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ボイストレーニングコース

【ATSUSHI先生】ポピュラーボーカルと声楽の発声の違い|NAYUTAS武蔵小杉校

こんにちは~
NAYUTAS武蔵小杉校のATSUSHIです!

今日は「ポピュラーボーカルと声楽の発声の違い」についてお話ししていきます。
実はこの2つ、同じ“歌う”でも、目指す声の方向性や響かせ方がまったく違うんですよね。

◎声楽(クラシック)の発声

まず、**声楽(クラシック)**の発声は
「ホール全体に響かせる」ことを目的としています。

マイクを使わず、体ひとつで音を届けるため、
**咽頭共鳴(いんとうきょうめい)**を中心に声を響かせます。
咽頭共鳴とは、喉の奥から口の中の空間を広く保ち、深く豊かな響きを作る方法。
声に“厚み”や“重心”が生まれ、どっしりとしたクラシック特有の声質になります。

◎ポピュラーボーカル

一方、**ポピュラーボーカル**は
マイクを通して音を届けるスタイル

自然な言葉の発音やマイク乗りの良さを重視するため、
**鼻腔共鳴(びくうきょうめい)**を多く使います。
鼻腔共鳴は、鼻の奥や上あごの裏あたりに響かせることで、
声に“抜け感”や“明るさ”を与える響き方です。
軽やかで現代的なポップスの音色を作るために欠かせない要素なんですよね。


この2つの共鳴の違いを比べると
声楽では「後ろ奥方向に響きを広げる」
ポップスでは「前上方向に抜けさせる」というイメージになります。
声楽の響きが“丸く深い”のに対し、ポップスは“明るく通る”印象。

どちらも美しいのですが、マイクを使うポップスで咽頭共鳴を強くしすぎると、
こもったような声に聴こえてしまうこともあります。
逆に、鼻腔共鳴ばかり意識しすぎると、軽くて薄い声になってしまうこともあるのでバランスが大切です。

理想は、咽頭共鳴で声の芯を作り、鼻腔共鳴で抜けを加えること
曲によってこの2つの響きをどうブレンドするかが、
聴き心地の良いポピュラーボーカルにつながります。

あなたの声がどちらに寄っているかを知るためには、録音して聴くのが一番です。
「声が暗い」と感じたら鼻腔方向、「軽すぎる」と感じたら咽頭方向を意識してみましょう。

出来ているか分からない場合、レッスンを受けてみる事をおススメします!
どちらも使いこなせるようになると、
曲やジャンルに合わせて自在に声をコントロールできるようになりますよね。
自分の響きを知ることが、表現力アップの第一歩です!

ぜひ今日から意識して練習してみましょう!

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