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ボイトレ用語辞典 〜ナユタス町田校編〜 #14 さ行④「せ」

こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。​

ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典 〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。

第14回は、 さ行④「せ」です。

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ボイトレ関連の「せ」から始まる用語

ボイトレ関連で「せ」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。

  • せいいき【声域】
  • せいがく【声楽】
  • せいく【声区】
  • せいしつ【声質】
  • せいたい【声帯】
  • せいたいけっせつ【声帯結節】
  • せいたいへいさ【声帯閉鎖】
  • せいたいぽりいぷ【声帯ポリープ】
  • せいどう【声道】
  • せいもん【声門】
  • せいりょう【声量】
  • せかんどらいん【セカンド・ライン】
  • せくしょん【セクション】
  • せっしょん【セッション】
  • ぜったいおんかん【絶対音感】
  • せってぃんぐ【セッティング】
  • せっとりすと【セットリスト】
  • せぶんすこおど【セブンス・コード】
  • せみとおん【セミトーン】
  • せるふぷろでゅうす【セルフ・プロデュース】
  • せんざい【宣材】
  • せんりつてきたんおんかい【旋律的短音階】

各用語を、わかりやすく解説していきましょう。

なお、ボイトレや楽曲の歌唱、演奏、ダンスをマスターするには、NAYUTAS町田校でのレッスンが役立ちますよ!

せいいき【声域】

発声可能な音の高さの範囲を意味し、個人の声帯の構造や訓練によって決まります。一般的に、ソプラノ、アルト、テノール、バスなどの区分があります。

ボイトレにおいては、自身の声域を正確に把握し、その範囲を広げるための練習が重要です。適切なトレーニングにより、高音や低音の発声が安定し、表現の幅が広がります。

せいがく【声楽】

声を楽器として用いる音楽のことで、クラシックから現代音楽まで幅広いジャンルが含まれます。歌唱技術や発声法、音楽理論など、多岐にわたる知識と技能が求められる音楽分野です。

ボイトレにおいては、声楽の基礎を学ぶことで、正しい発声法や豊かな表現力を身につけることができます。また、声楽の訓練は、他の音楽ジャンルの歌唱にも応用可能で、総合的な歌唱力の向上につながります。

せいく【声区】

音域に応じて声の質や発声方法が変化する区分を指し、チェストボイス、ミドルボイス、ヘッドボイスなどの3つに分類される場合が多いです。

ボイトレにおいては、各声区をスムーズに移行できるよう練習することで、広い音域を無理なく歌えるようになります。声区の理解とコントロールは、表現力豊かな歌唱につながるでしょう。

せいしつ【声質】

声の音色や特徴を意味し、個人の声帯や共鳴腔の形状、発声方法などによって決まります。声質はトレーニングやテクニックによって、ある程度変化させることが可能です。

ボイトレにおいては、望ましい声質を得るために、共鳴の調整や発声技術の向上を図ります。声質の改善は、歌唱や話し方の印象を大きく左右する要素です。

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せいたい【声帯】

喉頭内に位置する2枚の襞(ひだ)のことで、発声時に閉じて振動し、音を生み出します。呼吸時には開き、食物や液体の誤嚥を防ぐ役割も果たします。

ボイトレにおいては、声帯の適切な閉鎖と振動が、安定した発声と音質向上の鍵となるでしょう。声帯の健康を維持するためには、正しい発声方法と適度な休息が重要です。

せいたいけっせつ【声帯結節】

声帯に生じる小さな隆起を指し、表皮細胞が肥厚したものです。過度の発声や不適切な発声方法が原因で発生し、声がかすれたり出しづらくなることがあります。

ボイトレにおいては、声帯結節の予防や改善のために、正しい発声方法と適切な休息を指導します。無理のない発声と喉のケアは、声の健康維持に不可欠です。

せいたいへいさ【声帯閉鎖】

声帯がしっかりと閉じる動作を意味し、これにより効率的な振動が生じ、明瞭な音声が生成されます。不完全な閉鎖は、息漏れや不安定な音につながりがちです。

ボイトレにおいては、声帯閉鎖のトレーニングを通じて、無駄な息漏れを防ぎ、力強くクリアな発声を実現します。適切な閉鎖は、長時間の歌唱やスピーチでも声の疲労を軽減する効果があります。

せいたいぽりいぷ【声帯ポリープ】

声帯に生じる小さな隆起で、血腫により筋肉組織が硬く盛り上がった状態です。過度の発声や不適切な発声方法が原因で発生し、声がかすれたり出しづらくなることがあります。

ボイトレにおいては、声帯ポリープの予防や改善のために、正しい発声技術を習得し、声帯への負担を軽減することが重要です。適切なボイストレーニングは、再発防止にも効果的です。

せいどう【声道】

声帯から口や鼻に至るまでの空間を指し、ここで音が共鳴して音色や音量に影響を与えます。具体的には、喉頭、咽頭、口腔、鼻腔などです。

ボイトレにおいては、声道の形状や使い方を調整することで、共鳴を効果的にコントロールし、豊かな響きを持つ声を作り出せるようになります。声道の意識的な操作は、声質の多様性を高めるための重要な要素です。

せいもん【声門】

声帯の間の隙間を指し、呼吸や発声時に開閉します。声門の開閉の調整が、声の強弱や音質に影響を与えます。

ボイトレにおいては、声門のコントロールを習得することで、息漏れのないクリアな発声や、多彩な声質の変化を実現可能です。声門の適切な操作は、発声の安定性と表現力を高める上で欠かせません。

