こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第28回は、 は行⑤「ほ」です。
目次
ボイトレ関連の「ほ」から始まる用語
ボイトレ関連で「ほ」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- ぼいすみっくす【ボイスミックス】
- ほいっするぼいす【ホイッスルボイス】
- ぼおかる【ボーカル】
- ぼおかろいど【ボーカロイド】
- ぼおなすとらっく【ボーナストラック】
- ぼかろぴい【ボカロP】
- ほおみい【ホーミー】
- ほおるとおん【ホールトーン】
- ほおんせくしょん【ホーンセクション】
- ぽっぷかるちゃあ【ポップカルチャー】
- ぽっぷす【ポップス】
- ぼとるねっくそうほう【ボトルネック奏法】
- ぼりゅうむそうほう【ボリューム奏法】
- ぽりりずむ【ポリリズム】
以下に、「ほ」で始まるボイストレーニング関連および音楽用語をまとめました。
ぼいすみっくす【ボイスミックス】
地声(チェストボイス)と裏声(ファルセット)を滑らかに繋げた発声法で、ミックスボイスとも呼ばれます。高音域でも力強さを保ちつつ、喉への負担を軽減する効果があります。
ボイトレにおいては、ボイスミックスの習得により、音域の拡大と声の安定性が向上します。声帯のコントロールと共鳴の意識が重要です。
ほいっするぼいす【ホイッスルボイス】
笛のように聞こえる、超高音域の発声法で、声帯を微弱に振動させて音を出します。シンガーの、マライア・キャリーやMISIAなどが使用することで知られています。
ボイトレにおいては、ホイッスルボイスの習得には基礎的な発声技術の習得が前提となります。無理な練習は喉を痛める可能性があるため、専門家の指導を受けることが推奨されます。
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ぼおかる【ボーカル】
ポピュラー音楽などにおいて、歌手およびその歌唱を指します。楽曲のメロディーラインを担い、感情やメッセージを伝える役割を持ちます。
ボイトレにおいては、ボーカルとしての表現力や技術を高めるために、発声練習やリズムトレーニングが行われます。また、ジャンルに応じた発声アプローチの習得も重要です。
ぼおかろいど【ボーカロイド】
ヤマハが開発した音声合成技術を用いたソフトウェアで、入力したメロディーと歌詞に基づいて歌声を合成します。初音ミクや鏡音リン・レンなどが代表的なキャラクターです。
ボイトレにおいては、ボーカロイド楽曲のカバーを通じて、高音域や早口の歌唱技術を磨くことができます。また、独特なリズムやメロディーに対応するための練習が求められます。
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ぼおなすとらっく【ボーナストラック】
アルバムなどでオリジナルの楽曲に加え、シングルのカップリング曲や未発表曲などから選んで追加収録される曲を指します。ファンへのサービスや販促の一環として収録されることが多いです。
ボイトレにおいては、ボーナストラックを練習曲として取り入れることで、幅広いジャンルやスタイルの歌唱力を養うことができます。また、未発表曲などの新鮮な楽曲に挑戦することで、表現力の向上にも繋がります。
ぼかろぴい【ボカロP】
VOCALOIDを用いて楽曲を制作し、インターネット上で発表するプロデューサーを指します。「P」は「プロデューサー」の略で、作詞・作曲・編曲・調声などを手掛けます。
ボイトレにおいては、ボカロPの楽曲をカバーすることで、音域の広さやリズム感、表現力を高める練習になります。また、ボカロ特有の音色や発音に対応する技術の習得が求められます。
ほおみい【ホーミー】
モンゴルやトゥバ地方に伝わる伝統的な歌唱法で、一人の歌い手が同時に2つ以上の音を出す技術です。低い基音と高い倍音を同時に発声し、自然の音を模倣することが特徴です。
ボイトレにおいては、ホーミーの習得を通じて、共鳴や倍音の理解を深めることができます。また、喉や口腔の使い方を意識することで、発声技術の向上にも繋がります。
ほおるとおん【ホールトーン】
全音音階とも呼ばれる、すべての音程が全音で構成された6音からなる音階です。独特な浮遊感や幻想的な響きを持ち、ドビュッシーなどの作曲家が使用しました。
ボイトレにおいては、ホールトーンスケールを用いた練習により、音程感覚や音階の理解を深めることができます。また、即興演奏やアドリブの幅を広げるためのトレーニングにも有効です。
ほおんせくしょん【ホーンセクション】
トランペット、トロンボーン、サックスなどの管楽器によるアンサンブルを指します。ジャズ、ファンク、ポップスなどで、楽曲に厚みや華やかさを加える役割を担います。
ボイトレにおいては、ホーンセクションとのアンサンブルを意識した練習により、リズム感やダイナミクスのコントロールを養うことができます。また、ブラスバンドやビッグバンドでの演奏に対応するための技術習得にも繋がります。
ぽっぷかるちゃあ【ポップカルチャー】
大衆文化を指し、音楽、映画、ファッション、アートなど、広く一般に親しまれる文化的要素を含みます。時代や社会の流行や価値観を反映する特徴があります。
ボイトレにおいては、ポップカルチャーの理解を深めることで、現代の音楽シーンやトレンドに対応した表現力を養うことができます。また、様々なジャンルやスタイルの楽曲に挑戦することで、柔軟な歌唱技術を身につけることが可能です。
ぽっぷす【ポップス】
ポピュラー音楽の略称で、広く一般に親しまれる大衆音楽を指します。メロディーやリズムが分かりやすく、歌詞も親しみやすいのが特徴です。
ボイトレにおいては、ポップスの楽曲を通じて、基本的な発声技術やリズム感、表現力を養うことができます。また、幅広いジャンルやスタイルの楽曲に挑戦することで、柔軟な歌唱技術を身につけることが可能です。
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ぼとるねっくそうほう【ボトルネック奏法】
ギターの弦に金属やガラス製のスライドバー(ボトルネック)を当てて音程を滑らかに変化させる奏法です。ブルースやカントリー、ハワイアンなどで用いられ、独特のうねるようなサウンドが特徴です。
ボイトレにおいては、ボトルネック奏法の理解を通じて、音程の滑らかな変化やビブラートの表現力を高めることができます。また、耳を使った音程の微細なコントロール能力の向上にも役立ちます。
ぼりゅうむそうほう【ボリューム奏法】
エレキギターで、弦を弾いた直後にボリュームノブを操作して音量を上げることで、アタック音を抑えた滑らかな音の立ち上がりを実現する奏法です。バイオリンのような表現が可能なため、「バイオリン奏法」とも呼ばれます。
ボイトレにおいては、ボリューム奏法の理解を通じて、音の立ち上がりやダイナミクスのコントロールに対する感性を養うことができます。また、滑らかな音の変化を意識した発声練習にも応用できます。
ぽりりずむ【ポリリズム】
異なるリズムや拍子が同時に進行する音楽技法で、複雑で多層的なリズム構造を生み出します。アフリカの民族音楽やジャズ、プログレッシブ・ロックなどで広く用いられています。
ボイトレにおいては、ポリリズムの理解と練習を通じて、リズム感や拍子感の強化が図れます。また、複雑なリズムパターンへの対応力を養うことで、表現力の幅を広げることができます。
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まとめ
ボイトレ用語辞典は行⑤「ほ」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回をお楽しみに!
あなたのボイトレ、歌唱、楽器演奏やダンスに関するスキルアップをNAYUTAS(ナユタス)町田校が応援します。