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ボイトレ用語辞典 〜ナユタス町田校編〜 #17 た行②「ち」

こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。​

ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典 〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。

第17回は、た行②「ち」です。

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ボイトレ関連の「ち」から始まる用語

ボイトレ関連で「ち」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。

  • ちぇいす【チェイス】
  • ちぇすとぼいす【チェスト・ボイス】
  • ちぇろ【チェロ】
  • ちぇんじぼいす【チェンジボイス】
  • ちぇんばろ【チェンバロ】
  • ちきんぴっきんぐ【チキンピッキング】
  • ちくたく【チクタク】
  • ちゃあちもおど【チャーチモード】
  • ちゃあるすとん【チャールストン】
  • ちゃいむ【チャイム】
  • ちゃねる【チャネル】
  • ちゃらんご【チャランゴ】
  • ちゃんと【チャント】
  • ちゅうにんぐ【チューニング】
  • ちゅうば【チューバ】
  • ちゅうん【チューン】
  • ちょおきんぐ【チョーキング】
  • ちょっぱあそうほう【チョッパー奏法】
  • ちるあうと【チルアウト】

ちぇいす【チェイス】

チェイス(Chase)は、ジャズにおいて、プレイヤー同士が即興的にソロの掛け合いを行うことを指します。​4小節(フォーバース)や8小節(エイトバーズ)単位で行われるのが一般的です。演奏者間のコミュニケーションや即興性が強調されます。​

ボイトレにおいては、チェイスの形式を取り入れた練習を行うことで、即興力やリズム感、他の演奏者とのコミュニケーション能力を養うことが可能です。ライブパフォーマンスやセッションでの対応力の向上が図れるでしょう。

ちぇすとぼいす【チェスト・ボイス】

チェスト・ボイスは、日本語で「胸声」とも呼ばれ、低音域から中音域にかけて使用される発声法です。​発声時に胸部が共鳴するため、この名称が付けられました。​話し声や力強い歌唱において一般的に用いられます。​

ボイトレにおいては、チェスト・ボイスの強化が重要です。声の芯が強化され、安定した歌唱が可能となります。​具体的な練習方法としては、低音域のスケール練習や、胸部の共鳴を意識した発声練習が効果的です。​

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ちぇろ【チェロ】

チェロ(Cello, Violoncello)は弦楽器の一種で、ヴァイオリンより大きく低音を担当します。​深みのある豊かな音色が特徴で、オーケストラや室内楽、独奏など幅広い場面で活躍します。​

ボイトレにおいては、チェロの滑らかで豊かな音色を模倣することで、声の深みや表現力を高める練習が可能です。​また、チェロのフレージングやダイナミクスを参考にすることで、歌唱における表現の幅を拡げることができます。​

ちぇんじぼいす【チェンジボイス】

チェンジボイスとは、声区の切り替え、すなわちチェスト・ボイスからヘッド・ボイス(頭声)への移行を指します。​この切り替えがスムーズでないと、声のムラや不安定さが生じます。​

ボイトレでは、チェンジボイスのスムーズな移行を目指すことが重要です。広い音域を滑らかに歌うことが可能となります。​具体的な練習方法としては、音階練習や、ミックスボイスの習得が推奨されます。​

ちぇんばろ【チェンバロ】

チェンバロ(Cembalo, Harpsichord)は、鍵盤楽器の一種で、弦をプレクトラム(爪)で弾いて音を出します。​16世紀から18世紀にかけて広く使用され、バロック音楽において重要な役割を果たしました。​

ボイトレにおいては、チェンバロの明瞭で繊細な音色を参考に、発声の明瞭さやリズム感を養うことができます。​特に、バロック音楽のスタイルに適した歌唱技術の習得に役立つでしょう。​

ちきんぴっきんぐ【チキンピッキング】

ギターの演奏テクニックのひとつで、ピックと指を組み合わせて弦を弾く奏法を指します。​特にカントリーロックで多用され、スタッカートのように短く歯切れの良いサウンドが特徴です。ロビー・ロバートソン(ザ・バンド)のプレイが有名です。

ボイトレにおいては、チキンピッキングのリズムやニュアンスを声で再現するような、表現力の練習が有効です。リズム感やアーティキュレーション(音の明瞭さや抑揚)の向上が期待できます。

ちくたく【チクタク】

チクタクは、時計の針が刻む音を模した表現で、リズムやテンポを表す際に用いられます。​一定の間隔で繰り返されるパターンが特徴です。​

ボイトレにおいては、チクタクのリズムに合わせた練習を行うことで、テンポ感やリズム感を養うことができます。楽曲のリズムに正確に合わせた歌唱が可能となり、全体のパフォーマンス向上が図れるでしょう。

ちゃあちもおど【チャーチモード】

チャーチモード(教会旋法)は、中世ヨーロッパの教会音楽で使用された音階体系で、近代以降のジャズ音楽において、即興演奏に活用されています。​イオニアン、ドリアン、フリジアンなどの7つのモードが存在し、それぞれ異なる音の配置と響きを持ちます。

ボイトレにおいては、チャーチモードの各スケールを練習することで、音楽的表現の幅を拡げること可能です。​特に、モードごとの特性音や雰囲気を理解することで、楽曲解釈や即興演奏のスキル向上に役立ちます。

