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ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜 #20た行⑤「と」

こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。​

ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。

第20回は、た行⑤「と」です。

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ボイトレ関連の「と」から始まる用語

ボイトレ関連で「と」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。

  • とうせい【頭声】
  • どぅわっぷ【ドゥ・ワップ】
  • とらっく【トラック】
  • とらっくめーかー【トラックメーカー】
  • とらっくだうん【トラックダウン】
  • どんしゃり【ドンシャリ】

以下に、「と」で始まるボイストレーニング関連および音楽用語をまとめました。

とうせい【頭声】

「ヘッド・ボイス」とも呼ばれる、声区の一つで、高音域での発声時に頭部に響きを感じる声を指します。一般的には、裏声と似た意味で用いられることもあります。

ボイトレにおいては、頭声の練習を通じて高音域での安定した発声や響きを得ることが重要です。声域の拡大や、表現力の向上が期待できます。

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どぅわっぷ【ドゥ・ワップ】

1950年代のアメリカで生まれた、黒人によるポピュラー音楽のコーラススタイルの一種です。当時のリズム・アンド・ブルースを基調とし、ハミング風のコーラスが特徴的です。

ボイトレにおいては、ドゥ・ワップの練習を通じて、ハーモニー感覚やリズム感の向上が期待できます。また、グループでのコーラスワークを学ぶことで、アンサンブル能力の強化にもつながるでしょう。

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とらっく【トラック】

トラックとは、音楽制作において、楽器や声などの音声データを個別に録音・再生するためのチャンネルを指す用語です。各トラックを重ね合わせることで、複雑な楽曲を構成できます。

ボイトレにおいては、自身の歌声を個別のトラックに録音し、他の楽器やコーラスと組み合わせて聴くことで、音程やリズムの確認、ハーモニーの練習が効果的に行えます。また、録音を通じて自己評価を行い、改善点を見つけることができます。

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とらっくめーかー【トラックメーカー】

トラックメーカーとは、音楽のバッキングトラックやインストゥルメンタル楽曲の作曲・編曲を行う制作者を指す和製英語です。海外では、一般的に「プロデューサー」や「ビートメイカー」と呼ばれています。

ボイトレにおいては、トラックメーカーが制作した伴奏に合わせて練習することで、リズム感や表現力を高めることが可能です。また、オリジナルのトラックを使用することで、個々のスタイルに合わせた練習ができます。

とらっくだうん【トラックダウン】

トラックダウンとは、マルチトラックに録音された各トラックを混ぜ合わせ、音質や抑揚を調整して一つの曲にまとめる過程を指します。この作業はミックスダウンとも呼ばれ、楽曲の最終的な仕上がりを左右するものです。

ボイトレにおいては、録音した自身の歌声を他のトラックとバランスよくミックスすることで、全体のサウンドを確認し、改善点を見つけることができます。また、トラックダウンの過程を理解することで、録音時のパフォーマンス向上にもつながるでしょう。

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どんしゃり【ドンシャリ】

音響特性において低音域(ドン)と高音域(シャリ)が強調され、中音域が抑えられた音質を指す俗語です。派手で迫力のあるサウンドが特徴ですが、ボーカルなどの中音域が埋もれがちになる傾向があります。

ボイトレにおいては、ドンシャリ傾向の伴奏に合わせて練習する際、中音域の声が埋もれないよう、発声の明瞭さや声量のコントロールを意識することが重要です。また、さまざまな音響特性に対応できる柔軟な歌唱技術を身につけるためにも活用できます。

まとめ

ボイトレ用語辞典た行⑤「と」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。

次回は、な行①「な」です。お楽しみに!

あなたのボイトレ、歌唱、楽器演奏やダンスに関するスキルアップをNAYUTAS(ナユタス)町田校が応援します。