方も、心配はいりません。魅力は、必ず誰の中にもあります。少しずつ見つけて、少しずつ伸ばしていけば、あなたの歌はもっと魅力的に変わっていきます。
まずは、体験レッスンであなたの声を聴かせてください。
歌の中に眠っている“あなたらしさ”を、一緒に見つけるところから始めましょう。K-POPのステージに立つための、本当の第一歩を踏み出すお手伝いができれば嬉しいです。