こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典 〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第9回は、 か行④「け」です。
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ボイトレ関連の「け」から始まる用語
ボイトレ関連で「け」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- けいじゃんみゅうじっく【ケイジャン・ミュージック】
- けえでんす(けいでんす)【ケーデンス(ケイデンス)】
- けちゃ【ケチャ】
- けれん【ケレン】
- げねぷろ【ゲネプロ】
- けろけろぼいす【ケロケロボイス】
各用語を、わかりやすく解説していきましょう。
なお、ボイトレや楽曲の歌唱、演奏、ダンスをマスターするには、NAYUTAS町田校でのレッスンが役立ちますよ!
けいじゃんみゅうじっく【ケイジャン・ミュージック】
アメリカ・ルイジアナ州のフランス系移民であるケイジャン人の伝統音楽で、アコーディオンやフィドルを主な楽器とし、ダンス音楽として親しまれています。フランス語の歌詞と独特のリズムが特徴で、陽気で活気あるサウンドが魅力です。
ボイトレにおいては、ケイジャン・ミュージックの独特なリズムや発音を学べば、リズム感や異なる言語の発音技術の向上が図れます。特に、アコーディオンやフィドルの旋律に合わせた歌唱練習を通じて、音楽的な表現力を高められるでしょう。
けえでんす(けいでんす)【ケーデンス(ケイデンス)】
楽曲やフレーズの終止部分を指す用語です。和声の進行によって楽曲の区切りや終わりを示し、完全終止や半終止など、さまざまな種類があります。
ボイトレにおいては、ケーデンスを理解すれば、楽曲の構造やフレーズの区切りを意識した歌唱が可能になります。これにより、表現力や楽曲解釈の深さの向上を図れるでしょう。
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けちゃ【ケチャ】
インドネシア、バリ島の伝統的な合唱劇です。数十人の男性が「チャッ、チャッ」とリズミカルに唱和しながら物語を演じます。独特のリズムと声の重なりが特徴で、宗教的な儀式から発展したパフォーマンスです。
ボイトレにおいては、ケチャのようなリズミカルな発声練習を取り入れることで、リズム感や声の協調性を養えます。また、集団での発声活動を通じて、他者との音の調和やダイナミクスのコントロールを学べるでしょう。
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げねぷろ【ゲネプロ】
ドイツ語で「総合練習:Generalprobe(ゲネラルプローベ)」を意味する言葉です。本番前に行われる全体を通したリハーサルを指します。音楽や演劇の分野で、照明や音響など本番同様の環境で最終確認を行う際の練習です。
ボイトレにおいては、ゲネプロを通じて本番さながらの状況で歌唱やパフォーマンスを確認し、最終調整を行うことは有益です。これにより、ステージ上での動きや表現を最適化し、本番でのパフォーマンス向上につなげられます。
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けれん【ケレン】
歌舞伎や浄瑠璃などの伝統芸能で、観客の注意を引くための派手な演出や技巧を「ケレン(外連)と呼びます。そこから派生して、演劇や音楽などにおいても、意図的に目立つ表現や技巧を用いることを意味します。
ボイトレにおいては、ケレン的な表現を取り入れることにより、聴衆の関心を引きつけ、印象的なパフォーマンスを実現可能です。ただし、過度にならないよう、バランスの考慮が欠かせません。
けろけろぼいす【ケロケロボイス】
音声補正ソフトウェア「Auto-Tune」を強くかけることで生じる、電子的でカエルの鳴き声のような独特の音質を指す言葉です。主にポップスやエレクトロニカ(電子音楽やデジタル技術を用いて作られる音楽ジャンルの総称)の楽曲で使用されます。
ボイトレにおいては、ケロケロボイスの効果を理解して適切に活用すれば、現代的な音楽表現や多様な声質の再現に役立つでしょう。また、エフェクトに頼らず、似た音質を自力で出す練習を通じて、発声技術の幅を広げられます。
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まとめ
ボイトレ用語辞典か行④「け」」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回は、か行⑤「こ」です。お楽しみに!
あなたのボイトレ、歌唱、楽器演奏やダンスに関するスキルアップを、NAYUTAS(ナユタス)町田校が応援します。