せいりょう【声量】

発声時の音の大きさを指します。適切な呼吸法や声帯の使い方で、調整が可能です。過度な声量は喉を痛める原因となり、適切なコントロールが求められます。

ボイトレにおいては、声量の調整を学ぶことで、表現の幅を広げ、聴衆に伝わりやすい声を出せるようになります。また、適切な声量管理は長時間のパフォーマンスにおいて、喉の負担を軽減する点でも重要です。

せかんどらいん【セカンド・ライン】

セカンド・ライン・ビートやセカンド・ライン・リズムとも呼ばれる、ニューオーリンズ独特のジャズ葬(葬儀のパレード)から生まれたリズムです。スウィング感とシンコペーションが特徴で、ジャズやファンクの基盤となっています。

ボイトレにおいては、セカンド・ライン・ビートのリズムを学ぶことで、リズム感やグルーヴ感を向上させることができます。特に、ジャズやファンクのジャンルでの表現力を高めるために、このリズムスタイルの理解は重要です。

せくしょん【セクション】

楽器の区分やパートを指し、オーケストラやバンドにおいて、同種の楽器群をまとめたものです。たとえば、弦楽器セクション、管楽器セクションなどがあります。

ボイトレにおいては、セクション練習を通じて、同じパート内での音のバランスやハーモニーを整えることができます。これにより、アンサンブル全体の調和が向上し、より豊かな音楽表現が可能となるでしょう。

せっしょん【セッション】

数人が集まって、即興的に演奏を行うことを指します。特にジャズやロックの分野で頻繁に行われ、ミュージシャン同士の交流や技術向上の場として重要です。

ボイトレにおいては、セッションを通じて他の演奏者とのコミュニケーション能力や即興力を養うことができます。また、実践的な経験を積むことで、ステージパフォーマンスの向上にもつながるでしょう。

ぜったいおんかん【絶対音感】

任意の音の高さを、ほかの音と比較せずに正確に識別できる能力を指します。この能力を持つ人は、聞いた音を即座に音名で認識することが可能です。

ボイトレにおいては、絶対音感を持つことで正確なピッチコントロールが可能となり、音程の安定した歌唱が期待できます。とはいえ、絶対音感が得られなくても相対音感を鍛えることで、十分に音程の良い歌唱を実現できます。

せってぃんぐ【セッティング】

音楽活動や演劇活動において、音響機材や楽器などの配置・調整を行うことを指します。ライブやリハーサル前に、各メンバーの立ち位置や機材の配置を決定し、音響や照明のバランスを整える作業です。

ボイトレにおいては、適切なセッティングを行うことで、練習環境を最適化し、効果的なトレーニングが可能となります。特にマイクの位置や音量の調整は、発声練習や録音時のパフォーマンスに大きく影響します。

せっとりすと【セットリスト】

コンサートやライブで演奏される曲目、およびその順番を記載したリストのことです。略して「セトリ」とも呼ばれます。

ボイトレにおいては、セットリストを作成することで、練習の計画を立てやすくなり、ステージ本番に向けて効率的に準備を進められます。また、曲順を考慮することで、声の負担を分散し、パフォーマンスの質を高めることが可能です。

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せぶんすこおど【セブンス・コード】

三和音(トライアド)に七度の音を加えた四和音で、音楽に深みや緊張感を与える役割を持ちます。主な種類はメジャーセブンス、マイナーセブンス、ドミナントセブンスなどです。

ボイトレにおいては、セブンス・コードの理解と活用により、ジャズやポップスなど幅広いジャンルでの表現力が向上します。特に、コード進行の中でのセブンス・コードの役割を把握することで、より感情豊かな歌唱が可能となります。

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せみとおん【セミトーン】

音楽理論における半音のことです。西洋音楽では、1オクターブが12の半音で構成されています。

ボイトレにおいては、セミトーン単位での音程練習を行うことで、微細なピッチの変化に対応できる精度の高い歌唱力を養うことができます。特に、半音階の練習は音程感覚の向上に効果的です。

せるふぷろでゅうす【セルフ・プロデュース】

アーティストが自らの楽曲やアルバムの制作過程全般を管理・指揮することです。これには作詞・作曲、編曲、レコーディング、ミキシングなどが含まれます。

ボイトレにおいては、セルフ・プロデュースの視点を持つことで、自分の声や表現方法を客観的に分析し、効果的な計画を立てることができます。また、自主制作活動を通じて、音楽業界の知識やスキルを総合的に高めることが可能です。

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せんざい【宣材】

アーティストやタレントが自身のプロモーションのために使用する資料や音源、写真(俗にいう宣材写真)などの総称で、第一印象を左右する重要な要素です。演奏会のプログラムやポスター、Webサイトなどで広く活用されます。

ボイトレの成果を世間に発信するのは、宣材を通じて自身のイメージやブランドを伝えることが有効です。特に印象を左右する宣材写真の撮影時には、衣装や表情、ポージングなどに注意を払い、音楽性や個性を的確に表現しましょう。

せんりつてきたんおんかい【旋律的短音階】

メロディック・マイナー・スケールと呼ばれる音階で、メロディの上行時に使用され、6度音と7度音を半音上げるのが特徴です。一般的に下行時は自然短音階(ナチュラル・マイナースケール)が使用されます。

ボイトレにおいては、旋律的短音階の練習を通じて、音程感覚やスムーズな音の移行を養うことができます。特に、クラシックやジャズなどのジャンルで、この音階の理解と活用は表現力の向上につながります。

まとめ

ボイトレ用語辞典さ行④「せ」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。

次回は、さ行⑤「そ」です。お楽しみに!

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