皆さんこんにちはボイトレとダンスのマンツーマンレッスンを行うNAYUTAS川崎校です♪
ヨルシカさんの【忘れてください】のMVが公開されましたが皆さん観ましたか？
今回はこの【忘れてください】の考察と共にMVを紹介していきます♪
このヨルシカさんの【忘れてください】はドラマ「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」の主題歌となっている曲です。
ヨルシカさんの出す曲は毎回歌詞もそうですがMVも魅力的で何度も見返してしまいます✨
今回のMVの映像はリアルとイラストが混在されており、１ルームで暮らす二人様子が描かれていました。
部屋の内装や、物などはリアルな描写なのに対してそこで暮らす二人はイラストで描かれています。
おそらくこの歌の主人公の目線の方「僕」はすでに亡くなっており
残っている「君」に「僕」を忘れて前向きになってほしいと思う「僕」姿と忘れられる悲しみや切なさが歌詞に表れています。
MVではクラップと共に思い出のものがだんだんと消えていくのですが、はじめはなくなっても気づかないものからなくなっていくためMVでは「君」が「僕」をなかなか忘れれない思いが描写されていて、歌詞とMV両方併せて是非見て、聞いてほしい曲です！
歌詞の考察！
僕に心を
君に花束を
揺れる髪だけ靡くままにして
会えない君に思いを伝えるために心を切実に欲している描写と
”髪を靡くままにして”という未練が捨てきれない、「僕」が「君」を忘れたくない気持ちが儚い雰囲気を出しています。
箱の中の小さい家の、
二人で並んだキッチンの小窓の
カーテンの先の思い出の庭に、
春の日差しを一つ埋めて、たまには少しの水をやって、
小さな枇杷が生ったとき忘れてください
小さい家のキッチンという狭い空間が二人だけの世界や思い出を連想させる歌詞です。
【小さい】という文字がここの歌詞以外にもに含まれることも多く、【小】→【心】と【小】は心や思い出を表しているとも考えられます。
「小さな枇杷が生ったとき忘れてください」と忘れることを願う歌詞ですが、
枇杷は種から実がなるまでに8～10年かかる植物だそうなのですぐには忘れないでほしいという思いの葛藤もあるのではないかと感じました。
枇杷はフルーツとしてだけではなく、葉には薬としての効果もあることから、花言葉には、
「温和」「治癒」「密かな告白」「愛の記憶」「あなたに打ち明ける」といった意味もあります。
時間をかけて二人で過ごした記憶を忘れつつ心を癒してほしいという意味があるのでは…？と思っています。
一つ一つ数えてみて
あなた自身の人生のあなたが愛したいものを。
……何もないのかい？
「僕」がいないことで「君」が僕を追ってこないように前向きな未来を見てほしいという思いから尋ねる歌詞ですが
「何もないのかい？」は「あってほしい」と願っているような寂しい雰囲気や、まるでセリフのような歌い方が印象的です。
海の側の小さい駅を
歩いて五分の海岸の、
僕と見た翡翠の色も忘れてください
翡翠は「色が育つ宝石」でもあり、肌身離さず身に着けることで、より美しい色に育つ宝石です。
これまで一緒に育ててきた思い出を忘れてほしいという思いと共に、翡翠の宝石言葉である「繁栄・長寿・幸福・安定」を願っているともとらえられます。
箱の中の小さい家の、
朝の日に揺れるカーテンを開けた
静かな休日の、
寝起きの君が寝ぼけ眼で座った
その朝のダイニングテーブルに
僕の心があったこと、忘れてください
日常の風景が細かに連想できる歌詞ですがそんな日常の中にいた「僕」を忘れてくださいと願っています。
【朝の日に揺れるカーテンを開けた】ことからも「君の心」に日差しを入れたいという「僕の」優しさや愛が詰まった歌詞だと感じました。
歌詞の目線を考察することで声の大きさや抑揚のつけ方も曲に合わせて出来るようになるので是非皆さんも歌詞の考察しながら歌ってみてください。
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