こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第25回は、 は行② 「ひ」です。
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ボイトレ関連の「ひ」から始まる用語
ボイトレ関連で「ひ」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- ぴあにしも【ピアニシモ】
- ぴいええ【PA】
- びいじいえむ【BGM】
- びいと【ビート】
- びいとるず【ビートルズ】
- ひがくおん【非楽音】
- ひきがたり【弾き語り】
- ひきもの【弾き物】
- ひちりき【篳篥】
- ぴちかあと【ピチカート】
- ぴっち【ピッチ】
- ひっぷほっぷ【ヒップホップ】
- びぶらあと【ビブラート】
- ひょうし【拍子】
- ひょうしぎ【拍子木】
- ひょうしきごう【拍子記号】
- ひょうじゅんおん【標準音】
- ひょうだいおんがく【標題音楽】
- ひょうだいきょく【表題曲】
- ひょう【平】
- ひょうじょう【平調】
- ひらぢょうし【平調子】
- びりいほりでい【ビリー・ホリデイ】
以下に、「ひ」で始まるボイストレーニング関連および音楽用語をまとめました。
ぴあにしも【ピアニシモ】
音楽記号で「非常に弱く演奏する」ことを指し、楽譜上では「pp」と表記されます。繊細な表現を求められる場面で使用されます。
ボイトレにおいては、ピアニシモの発声を練習することで、声量のコントロールや表現力を高めます。静かな音でも明瞭に伝える技術が養われます。
ぴいええ【PA】
「Public Address」の略で、音声や音楽を増幅し、聴衆に明瞭に伝達するための音響システムを指します。マイク、ミキサー、アンプ、スピーカーなどで構成され、コンサートやイベント、公共施設で広く使用されます。
ボイトレにおいては、PAシステムの特性を理解することで、実際の演奏環境での声の出し方やマイクの使い方を効果的に学べます。特に、音の反響やフィードバックを考慮した発声練習が重要です。
びいじいえむ【BGM】
バックグラウンド・ミュージックの略称で、特定の空間や映像の背景に流される音楽です。雰囲気の醸成や感情の誘導を目的としています。店舗、オフィス、映像作品などで広く利用され、聴覚的な環境を整える役割を果たします。
ボイトレにおいては、BGMを活用することで、リラックスした状態での発声練習や、特定の感情表現を伴う歌唱練習が可能です。また、BGMに合わせたリズム感やタイミングの習得にも役立ちます。
びいと【ビート】
音楽における基本的なリズムの単位で、一定の間隔で繰り返される拍を指します。楽曲のテンポやリズムパターンの基礎となる要素です。
ボイトレにおいては、ビートに合わせて発声することでリズム感を養います。正確なビートに乗せて歌う練習は、タイミングの良い歌唱を目指す上で重要です。
びいとるず【ビートルズ】
1960年代に活躍したイギリスのロックバンドで、音楽史に多大な影響を与えました。革新的な楽曲とスタイルで世界中のファンを魅了しました。
ボイトレにおいては、ビートルズの楽曲を通じてハーモニーやメロディーの練習が行われます。彼らの多様な楽曲は、発声や表現力の向上に役立つでしょう。
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ひがくおん【非楽音】
音楽的な要素である一定のリズムや、音高を持たない音、和音の構成音ではないけれど、装飾や経過音として使用される音全般を指します。例えば、騒音や物が壊れる音、打楽器の打撃音などがこれに該当します。
ボイトレにおいては、非楽音の理解と活用により、メロディーに装飾を加え、表現力を豊かにすることが可能です。より魅力的な歌唱が可能となります。
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ひきがたり【弾き語り】
楽器を演奏しながら同時に歌うスタイルを指します。ギターやピアノなどを用いて行われることが一般的です。
ボイトレにおいては、弾き歌いを練習することで、演奏と歌唱のバランスを取る技術が養われます。自己伴奏による表現力が向上するでしょう。
ひきもの【弾き物】
雅楽において弦楽器を指す用語です。例えば、琴や琵琶などが該当します。
ボイトレにおいては、弾き物の伴奏に合わせた歌唱を練習することで、伝統的な音楽表現の理解が深まるでしょう。幅広い音楽ジャンルへの対応力が養われます。
ひちりき【篳篥】
雅楽で使用される日本の伝統的な管楽器です。独特の音色に特徴があります。
ボイトレにおいては、篳篥の音色や演奏法を学ぶことで、伝統音楽への理解が深まり、表現の幅が広がります。様々な音楽スタイルに対応できる力が養われます。
ぴちかあと【ピチカート】
弦楽器の弦を指ではじいて音を出す奏法で、独特の軽やかな音色が特徴です。主にクラシック音楽で使用されます。
ボイトレにおいては、ピチカートのリズムや音色を模倣することで、声のアタックやリズム感を鍛える練習が行われます。この奏法を意識することで、発声の多様性が広がります。
ぴっち【ピッチ】
音の高さを示す概念で、音波の周波数によって決まります。音楽では、正確なピッチで演奏することが不可欠です。