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ちゃあるすとん【チャールストン】

チャールストンは、1920年代にアメリカで流行したダンスおよび音楽スタイルで、速いテンポと特徴的なリズムが特徴です。​ジャズエイジを象徴するスタイルとして、当時の若者文化に大きな影響を与えました。​

ボイトレにおいては、チャールストンのリズムに合わせた練習を行うことで、リズム感やテンポ感の向上が期待できるでしょう。​また、軽快なリズムに適した発声法を習得することで、ジャズやスウィングなどのジャンルの歌唱力を高められます。​

ちゃいむ【チャイム】

チャイムは、金属製の棒や管を叩いて音を出す打楽器で、学校の始業・終業の合図や、楽曲の効果音として使用されます。​澄んだ高音が特徴で、聴覚的な注意を引きます。​

ボイトレにおいては、チャイムのような明瞭で透き通った音色を目指すことで、高音域の発声技術を向上させることができます。​具体的には、共鳴腔の調整や声帯のコントロールを意識した練習が効果的です。​

ちゃねる【チャネル】

チャネルとは、音声や信号を伝送する経路を指す用語で、音楽制作や音響機器において重要な概念です。​例えば、ミキシングコンソールでは、各楽器やボーカルの音を個別のチャネルに割り当てて処理します。​

ボイトレにおいては、自身の声の特性や音域を理解し、適切なチャネルで録音や再生を行うことで、効果的なフィードバックが得られるでしょう。声質の改善や表現力の向上が期待できます。​

ちゃらんご【チャランゴ】

南米アンデス地方の民族楽器で、小型の弦楽器の名称です。​アルマジロの甲羅を胴に使ったものが有名で、独特の明るい音色に特徴があります。​

ボイトレにおいては、チャランゴの音色に合わせた発声練習を行うことで、声の柔軟性やリズム感を養うことができます。民族音楽やワールドミュージックの歌唱力が向上します。​

ちゃんと【チャント】

チャントとは、宗教的な詠唱やスポーツの応援歌など、特定のリズムやメロディを持つ詠唱形式を指します。​一定のリズムで繰り返されるため、集団での一体感を生み出す効果があります。​

ボイトレにおいては、チャントのリズムや抑揚を利用した練習が有効です。発音の明瞭さやリズム感の向上が期待できます。​

ちゅうにんぐ【チューニング】

チューニングとは、楽器や声の音程を正確に合わせる作業を指します。​正確なチューニングは、音楽全体の調和を保つために不可欠です。​

ボイトレにおいては、自身の音程感覚を養うことが重要です。正確なピッチで歌唱する能力が向上します。​具体的な練習方法としては、ピアノやチューナーを使用した音程確認や、ソルフェージュ練習が効果的です。

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ちゅうば【チューバ】

チューバは、金管楽器の一種で、オーケストラや吹奏楽で最低音域を担当します。​その豊かな低音は、楽曲全体に深みと安定感を与えます。​

ボイトレにおいては、チューバのような深みのある低音を目指すことで、声の表現力が向上します。​具体的な練習方法としては、低音域の発声練習や、リラックスした喉の使い方を習得することが効果的です。​

ちゅうん【チューン】

チューン(Tune)は、楽曲や旋律を指すスラングです。​特に、親しみやすいメロディーやヒット曲を指す際に用いられます。たとえば「​ヒットチューン」や「キラーチューン」などです。

ボイトレにおいては、さまざまなタイプのチューンを練習することで、異なるスタイルやジャンルの歌唱技術を習得することが重要です。レパートリーの幅が広がり、表現力が向上します。​

ちょおきんぐ【チョーキング】

チョーキングは、ギター演奏において、弦を指で押し上げて音程を上げる技法です。​ブルースやロックなどのジャンルには不可欠で、感情豊かな表現を生み出すために多用されます。​

ボイトレにおいては、チョーキングのような微妙な音程変化を声で再現する練習が有効です。メロディラインの表現力が高まります。​具体的には、ポルタメント(音の滑らかな移行)や、音程を細かく変化させる練習が効果的です。​

ちょっぱあそうほう【チョッパー奏法】

チョッパー奏法は、ベースギターの演奏技法で、指で弦を叩くように弾くスタイルです。R&Bや​ソウル、ファンクミュージックやジャズでリズミカルなサウンドを生み出します。​

ボイトレにおいては、リズム感の向上が重要であり、チョッパー奏法のリズムを取り入れた練習も効果的です。​具体的には、シンコペーションやアクセントを意識した練習を行うことで、リズム感を養うことができます。​

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ちるあうと【チルアウト】

チルアウトは、リラックスした雰囲気の音楽ジャンルです。​エレクトロニカやアンビエントの要素を含み、心地よいサウンドが特徴です。​

ボイトレにおいては、チルアウト音楽を背景に練習することでリラックス効果が期待できます。発声の安定性が向上します。​具体的には、リラクゼーションを目的としたウォームアップや、穏やかなテンポの曲を用いた練習が効果的です。

まとめ

ボイトレ用語辞典た行②「ち」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。

次回は、た行③「つ」です。お楽しみに!

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