こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第26回は、 は行③「ふ」です。
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ボイトレ関連の「ふ」から始まる用語
ボイトレ関連で「ふ」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- ふぁず【ファズ/Fuzz】
- ふぁるせっと【ファルセット】
- ふぁんく【ファンク】
- ふぃいちゃあ【フィーチャー】
- ふぃらでるふぃあさうんど【フィラデルフィア・サウンド】
- ふぃるいん【フィルイン】
- ぶうがるう【ブーガルー】
- ふぇいく【フェイク】
- ふぇいどあうと【フェイド・アウト】
- ふくしきこきゅう【腹式呼吸】
- ふらじおれっとぼいす【フラジオレット・ボイス】
- ぶらっくこんてんぽらりい【ブラック・コンテンポラリー】
- ぶらっくみゅうじっく【ブラック・ミュージック】
- ぶりてぃっしゅろっく【ブリティッシュ・ロック】
- ぷりぷろだくしょん【プリプロダクション】
- ぶるあいどそうる【ブルー・アイド・ソウル】
- ぶるうす【ブルース】
- ぶるうのおと【ブルー・ノート】
- ぶれいく【ブレイク】
- ふれえず【フレーズ】
- ぶれす【ブレス】
- ぶれすこんとろおる【ブレス・コントロール】
- ぷろぐれっしぶろっく【プログレッシブ・ロック】
以下に、「ひ」で始まるボイストレーニング関連および音楽用語をまとめました。
ふぁず【ファズ/Fuzz】
エレキギターなどの電気楽器に使用されるエフェクトの一種で、音を歪ませて独特のサウンドを生み出します。1960年代のロックミュージックで広く使用され、現在でも多くのジャンルで活用されています。
ボイトレにおいては、ファズのようなエフェクトの感覚を理解することで、マイクや音響機器を通じた声の変化を学ぶことが可能です。特に、ライブパフォーマンスや録音時の音作りに役立つ知識となるでしょう。
ふぁるせっと【ファルセット】
イタリア語で「仮声」を意味する、柔らかく繊細な高音域を出すための発声技術です。息を多く含んだ透明感のある声質が特徴で、バラードやR\&Bなどで感情表現に用いられます。
ボイトレにおいては、ファルセットの習得により高音域の表現力が向上するでしょう。また、喉の負担を軽減し、地声とのスムーズな切り替えを練習することで、歌唱の幅が広がります。
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ふぁんく【ファンク】
1960年代末にアメリカで発展した音楽ジャンルで、リズムとグルーヴを重視したスタイルが特徴です。「ファンキー・ミュージック」の俗称としても知られています。
ボイトレにおいては、ファンクのリズムやフレージングを取り入れることで、リズム感や表現力の強化が図れます。特に、リズムに合わせた発声練習が効果的です。
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ふぃいちゃあ【フィーチャー】
「特徴づける」「特集する」などの意味で、楽曲において特定の楽器やボーカルにスポットを当てることを指します。また、ゲストアーティストを招く際にも用いられます。
ボイトレにおいては、フィーチャーされるパートを意識した練習により、ソロパートでの表現力や存在感を高めることが可能です。また、他のパートとのバランスを考慮した練習も重要です。
ふぃらでるふぃあさうんど【フィラデルフィア・サウンド】
1970年代にフィラデルフィアを拠点とするプロデューサーたちが生み出した、都会的で洗練されたソウル・ミュージックのスタイルです。ストリングスやホーンセクションを多用したアレンジが特徴です。
ボイトレにおいては、フィラデルフィア・サウンドの楽曲を通じて、滑らかなフレージングや豊かな表現力を養うことができます。特に、感情を込めた発声練習が効果的です。
ふぃるいん【フィルイン】
楽曲の中で空白部分や、区切りの前に演奏されるフレーズを指します。主にドラムやパーカッションで用いられ、曲の流れに変化を与えます。
ボイトレにおいては、フィルインのタイミングに合わせた発声練習により、リズム感や即興性を高めることが可能です。また、楽曲の構成を理解する力も養われます。
ぶうがるう【ブーガルー】
1960年代にニューヨークのキューバ系やプエルトリコ系ミュージシャンによって生み出されたラテン・ソウルのスタイルです。ラテンのリズムとソウルの要素を融合させた音楽です。
ボイトレにおいては、ブーガルーのリズムやフレージングを取り入れることで、リズム感や表現力の向上が期待されます。特に、ラテンリズムに合わせた発声練習が効果的です。
ふぇいく【フェイク】
原曲のメロディを、即興的に変えて歌ったり演奏したりすることを指します。ジャズやR&Bなどで多用され、演奏者の個性を表現する手法です。
ボイトレにおいては、フェイクの練習を通じて、即興性や表現力を高めることができます。また、音楽理論の理解も深まるでしょう。
ふぇいどあうと【フェイド・アウト】
レコーディングで音量を徐々に絞りながら曲を終了する手法です。なお、対義語として、音量を徐々に上げながら曲を始めるのが「フェイド・イン」になります。
ボイトレにおいては、フェイド・アウトのような音量のコントロールを練習することで、ダイナミクスや表現力を高めることができます。特に、声量の調整や息の使い方に注意を払った練習が効果的です。
ふくしきこきゅう【腹式呼吸】
息がお腹に入った感じのする呼吸法で、吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませる呼吸法です。横隔膜を下げて肺の下部まで空気を取り込むことで、効率的な呼吸が可能になります。
ボイトレにおいては、腹式呼吸を習得することで、安定した発声や声量のコントロールが可能となるでしょう。また、喉への負担を軽減し、長時間の歌唱にも耐えられるようになります。