ボイトレにおいては、正確なピッチで歌うことが重要で、音程の安定性を高める練習が行われます。ピッチのコントロールは、音楽的な表現力を向上させる鍵となるでしょう。
ひっぷほっぷ【ヒップホップ】
1970年代にアメリカで生まれた音楽と文化のムーブメントで、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティの4要素から成ります。社会的メッセージや自己表現を重視するスタイルが特徴です。
ボイトレにおいては、リズム感や発音の明瞭さを鍛えるためにヒップホップの要素を取り入れる場合があります。特にラップの練習は、言葉のリズムとタイミングを合わせる能力を高めます。
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びぶらあと【ビブラート】
音の高さや音量を周期的に揺らすことで、音に深みと表情を加える歌唱・演奏技術です。声楽やポップスなど、さまざまな音楽ジャンルで用いられます。
ボイトレにおいては、ビブラートの習得により、歌声の表現力や感情の伝達力が向上します。また、安定したビブラートを出すための呼吸法や発声法の練習が重要です。
ひょうし【拍子】
音楽におけるリズムの基本単位で、一定の拍が集まって形成されます。楽譜では小節として表され、リズムの構造を示します。
ボイトレにおいては、拍子を理解することで、リズム感やテンポの把握が容易になるでしょう。正確なタイミングでの発声や表現力の向上が期待できます。
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ひょうしぎ【拍子木】
2本の堅い木片を打ち合わせて音を出す道具で、主に拍子を取るために用いられます。日本の伝統芸能や夜回りなどで使用され、合図や注意喚起の役割も果たすものです。
ボイトレにおいては、リズム感を養うための練習に活用できます。拍子木の明確な音を基準に、正確なタイミングで声を出す訓練が可能です。
ひょうしきごう【拍子記号】
楽譜の冒頭に記される分数のような記号で、曲のリズム構造を示します。上の数字は小節内の拍数、下の数字は1拍の音符の種類を表します。
ボイトレにおいては、拍子記号を理解することで、楽譜のリズムを正確に読み取ることが可能です。リズムに合わせた正確な発声が可能となるでしょう。
ひょうじゅんおん【標準音】
音楽演奏で用いる楽器の音の高さを合わせるために定められた、特定周波数の音です。一般的には、A4(ラの音)で440Hzとされています。
ボイトレにおいては、標準音を基準にすることで、正確な音程の習得や調律が可能となるでしょう。他の楽器や声部との調和が図れます。
ひょうだいおんがく【標題音楽】
音楽以外の想念や情景を聴き手に喚起させることを意図して作曲された器楽曲です。物語や風景などを描写することが特徴です。
ボイトレにおいては、標題音楽を理解することで、感情表現やストーリーテリングの技術が向上します。聴衆に伝わる歌唱が可能となります。
ひょうだいきょく【表題曲】
アルバムや作品集のタイトルにもなっている曲を指しています。その作品の代表曲として位置づけられます。
ボイトレにおいては、表題曲を練習することで、作品全体のテーマや雰囲気を理解しやすくなるでしょう。その結果、統一感のあるパフォーマンスが可能となります。
ひょう【平】
雅楽における調子の一つである、「平調(ひょうじょう)」を指す略称として用いられます。また、雅楽の楽曲や舞において、穏やかで落ち着いた雰囲気を持つものを表す際にも使われます。
ボイトレにおいては、「平」の調子や楽曲を学ぶことで、静謐で情緒豊かな表現力を身につけることが可能です。そうすれば、感情の幅を広げた歌唱が可能となります。
ひょうじょう【平調】
雅楽における六つの調子の一つで、主音を「ミ(E)」とする調子です。代表的な楽曲には「越殿楽(えてんらく)」や「五常楽(ごしょうらく)」などがあり、これらは雅楽の旋律の基本が凝縮された名曲とされています。
ボイトレにおいては、平調の楽曲を課題とすることで、日本の伝統音楽における旋律やリズムの基礎を学ぶことが可能です。伝統的な音楽表現への、理解と技術が向上するでしょう。
ひらぢょうし【平調子】
雅楽における六つの調子の一つで、主音を「ミ(E)」とする調子です。平安時代には、天皇や上皇の主催する「御遊(ぎょゆう)」でよく演奏され、現在でも結婚式などの慶事や秋の季節に奏でられることがあります。
ボイトレにおいては、平調子の旋律などを学ぶことで、日本の伝統音楽における音階やリズム感を養うことが可能です。和の音楽表現に対する理解と表現力が向上します。
びりいほりでい【ビリー・ホリデイ】
ビリー・ホリデイは、アメリカのジャズ歌手で、独特の歌唱スタイルと深い表現力で知られています。彼女の楽曲は、感情豊かなパフォーマンスで多くの人々を魅了しました。
ボイトレにおいては、ビリー・ホリデイの歌唱を学ぶことで、感情表現やフレージングの技術を習得できます。彼女のスタイルは、歌に深みを加えるための参考となるでしょう。
まとめ
ボイトレ用語辞典は行② 「ひ」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回をお楽しみに!
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