こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第21回は、な行①「な」です。
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ボイトレ関連の「な」から始まる用語
ボイトレ関連で「な」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- なかごえ【中声/ちゅううせい】
- なちゅらる【ナチュラル】
- なちゅらるぼいす【ナチュラル・ボイス】
- なっしゅびる【ナッシュビル】
- なぽりのろくのわおん【ナポリの六の和音】
- なれえしょん【ナレーション】
以下に、「な」で始まるボイストレーニング関連および音楽用語をまとめました。
なかごえ【中声/ちゅううせい】
胸声(チェストボイス)と頭声(ヘッドボイス)の中間に位置する声区で、ミドルボイスまたはミックスボイスとも呼ばれます。前頭部から頭頂部にかけて響きを感じる声とされています。
ボイトレにおいては、中声の習得により、低音から高音へのスムーズな移行が可能となり、声域が広がるでしょう。また、声の響きをコントロールすることで、表現力豊かな歌唱が実現します。
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なちゅらる【ナチュラル】
ナチュラル(♮)は、シャープ(♯)やフラット(♭)などの変化記号を解除し、元の音高に戻すための記号です。臨時記号の一種で、楽譜上で音の高さを調整する際に使用されます。
ボイトレにおいては、ナチュラルの理解が音程の正確な把握につながり、正しい音程での発声が可能となるでしょう。また、楽譜を読む力が向上し、より高度な楽曲への対応力が養われます。
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なちゅらるぼいす【ナチュラル・ボイス】
ナチュラル・ボイスは、身体や喉の構造や本来の機能に沿った発声法で、無理のない自然な声を指します。身体や喉に負担をかけず、自由に歌える声を目指します。
ボイトレにおいては、ナチュラル・ボイスを習得することで、長時間の歌唱でも喉が疲れにくくなるでしょう。また、声の響きや安定感が向上し、表現力豊かな歌唱が可能となります。
なっしゅびる【ナッシュビル】
ナッシュビルは、アメリカ・テネシー州の州都であり、カントリーミュージックの中心地として知られています。1950年代後半には、ポップスの要素を取り入れた「ナッシュビル・サウンド」が登場しました。
ボイトレにおいては、ナッシュビル・サウンドの特徴である滑らかで洗練された歌唱スタイルを学ぶことで、表現力が向上します。また、カントリーミュージック特有の発声法やリズム感を習得することができるでしょう。
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なぽりのろくのわおん【ナポリの六の和音】
ナポリの六の和音は、主に短調の楽曲で使用される和音で、♭II度の音を根音とする長三和音の第一転回形を指します。この和音は、サブドミナントの機能を持ち、ドミナントへ進行することで緊張感を生み出します。
ボイトレにおいては、ナポリの六の和音を理解することで、和声感覚が養われ、複雑なコード進行にも対応できるようになるでしょう。また、表現力豊かな歌唱を目指す上で、和音の構造を把握することが重要です。
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なれえしょん【ナレーション】
物語や情報を語ることを意味し、映画や演劇、テレビ番組、CMなどで使用されます。画面に登場しない人物が内容や状況を説明する際に用いられます。
ボイトレにおいては、ナレーションの練習を通じて、滑舌(明瞭な発音)や抑揚および間の取り方(感情表現)など、話す技術が向上するでしょう。また、感情表現や声のトーンをコントロールする力が養われ、歌唱にも良い影響を与えます。
まとめ
ボイトレ用語辞典な行①「な」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回は、な行②「に」です。お楽しみに!
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