ふらじおれっとぼいす【フラジオレット・ボイス】
笛のような超高音域の声を指し、マライア・キャリーやMISIAなどが使用することで知られています。声帯の一部のみを振動させる特殊な発声法です。
ボイトレにおいては、フラジオレット・ボイスの習得により、音域の拡大や表現力の向上が期待されます。ただし、喉への負担が大きいため、専門的な指導のもとで練習することが推奨されます。
ぶらっくこんてんぽらりい【ブラック・コンテンポラリー】
R&Bやジャズ、ブルースなどの伝統的ブラックミュージックとは異なり、都会的で洗練されたブラックミュージックの総称です。略して「ブラコン」とも呼ばれます。
ボイトレにおいては、ブラック・コンテンポラリーの楽曲を通じて、滑らかなフレージングや豊かな表現力を養うことができます。特に、感情を込めた発声練習が効果的です。
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ぶらっくみゅうじっく【ブラック・ミュージック】
黒人音楽の総称で、ブラコン、ソウル、ラップ、ゴスペル、ジャズ、ブルース、R\&Bなどを含みます。アフリカ系アメリカ人の文化や歴史に根ざした音楽スタイルです。
ボイトレにおいては、ブラック・ミュージックのリズムやフレージングを取り入れることで、リズム感や表現力の向上が期待されます。特に、感情を込めた発声練習が効果的です。
ぶりてぃっしゅろっく【ブリティッシュ・ロック】
1960年代以降にイギリスで発展したロック音楽の総称で、ローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリンなどが代表的です。アメリカのロックンロールやブルースに影響を受けつつ、独自のスタイルを築きました。
ボイトレにおいては、ブリティッシュ・ロックの楽曲を通じて、英語の発音やリズム感、表現力を養うことができるでしょう。特に、歌詞の解釈や感情表現の練習に適しています。
ぷりぷろだくしょん【プリプロダクション】
レコーディング前に行う準備作業で、楽曲のアレンジや構成、仮録音などを行います。本番の録音を、スムーズに進めることができます。
ボイトレにおいては、プリプロダクションの段階で仮歌を録音することで、自身の歌唱を客観的に確認し、改善点を見つけることが可能です。また、録音環境に慣れる練習にもなります。
ぶるあいどそうる【ブルー・アイド・ソウル】
白人アーティストが、黒人音楽であるソウルやR&Bのスタイルを取り入れて演奏する音楽ジャンルです。1960年代から使われ始めた用語で、ライチャス・ブラザーズなどが代表的です。
ボイトレにおいては、ブルー・アイド・ソウルの楽曲を通じて、ソウルフルな歌唱や感情表現の技術を学ぶことができます。特に、声のニュアンスやダイナミクスの練習に効果的です。
ぶるうす【ブルース】
19世紀後半に、アメリカ南部でアフリカ系アメリカ人によって生まれた音楽ジャンルで、労働歌や霊歌が起源とされています。12小節の構成やブルーノートの使用が特徴です。
ボイトレにおいては、ブルースの楽曲を通じて、感情を込めた歌唱や即興的な表現力を養うことができます。また、リズム感やフレージングの練習にも適しています。
ぶるうのおと【ブルー・ノート】
音楽理論上、メジャースケールの第3音、第5音、第7音を半音下げた音で、哀愁を帯びた響きを持ちます。ブルースやジャズなどで多用される音階の要素です。
ボイトレにおいては、ブルー・ノートを意識した発声練習により、音程の微妙なニュアンスや表現力を高めることができます。特に、感情豊かな歌唱を目指す際に有効です。
ぶれいく【ブレイク】
楽曲の中で演奏が一時的に停止する部分を指し、曲の構成に変化を与える効果があります。ドラムソロやサビ前の静寂などが該当します。
ボイトレにおいては、ブレイクのタイミングを意識した練習により、リズム感や曲の構成理解を深めることができるでしょう。また、緊張と緩和の表現力を養うことができます。
ふれえず【フレーズ】
音楽における意味のある一区切りの旋律やリズムのまとまりを指します。文章でいうところの文に相当し、楽曲の構成要素となります。
ボイトレにおいては、フレーズごとの練習により、歌詞の意味や感情を的確に伝える技術を養うことが可能です。また、ブレスのタイミングやダイナミクスの調整にも役立つでしょう。
ぶれす【ブレス】
歌唱中の息継ぎを指し、音楽のフレーズに合わせて適切なタイミングで行うことが求められます。正しいブレスは、歌唱の安定性や表現力に直結します。
ボイトレにおいては、ブレスのタイミングや方法を練習することで、長いフレーズを無理なく歌う技術や、感情を込めた表現力を高めることが可能です。特に、腹式呼吸との連携が重要です。
ぶれすこんとろおる【ブレス・コントロール】
吸った息を効率的に使い、音量や音質をコントロールする技術を指します。安定した歌唱や表現力の向上に不可欠な要素です。
ボイトレにおいては、ブレス・コントロールの練習により、息の持続力や声量の調整、フレーズの表現力を高めることができます。特に、ストローを使った練習法などが効果的です。
ぷろぐれっしぶろっく【プログレッシブ・ロック】
1970年代初頭にイギリスで発展したロックの一形態で、変拍子や複雑な楽曲構成、クラシック音楽の要素を取り入れたスタイルが特徴です。キング・クリムゾンやピンク・フロイドなどが代表的です。
ボイトレにおいては、プログレッシブ・ロックの楽曲を通じて、複雑なリズムやメロディーラインに対応する技術を養うことができます。特に、変拍子への対応力や音域の広さを求められるため、総合的な歌唱力の向上に効果的です。
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まとめ
ボイトレ用語辞典は行③ 「ふ」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回をお楽しみに!
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